
最近は、マルチエフェクターに“オーディオインターフェース機能”を搭載したモデルが増えてきました。
これがめちゃくちゃ便利で、マルチエフェクター1台で「エフェクター・アンプ・オーディオIF」が全部そろうので、宅録のハードルが一気に下がります。
機材をいろいろ買い足さなくても、USBでPCにつなぐだけでレコーディングができるので、
- 「これからDTMを始めたい」
- 「ギターの録音環境を安く整えたい」
という人にはぴったりの選択肢です。
この記事では、オーディオインターフェース機能付きの主要マルチエフェクターをまとめて紹介し、特徴や選び方をわかりやすく解説していきます。
オーディオインターフェース機能付きの主要マルチエフェクターはどんな人に向いている?
こんな人に向いている
・ギター録音をこれから始めたい初心者
→ オーディオIFとマルチを別々に買わなくてOK。USBにつなぐだけで録音できる。
・自宅での練習〜SNS投稿まで1台で完結したい人
→ アンプ不要で夜でも小音量練習でき、ライン録音で即アップできる。
・ライブと宅録の両方に使いたい人
→ 音作りを1台にまとめられるので、持ち運びもセットアップも楽。
・予算を抑えつつ「いい音」で録りたい人
→ 低価格モデルでも最近はアンプシムが優秀で、十分クオリティの高い音が録れる。
メリット
- 機材が最小限で済む(オーディオIF不要)
- PC・スマホとUSB接続するだけで録音開始
- アンプシム+IRで“完成された音”をそのまま録音できる
- 持ち運びしやすく、ライブでも活躍
- コスパが良いモデルが多い
注意点
- 高級オーディオIFのような超高音質とは違う場合もある
- 同時入力数は少なめ(ギター1本録り向け)
- UIがモデルによって扱いやすさが大きく変わる
- 「音が好みじゃない」問題がたまに起きる
おすすめはZOOMです
マルチエフェクターとしての使用はもちろん、オーディオインターフェースとしてDAWで録音したい場合にもバランスが取れています。
逆に、音質だけを追求して高額な機材を導入するのはあまりおすすめできません。
なぜなら、予算を大きくかけるのであれば、ロードボックス+実機アンプなど、別の選択肢もあるからです。
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マルチエフェクターを選ぶときの6つのポイント
1. 音質(アンプシュミのクオリティ)
今のマルチはアンプシミュレーターの質が大きく違います。
低価格帯は「使える音」、中~上位は「本物っぽいリアルな質感」まで再現できます。
- サウンド重視 → HX Stomp / Ampero / GE300
- コスパ重視 → G2 FOUR / MG-300
迷ったら、まずは IR対応しているか を基準にすると失敗が少ないです。
2. 入出力の充実さ(インターフェース部分)
宅録目的なら最低限この2つはチェック。
- USBオーディオIF対応(必須)
- ヘッドホン端子(夜の練習で便利)
できれば、
- AUX IN(スマホと合わせて練習)
- MIDI IN/OUT(高度な運用)
これらがあると使い勝手が大幅に上がります。
3. IR(キャビネット)対応の有無
今の宅録クオリティを決めるのは IRの精度。
IR対応モデルなら、アンプ音がグッと本物に近づきます。
- IRあり → 音がリアルで録音向け
- IRなし → 価格は安いが「完成度の高い音」は少し弱い
宅録メインなら IR対応はほぼ必須 と考えてOK。
4. 操作性(液晶・ノブ・フットスイッチ)
ここ、地味に超重要。
- 画面が大きい → 音作りしやすい
- エフェクトのつまみが独立している → 初心者でも迷わない
- フットスイッチが多い → ライブ運用しやすい
視認性や操作性が不安なら、コンパクトサイズではなくボードタイプを選びましょう。
5. 価格帯
ざっくり分けるとこうなります。
- 1〜2万円台: とにかく安く始めたい初心者
- 3〜6万円台: 宅録+ライブで使いたい人
- 7万円〜: 音質にこだわる中級〜上級者
まずは“用途と予算”を決めて、その中で機種を絞っていくと失敗しません。
6.サイズ(大きさ)
持ち運びや使う場所を考えると、マルチエフェクターの“大きさ”は意外と重要です。
たとえば ZOOM MS-80IR Plus はコンパクトエフェクターと同じサイズで、リュックにもすっぽり入るし、机の上に置いても全然じゃまになりません。
一方でHEADRUSH Flex Primeは音の評判こそ抜群ですが、サイズはかなり大きめ。
自宅に置くと場所をとり、持ち運ぶのも正直大変です。
【比較】オーディオIF搭載の主要モデル一覧
低価格帯(1〜2万円台)
- ZOOM G2 FOUR
- ZOOM MS-80IR Plus
- NUX MG-300
- MOOER GE200
ミドルクラス(3〜6万円)
- BOSS GT-1
- BOSS GX-10
- NUX MG-30
- HOTONE AMPERO / AMPERO ONE
- POD Express シリーズ
上位クラス(7万円〜)
- Line 6 HX Stomp
- MOOER GE300
- HEADRUSH Flex Prime
プロファイル系
- Kemper Profiler Player
人気モデルをレビュー
ZOOM G2 FOUR
低価格ながらIR対応、最新アルゴリズムを搭載し、宅録に必要な要素がしっかり詰まった1台。操作も直感的で、PCにつなげばすぐ録音できる気軽さが魅力です。「とりあえず1台ほしい」初心者に最も勧めやすいモデル。
ZOOM MS-80IR Plus
コンパクトで省スペースながら、IR対応&多彩なエフェクトが詰め込まれた万能ミニマルマルチ。ボードに組んだまま録音する人にも向いていて「小さいけど音はしっかり作りたい」タイプにピッタリ。
BOSS GT-1
軽量・コンパクトで持ち運びが抜群。COSM音源で安定した音質が得られ、初心者〜中級者まで幅広くカバー。PC接続での録音もスムーズで、ライブと宅録の両立に強い1台。
BOSS GX-10
GT-1をよりモダンに進化させた新世代モデル。操作性やUIが大きく改善されており、ギター初心者でも扱いやすい。価格に対して機能のバランスが良く、最初の1台として非常に現実的。
Line 6 HX Stomp
プロでも使うハイエンド音質。Helixシリーズの音をそのまま小型筐体で扱えるのが最大の魅力。録音はもちろん、ライブボードに組んでも最強クラス。USBオーディオIFとしても優秀。
POD Express シリーズ
シンプル操作&小型設計で“とりあえず良い音で録りたい”人向け。必要な部分だけを凝縮した構成で、初心者にも扱いやすい。Helix譲りのサウンドがこの価格で手に入るのはコスパ良すぎ。
NUX MG-300 / MG-30
価格以上の音質と操作性で人気のシリーズ。MG-300は入門用、MG-30はミドルクラスでIRやUIが大幅強化。どちらもUSB接続の録音が快適で、コスパ重視の人に強くおすすめ。
HOTONE AMPERO / AMPERO ONE
モダンUI・タッチ操作・美しいアンプサウンドで、宅録向けとして高評価。エフェクト数も豊富で、音の作り込みがしやすいタイプ。デザインや画面の見やすさを重視する人に最適。
MOOER GE200 / GE300
GE200は価格帯で優秀なベーシックモデル、GE300はプロレベルのハイエンド。どちらもIR対応で録音性能が高く、倍音のリアルさに定評あり。音作りにこだわりたい人に。
Kemper Profiler Player
Kemperの“本物アンプをプロファイルした音”を小型筐体で扱える夢の1台。USB接続での録音も圧倒的クオリティ。プロのアンプ音をそのまま宅録に持ち込みたい人向け。
HEADRUSH Flex Prime
大型タッチディスプレイが超快適で、直感的に音作りができるハイエンド寄りモデル。録音、ライブ、練習のすべてを1台でこなせる万能マシン。視覚的に操作したいタイプにおすすめ。
初心者におすすめの3選
①ZOOM G2 FOUR
- 価格が安く手を出しやすい
- IR対応で音質が十分
- 録音までの流れがとにかく簡単
→ 初めての1台で失敗しない“最強初心者モデル”
②BOSS GX-1
- 操作しやすく、音作りが分かりやすい
- ライブ・宅録のどちらも使える万能型
→ 長く使いたい初心者にベスト
③NUX MG-300
- コスパの鬼
- IR対応、操作も簡単
→ 予算を抑えたいけどクオリティもほしい人向け
高額マルチでも“万能”ではない理由
オーディオインターフェース機能付きマルチエフェクターは、あくまで「ついでに DAW で録音もできる便利な機材」くらいで考えておくのがちょうどいいです。
もちろん高額モデルは音も良いですが、サイズが大きかったり、取り回しにデメリットがある場合もあります。
ちなみに筆者は、本気で音を作り込むなら、ロードボックス+アンプ派です。
マルチは便利だけど、最終的な好みはやっぱりそこに落ち着きます。
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まとめ
オーディオインターフェース機能を搭載したマルチエフェクターは、音作りから録音までを1台で完結できる“最強の宅録ツール”です。
価格帯や操作性はモデルによって違いますが、どれも自宅レコーディングには十分すぎる性能を持っています。
これからギター録音を始める人は、まずは1台マルチを持っておくと「できること」が一気に広がるのでおすすめ。
自分の予算と用途に合わせて、最初の1台を選んでみてください。













