枯葉進行を初心者向けに徹底分析|コード進行の仕組みと4つの特徴を解説

  • 「枯葉コードって、どういう仕組みのコード進行なの?」
  • 「初心者でも使いやすいお洒落なコード進行を知りたい」

そんな疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。

枯葉コードは、ジャズの定番曲として知られる「Autumn Leaves(枯葉)」で使われているコード進行です。

名前だけ聞くと難しそうに感じますが、実は流れがとても分かりやすく、初心者の練習にも最適なコード進行なんです。

この記事では・・・

  • 枯葉コードの基本的なコード進行
  • 初心者が押さえておきたい4つの特徴

これらを、できるだけ噛み砕いて解説していきます。

読み終わるころには・・・

「なるほど、こういう仕組みだったのか!」

と理解できるはずですよ。




枯葉コードとは

 枯葉コードとは、シャンソンの名曲「Autumn Leaves(枯葉)」で使われている代表的なコード進行のことです

一般的に、以下の進行を指します。

Cm7 → F7 → B♭M7 → E♭M7 → Am7(♭5)→ D7 → Gm7

すべてセブンスコードで構成されているため、初心者の方には少し複雑に見えるかもしれません。

しかし、この進行は・・・

  • ジャズの定番パターンが詰まっている
  • ルールに沿ったとても素直な流れ

という理由から、ジャズの練習曲としてよく使われています。

「セブンスコードに慣れる練習」だと思って、ぜひチャレンジしてみてください。

枯葉コードの4つの特徴

 枯葉コードには、覚えておきたい大きな特徴が4つあります
  1. B♭メジャー/Gマイナーがキー
  2. ルート音が5度ずつ下がっていく
  3. ドミナントモーションを使っている
  4. Ⅱ→Ⅴ→Ⅰ進行が含まれている

順番に見ていきましょう。

① B♭メジャー/Gマイナーがキーになっている

 「Autumn Leaves(枯葉)」のキーはB♭メジャーキー、もしくはGマイナーキーです

譜面には♭が2つ付いており、メジャースケールとして見るとB♭メジャーになります。

ただし、曲全体の雰囲気は少し暗く、落ち着いた印象なので、実際にはGマイナーキーとして捉えられることが多いです。

B♭メジャーとGマイナーは、以下のように同じダイアトニックコードを共有しています。

・B♭メジャー
B♭ / Cm / Dm / E♭ / F / Gm / Am(♭5)

・Gマイナー
Gm / Am(♭5)/ B♭ / Cm / Dm / E♭ / F

また、枯葉コードは最後がGm7で終わるため、Gマイナーキーと考えるのが自然でしょう。

ディグリーネーム 2-5-1-4-7-3-6

② ルート音が5度ずつ下に降りている

 枯葉コードの大きな特徴のひとつが、コードのルート音が5度ずつ下がっていくことです

枯葉コードのルート音だけを並べると、次のようになります。

C → F → B♭ → E♭ → A → D → G

たとえば・・・

  • CからF
  • FからB♭

どちらも音が5つ分下に移動しています。

この「5度進行」は・・・

  • とても自然
  • 耳に馴染みやすい

という特徴があり、ジャズでは頻繁に使われます。

セブンスコードや♭が多くて混乱する場合は、まずはルート音の流れだけ覚えるのがおすすめです。

③ ドミナントモーションを使っている

 枯葉コードでは、ドミナントモーションが効果的に使われています

ドミナントモーションとは、

「不安定なコード(Ⅴ)が安定したコード(Ⅰ)へ進もうとする動きのことです。」

枯葉コードの中では、次の2か所が該当します。

  • F7 → B♭M7
  • D7 → Gm7

どちらも、

  • Ⅴ → Ⅰ

という関係になっており、「不安定 → 安定」という気持ちいい流れが生まれています。

枯葉コードが・・・

  • 少し切ない
  • でも落ち着く

と感じられるのは、このドミナントモーションのおかげです。

④ Ⅱ→Ⅴ→Ⅰ進行が使われている

 枯葉コードには、ジャズの王道であるⅡ→Ⅴ→Ⅰ進行も含まれています

基本形は以下の通りです。

  • Ⅱm7 → Ⅴ7 → ⅠM7

これは、

  • サブドミナント
  • ドミナント
  • トニック

という、機能がはっきりした流れになっています。

枯葉コードでは、次の2か所がⅡ→Ⅴ→Ⅰ進行です。

  • Cm7 → F7 → B♭M7
  • Am7(♭5)→ D7 → Gm7

この進行は、曲の冒頭や途中で一気に引き込む力があるため、ジャズでは特に多用されます。

まとめ

 枯葉コードは、ジャズの基礎がギュッと詰まった定番コード進行です
  • 5度進行による自然な流れ
  • ドミナントモーションの安定感
  • Ⅱ→Ⅴ→Ⅰ進行の王道感

など、音楽理論を学ぶうえで重要な要素が揃っています。

一見難しそうに見えますが、仕組みを理解すればとても合理的で覚えやすい進行です。

今回紹介した4つの特徴を意識しながら、ぜひ実際に弾いて、耳で確かめてみてください。

きっと「おしゃれなコード進行」がグッと身近に感じられるようになりますよ。

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