作曲だけじゃダメ?DTM初心者が知るべきミキシングとの違いを解説


「作曲は得意だけど、ミックスになると途端に音が濁る」

「完成してもプロっぽく聴こえない」

そんな悩みはありませんか?

実はその原因、多くの場合は“ミキシングの基礎”を理解していないことにあります。

ミキシングを理解すると、音選びの段階で・・・

  • 「どの音を使えばいいか」
  • 「どこを削ればいいか」

といった判断が自然にできるようになります。

つまり、ミキシングの知識は作曲力そのものを底上げする武器になるのです。

この記事では、ミキシングを構成する3つの要素・・・

  • 音量(ボリューム)
  • 周波数(帯域)
  • 定位(広がり)

これらを初心者にもわかりやすく解説します。

これを読めば、あなたの曲は今よりもずっとクリアで立体的なサウンドに生まれ変わります。




ミキシングを理解すると作曲が変わる

 音選びの段階で正しい判断ができるようになります

結果として、完成した楽曲の音がクリアで聴きやすくなるんです。

ではそもそも、ミキシングとは何か?

一言で言うと、「音同士のバランスを整える作業」です。

バランスといっても、主に次の3つの視点があります。

  • 音量(ボリューム)
  • 周波数(音の高さの帯域)
  • 定位(音の位置・広がり)

この3つを理解することで、音の世界が一気に広がります。

ここからは、それぞれを分かりやすく解説していきます。

音量バランスとは?


 各パート(ドラム・メロディ・ベースなど)の主役の音を基準に音量を調整すること 

たとえばドラムの中でも「キック」を基準にして、「他のスネアやハイハットの音量を合わせていく」という感じですね。

ポイントは次の2つ。

  • 小さい音から少しずつ上げて、ちょうど良い位置で止める
  • 各パートに「基準の音」を1つ決めておく

ドラムならキック、ベースなら一番低いサブベースなど。

この基準を決めておくと、全体のまとまりが一気に良くなります。

周波数バランスとは?


 周波数は音の高さを数値化したもの

人間の可聴範囲はおよそ「20Hz〜20kHz」と言われています

曲作りでは、この「どの帯域がどのくらい鳴っているか?」を把握するのが重要です。
なぜなら、同じ帯域の音が重なると濁って聞こえるからです。

 対策方法

1.オクターブを変える
→ぶつかっている音の片方を1オクターブ上げる・下げるだけで、衝突を避けられます。EQを使わなくても、これだけでクリアになることもあります。

2.EQで削る(または持ち上げる)
→Logic Proなら「Channel EQ」や「Multimeter」、Cubaseなら「StudioEQ」などを使って、重なっている帯域を確認します。もし同じ200Hz付近でぶつかっているなら、どちらかを少し削るだけでスッキリします。

定位とは?


 定位=ステレオの広がり 

これは、音の左右の位置や広がりを指します。

例えばバンドサウンドだと、「ボーカル、ドラムのスネアとキック、ベースはセンター、ギターとピアノは左右にパンニング」といった配置になっています。

他のジャンル、EDMの場合も考え方は同じでメインメロディやベースは中央にパッドやシンセコードは左右に広げると立体感が出ます。

 具体的な方法

1.パンを調整する
→音を左右の位置を調整します。「右寄り」「左寄り」など微妙にずらすだけでも印象が大きく変わります。

2.音を広げるプラグインを使う
→無料プラグイン「bx_shredspread」などを使うと、音の広がりを自然にコントロールできます。

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2025-10-28 21:24

まとめ

 ミキシングを理解すると作曲力が上がる

ミキシングとは、音量・周波数・定位の3つの視点から音のバランスを整える作業です。

  1. 音量 → 小さい音から徐々に上げ、基準を決めて調整
  2. 周波数 → オクターブを変える or EQで整理
  3. 定位 → パン操作や広がり系プラグインで立体感を出す

この3つを意識して作業するだけで、曲全体のクオリティが驚くほど上がります。

最初は難しく感じるかもしれませんが、繰り返し意識していくことで必ず耳が育ちます。

ぜひ今日の内容を参考に、あなたの楽曲をワンランク上のサウンドに仕上げてみてください!

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