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【DTM エレキギターメタルサウンドMIX入門編】METAL-GTXで重要な4つのポイント|無料ギター打ち込みプラグイン
この記事では、メタルギターの特化したプラグイン「METAL-GTX」のMIXについて解説してます。
前回の記事ではMETAL-GTXを使ってダウンピッキングとブリッジミュートの打ち込みを解説したので合わせて見てもらうとより参考になると思います。

【DTMギター打ち込み入門編】METAL-GTXの使い方!!キースイッチでダウンピッキングとブリッジミュートを演奏してみよう!!
この記事では、無料で使えるプラグインMETAL-GTXの使い方について紹介します。
今回は、入門編ということでブリッジミュートでズンズン鳴らせる方法についてまとめてます。
2024-05-08 12:28

けいいち
METAL-GTXのほかに別のプラグインで打ち込んだギターの音源、実際にギターを弾いてレコーディングした場合も同じ方法でMIXできます。
動画でも解説してます↓↓↓
MIXで使用するプラグイン
MIXで使用するプラグインを紹介します。
- BIAS FX
- Studio EQ
- Two Notes Wall of Sound
この3つです。
では、それぞれについて解説します。
METAL-GTXにはアンプシュミレーターがないので別に用意する必要があります。
なので、持っているBIAS FXを使います。
BIAS FXではなく別のアンプシュミレーターのプラグインでもいいです。
Studio EQ
Studio EQはCubaseの純正プラグインです。
ほかのパートと干渉しないようにEQを調整するために使います。
Two Notes Wall of Sound
Two Notes Wall of Soundは、エレキギター用のプラグインでキャビットとマイクに特化したプラグインです。
キャビネットとマイクはOFFにしてリバーブのみを使います。
使い理由は、沼にハマりにくいからです。
プラグインをONにしてリバーブの種類と掛かる深さを調整するだけで工程が少ないです。
エレキギターに特化してるだけあって自然な感じがしてお気に入りです。
https://www.electroharmonix.co.jp/twonotes/torpedo-wall-of-sound.html
MIXのポイント

- GAINは抑える(クランチよりやや歪んでるくらい)
- LRに振る
- タイミングをズラす
- EQ処理
この4つです。
GAINは抑える
ギターの音作りはプリセットから選ぶんですけど、GAINだけは調整します。
既存のGAINだと歪みが強いのでGAINを抑えてクランチよりやや歪んでるくらいにします。
歪みを抑える理由は、歪みが強いと音の輪郭がハッキリしないからです。
LRに振る
立体感があるリズムギターをするためにLRに振ります。
LRのトラックを用意するんですけど、トラックをコピペするか音のみを書き出す方法があります。
それぞれメリットとデメリットがあるんですけど、、、
トラックをコピペの場合のメリットは修正ができる。デメリットは重くなる。
書き出した場合のメリットは、動作が軽い。デメリットは修正箇所があっても修正できない。
タイミングをズラす
LRに振り分けても音が出るタイミング同じなので音の立体感がありません。
なので、タイミングをズラさないといけません。
Cubaseだと調整できるので片側を-10~30msにします。
音を遅らせたので広がりが出て音に立体感ができます。
EQ処理
他のパートと干渉しないためにEQ処理します。
例えば、低域はBassとKICKと被らないようにするために低音をカットします。
あと、高域も本当はカットするんですけど、最近はやかましいほうが好きなので処理しないほうが多いです。
ちなみにプリセットのRockGuitarを選んで3番と4番の音域をオフにすることが多いです。
まとめ
今回は、「METAL-GTX」のMIXについて解説しました。
特に重要なのが、、、
- GAINを抑える(クランチよりやや歪むくらい)
- 音の立体感を出すためにLRに振り分けてタイミングをズラす
この2つです。
別のプラグインで打ち込んだギターの音源、実際にギターを弾いてレコーディングした場合も同じ方法でMIXできるので興味がある方は、参考にしてみてはいかがでしょうか?