LUNA 2.0レビュー|無料なのに高性能!他社DAWユーザーにもおすすめの理由


Universal Audio(UAD)が手がけるDAW「LUNA」が、ついに 2.0 へアップデートしました!

まだ「LUNAって聞いたことはあるけど…」という方も多いと思いますが、ひとことで言うと、「無料でも手軽に使えるDAW」です。

作曲、レコーディング、ライブ、セッション、ポッドキャストまで、音楽に関するあらゆることが気軽に音楽制作できるのがLUNAの魅力。

結論!!こんな方におすすめ↓↓↓

  • UAD製品がとにかく好きな
  • ラジオやポッドキャストなど、音声収録をメインに使いたい
  • Cubaseなどの有料DAWだと機能を持て余してしまう
  • 弾き語りやデモ音源の制作を中心に使いたい
  • 他のDAWソフトと使い分けたい(例、打ち込みはCubase、音声編集はLUNA)

この記事では、そんなLUNA 2.0の注目ポイントを初心者の方にもわかりやすく紹介していきます!




無料版LUNA2.0の特徴


 基本機能から見ていきましょう

  • 無料で使える
  • トラック数は無制限!
  • VST / ARA対応
  • シンセ音源も付属で曲作りOK
  • UA製インターフェースとの連携がスムーズ

しかも、上位版の「LUNA Pro」には30日間の無料体験版もあります。

無料の範囲でも十分使えますがProにするとさらに本格的に制作ができます!

LUNA 2.0 公式はこちら

LUNA2.0の注目機能は2つあります!

1.AIアシスタントが優秀すぎる!

最近、AIというと「AIが歌詞も伴奏も生成して作るんでしょ?」と思う方も多いですが、LUNAのAIはあくまでサポート役。

AIが勝手に曲を作るのではなく、人間の音楽制作を助けてくれる存在です。

まるで「気の利くアシスタント」が横にいるような感覚!

機能①トラックの自動色分け

音声ファイルを読み込むと、自動でトラックを色分けしてくれます。

しかも、楽器の種類を判別して色を変えてくれるんです。

「色分けしたほうが整理しやすいけど、毎回めんどくさい…」という人には最高の機能。

設定で自分好みに変えることもできます。

Cubaseの場合、トラックの色分けは手作業になります。

その点、LUNAのように自動で色を振り分けてくれるのは本当にありがたいですね。

色がついていると画面が見やすくて、どのトラックがどの音かもすぐにわかります。

機能②テンポ検出も自動!

ギターのフレーズをポンと録音するだけで、LUNAが自動でBPM(テンポ)を判定してくれます。

「思いついたけどテンポわからん!」というときに超便利。

自分で弾いた演奏でも、サンプル音源でも役に立つ機能です。

特に、クリックを流さずに「なんとなく弾いてたら、思いがけずいいフレーズができた!」というときに大活躍します。

機能③声で操作できる

なんとLUNAには音声操作機能まで搭載!

「Hey LUNA, Start Recording」と話しかけるだけで録音がスタートします。

手を使わずに演奏ポジションのままRecできるのは革命的ですね。

楽器を弾きながら録音していると、手がふさがっていることが多いですよね。

そんなときに声で操作できるのは、本当に便利です。

※この機能はApple Silicon対応のみ。

2.Apollo / Voltとの連携が超スムーズ!

UAD製オーディオインターフェース「Apollo」「Volt」との連携も進化。

これにより、自宅がそのまま「プロ仕様スタジオ」に早変わりします。

例えばApolloなら、LUNA上からプリアンプの設定を直接操作可能。

さらに今回のアップデートで、Volt 876との連携が強化されています。

  • VoltプリアンプのゲインをLUNA上で調整可能
  • トークバック機能のON/OFF
  • Voltの設定をプロジェクトと一緒に保存可能

つまり、LUNA+Voltの組み合わせだけで、レコーディング・ミックス・モニタリングまで完結!

LUNA Proでできること


 無料版でも十分すごいですがPro版にするとさらにパワーアップ!

 主な追加内容

  • UA製プラグインが付属
  • Melodyne Essential(ピッチ補正ツール)搭載
  • DynAssist Lite, CHORDAxe Liteが使える
  • 外部アウトボードを“プラグイン感覚”で扱えるHardware Insert機能

つまり、Proにすれば「無料で使えるDAW」が「本格プロDAW」に進化します!

補足

 DAWは使い分けることで作業効率がぐっとアップ

たとえば、こんな感じです

  • 打ち込みは Cubase
  • ミックスやマスタリングも Cubase
  • 声の編集(動画用の音声・ラジオ・ポッドキャストなど)は LUNA
  • リミックス制作も LUNA
  • 効果音やサンプル音源の録音も LUNA

このように用途ごとに分けておくと、フォルダ内の整理整頓もしやすくなって、とても便利ですよ。

とくに LUNA2.0は無料版でも使えるので、気軽にガンガン使ってOKです!

LUNA 2.0 公式はこちら

LUNA 2.0のデメリット


 日本語の解説動画やサイトが少ない

筆者は普段、メインでCubase(キューベース)を使用しています。

Cubaseを選んだ一番の理由は、「日本人ユーザーが多く、解説動画やサイトが圧倒的に充実している」からです。

わからないことがあっても、検索すればすぐに情報が見つかる環境が整っています。

しかし、LUNA 2.0はCubaseと比べると日本語の情報がまだまだ少ないのが現状です。

ネットで調べても、LUNAを詳しく扱っている日本語サイトやチュートリアル動画は限られています。

これはLogic ProやStudio Oneと比べても同様で、LUNA 2.0に関しては情報の少なさがデメリットだと感じました。

そのため、「使い分けが大切」だと思います。

  • 打ち込みや細かい編集など、複雑な作業をするとき → Cubase
  • 録音や直感的な操作を重視するとき → LUNA

このように、用途によって併用するのが現実的です。

また、公式のYouTubeチャンネルには日本語字幕機能や翻訳機能がありますが、まだ物足りない印象でした。

まとめ

 LUNA2.0は使いやすくて音がいい万能DAW!

LUNA2.0は、直感的に使える設計とアナログ感あるサウンドが魅力のDAWです。

特に以下の点が優れています

 主な特徴・便利なポイント

  • 無料とは思えない高音質設計(UADのノウハウを継承)
  • オーディオ編集がスムーズ(音声やナレーション編集にも最適)
  • レコーディング時の低レイテンシー性能
  • アナログモデリングプラグインが充実
  • 操作がシンプルで初心者にもやさしい

 こんな人におすすめ!

  • UAD製品・プラグインが好き
  • 声の録音(ラジオ・ポッドキャストなど)を中心に使う
  • 有料DAWを持て余している
  • 弾き語りやデモ音源づくりをメインにしたい方

LUNA2.0は、無料で気軽に始められるDAWです。

無料でここまで本格的に使えるソフトは珍しいので、ぜひ一度試してみてください。

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