
「ボカロ曲を作ってみたい!」と思ったとき、一番最初に悩むのが機材選びではないでしょうか。
パソコンは必要なのはわかるけど、他には何をそろえればいいの?
ネットで調べても情報が多すぎて、逆に迷ってしまう…
そんな方も多いと思います。
この記事では、ボカロP初心者が最初にそろえるべき7つの必須機材と作曲の中心となるDAWソフトの選び方をわかりやすく解説します。
ボカロPに必要なパソコンの選び方

ボカロ曲は作曲ソフト(DAW)やボカロソフト、プラグインを同時に動かすためCPUやメモリ性能が重要です。
- CPU:Intel Core i5以上(i7推奨)、AMD Ryzen 5以上
- メモリ:16GB以上(可能なら32GB)
- ストレージ:SSD 500GB以上(OSと音源で分けるのが理想)
- OS:Windows 11、macOS最新版
音楽制作はCPUとメモリの影響が大きいので、グラフィック性能よりも処理性能重視で選びましょう。
ノートPCとデスクトップを選ぶ基準
- ノートPC→持ち運びやすく省スペース。ただし同スペックならデスクトップより価格が高め。
- デスクトップPC→同価格でより高性能。拡張性が高く、長く使える。
モニタースピーカーの重要性と選び方

音のバランスを正確に確認できるため、制作にはモニター特性のスピーカーが欠かせません。
特に制作で使うのは「モニタースピーカー」と呼ばれる音の色付けが少ないタイプです。
- 部屋の広さに合うサイズ(6〜8畳なら5インチ以下)
- 価格は1万〜3万円台でOK
- 人気メーカー:YAMAHA、KRK、JBLなど
一般的なスピーカーやイヤホンは、低音や高音を強調して気持ちよく聴かせる設計になっています。
一方、モニタースピーカーは音をできるだけフラットに再生するため、ミックスの判断がしやすいのが特徴です。
モニターヘッドホンの活用法と選び方

「スピーカーはいらない?」と思う方もいるかもしれませんが、夜間作業やアパート住まいの方にはモニターヘッドホンが必須です。
防音環境がない場合でも正確な音を聴けるのでミックスの質が向上します。
- 音の色付けが少なく、細かな音まで確認できる
- 外部の音を遮断しやすく、集中して作業できる
- スピーカーで気づけないミスを拾える
- 密閉型と開放型の特徴を理解し、用途に合わせて選ぶ
- 初心者向け定番モデル:
Audio-Technica ATH-M40x、SONY MDR-7506、AKG K240
ボカロソフト(歌声の要)

ボカロ曲の“歌う部分”を担当するのがボーカロイド(VOCALOID)ソフトや、CeVIO、Synthesizer Vといった歌声合成ソフトです。
VOCALOID(初音ミク、鏡音リン・レンなど)
→ 歴史の長い定番ソフト
CeVIO AI(自然な歌声が特徴)
→ 可不(KAFU)などが有名。
Synthesizer V(リアルな表現力)
→ 花隈千冬、夏色花梨、小春六花、重音テトSVやなどが人気。
UTAU(無料で使える人気ソフト)
→ 大ヒット曲「イガク」で使われている重音テトが無料で使えます。
無料ながら音作り次第で有料ソフトに負けないクオリティを出せるのが魅力です。
- 好きな声質やキャラクターで選ぶ
- 自分の曲調に合う歌声を試聴してから購入
- 予算は1万円〜2万円台が多い
- 即購入・即インストール可能で初心者にも扱いやすい
- 最新バージョンをすぐ入手できる
- 無料ソフトも多く気軽に試せる
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MIDIキーボードで作曲効率アップ

必須ではありませんが、メロディやコードを直感的に入力できるため作業スピードが大幅にアップします。
- マウスだけの打ち込みより感覚的に演奏できる
- 和音やアルペジオを簡単に試せる
- 鍵盤が苦手でも、ドレミの位置さえ覚えればOK
- 25鍵:省スペース、持ち運びやすい
- 49鍵以上:両手で演奏したい人向け
- 初心者は25〜37鍵の小型モデルから始めるのがおすすめ
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オーディオインターフェイスの役割と選び方

パソコンのイヤホン端子や内蔵サウンドカードでも音は出せます。
ですが、音質・安定性・作業効率を考えるとオーディオインターフェイスはあったほうが圧倒的に快適です。
- パソコンと楽器(MIDIキーボード、エレキギター)、スピーカー、ヘッドホンを接続する
- 高音質で音を再生&録音できる
- ヘッドホンやスピーカーの音を正確に出力
- マイクを接続して生録音も可能(歌ってみたや生音取り込みに便利)
- 音の遅延(レイテンシー)を減らす
- USB接続が一般的で初心者向き
- 入力端子の数(マイクや楽器を何本つなぐか)で選ぶ
- Steinberg UR22C
- Focusrite Scarlett 2i2
- MOTU M2
DAW(作曲ソフト)

DAW(Digital Audio Workstation)は、音楽制作のためのソフトウェア全般を指します。
ボカロ曲制作では、メロディ・コードの入力、打ち込み、エフェクト処理、ミックス・マスタリングなど、すべての作業をDAW内で行います。
Cubase(キューベース)
→ ボカロPやプロの作曲家に人気の老舗DAW。多機能で拡張性が高い。
FL Studio
→ 初心者にも扱いやすいインターフェースで有名。
Logic Pro(Mac専用)
→ Apple純正で高性能。Macユーザーの定番。
Studio One
→ 操作性に優れ、最近人気急上昇中。
初心者の方には特にCubase(キューベース)がおすすめです。
理由はユーザー数が多いため、わからないことがあっても解説ブログやYouTube動画が豊富にあり、学習しやすいからです。
操作に戸惑っても情報が多いので安心して使い始められます。
DAWは曲全体の制作を行うソフト
→ 音源の管理、編曲、編集など
ボカロソフトは「歌声」を作るための専門ソフト
→ VOCALOIDエディターやUTAUなど
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機材は少しずつ揃えればOK
すべてを一度に揃える必要はありません。
最低限は「パソコン+ヘッドホン+ボカロソフト」でスタートし、慣れてきたらスピーカー、MIDIキーボード、オーディオインターフェイス、DAWへと段階的に拡張しましょう。
まとめ
- ボカロP入門には「パソコン」「モニタースピーカー」「モニターヘッドホン」「ボカロソフト(VOCALOIDやUTAU)」「MIDIキーボード」「オーディオインターフェイス」「DAWソフト」の7つが基本
- パソコンはCPUとメモリを重視し、ノートかデスクトップを用途で選ぶ
- モニター機材は音の色付けが少ないものを選ぼう
- ボカロソフトは無料のUTAUから有料のVOCALOIDまで、声質や用途で選択可能
- DAWはCubaseが初心者に特におすすめ
- 機材は必要に応じて段階的に揃えるのが負担が少なく続けやすい
機材は少しずつそろえてOK
「全部そろえるとお金がかかりそう…」と思う方もいるでしょう。
実際、最低限始めるだけならPC+ヘッドホン+ボカロソフトの3つでスタート可能です。











