【保存版】DTMで早く作曲する方法5選|テンプレ・AI・定番パターンで時短

音楽制作をしていると・・・

  • 「1曲作るのにめちゃくちゃ時間がかかる…」
  • 「途中で手が止まって全然進まない…」

そんな悩み、ありませんか?

筆者も昔は、1曲仕上げるのに何日もかかってしまったり、「アイデアが浮かばなくて同じところをグルグル…」なんてことがよくありました。

でも、ある時から「作業スピードを上げるコツ」を意識するようになって、今ではスムーズに曲を仕上げられるようになったんです。

今回の記事では「DTMで音楽制作を爆速化する5つの方法」を紹介します!

これを読めば・・・

  • 無駄な時間を減らしてすぐ制作に入れるようになる
  • アイデアが出ないときの“詰まり”を防げる
  • 効率よくクオリティの高い曲を作れる

そんな“スピードアップ体質”に変わるはずです!

それではさっそく、作業効率を上げる実践テクを見ていきましょう!




1. テンプレートを作って一瞬で作業開始!


 テンプレートがあると時短

筆者の場合、DAW(Cubase)を開いた瞬間から、普段使うトラックがすでに全部立ち上がってる状態にしてます。

ドラム・ベース・ギター・オーディオ系など、毎回ゼロから追加するのは正直時間のムダ!

テンプレートを作っておけば、開いた瞬間に作業スタートできるんです。

作り方は簡単で、使いたいトラックを全部立ち上げた状態で「ファイル → テンプレートとして保存」をクリックするだけ。

さらに、各トラックのプリセット(ドラム音源・ギターアンプ設定など)も最初から読み込んでおくと、よりスムーズに制作に入れます。

筆者のテンプレート

 お気に入りのプラグインと設定

・ベース:Modo Bass
→EQとサイドチェーン(キックとコンプレッサー)が終わっている状態

・ドラム:Addictive Drums 2
→スネア、キックはパラアウト(単体で調整できる設定)にしてEQで簡単なミックスが終わってる状態にしてます

・リズム
→4つ打ち、8ビート、16ビートが打ち込んでるトラックがある

・ボーカルメロディ
→ HALion Sonic SEのピアノ(YAMAHA)

・その他
→コードアシスタント機能

テンプレートの作成手順

  • 保存する設定を準備する
  • 左上のファイルを選択
  • 「テンプレートとして保存」を選択
  • 名前をつけてOKを選択
  • その他からテンプレートを選択

▼左上のファイルを選択→「テンプレートとして保存」を選択

▼「テンプレートとして保存」を選択

▼その他からテンプレートを選択

▼一気に立ち上がります

使用するプラグインが多すぎると、プロジェクトの立ち上がりが遅くなったり、動作が重くなってしまいます。テンプレートは“最小限”でOK!本当に必要なプラグインだけを入れておくのがポイントです。

2. 曲の「雰囲気」を先にざっくり決めておく!

 曲をある程度決めておく

何も決まってない状態から作り始めると、メロディ作り・コード進行決め・構成を考えるだけで時間がどんどん過ぎていきます。

なので僕は、作り始める前に・・・

  • 今回は明るめの6/8拍子で
  • Aメロは静かめ、Bメロで盛り上げてサビで開放感

このように、ざっくり方向性を決めておくようにしています。

そうするだけで、制作スピードが本当に全然違います!

3. メロディをストックしておく!

 備えあれば憂いなし

ふと浮かんだメロディって、その瞬間逃すと二度と出てこないことありますよね。

なので鼻歌でも思いついたらすぐにスマホのボイスメモに録音しています。

メロディのストックが増えると、「次の曲はこのフレーズをモチーフにしてみよう」みたいにアイデア出しがめっちゃ楽になります。

しかも、そういう「ふと出てきたメロディ」って、意外と名フレーズが多いんです。

なのでぜひ、どんどん録音して貯めておくのがおすすめです!

ネタ帳を作ろう

芸人さんには“ネタ帳”があって、日常の中で思いついた面白いことを常にメモしているそうです。

音楽制作でも、この“ネタ帳”の考え方はめちゃくちゃ役立ちます!

すぐに曲作りができるように、メロディ・構成・コード進行・歌詞などを思いついたときにメモしておく習慣をつけましょう。

スマホのボイスレコーダーに鼻歌やフレーズを録音しておくのもおすすめです。

4. 定番パターンを使って迷わず進める!

 行き着くのは、やっぱり定番パターン

作業中に「うーん…どうしようかな…」って手が止まることありますよね。

そんな時は、迷わず“定番”を使いましょう!

ドラム・ベース・ピアノ・ギターなど、よく使う定番パターンをとりあえず配置しておくだけでOK。

DTMの良いところは、あとからいくらでも修正できることです。

迷った時は、とりあえずドラムの定番ビートやベースラインを入れて、一旦先に進めちゃいます。

「止まらずに進む」ことが、結果的に一番の時短になります!

定番パターンとは

・ドラムのリズムパターン
→4ビート、8ビート、16ビート

・ベース
→ルート音で刻む

・コード進行
→王道進行、小室進行、丸サ進行、カノン進行など

・ボーカルのハモリ
→3度、5度

5. AIツールを使って一気に時短!

 AIは恥ではない。最強の時短ツール

最近はAIの進化が本当にすごくて、マスタリングならOzone、ボーカルミックスならNectarは物凄くレベルが上がってます。

マスタリングをOzoneに任せるだけでも、かなりの時間短縮になります。

他にもAIが自動で音を整えてくれるツールもあるので、どんどん活用していきましょう。

自分で全部ミックスするのも楽しいですが、AIをうまく使えば「クオリティを落とさずに時短」が可能です!

数時間かかっていた作業が、わずか10数秒で完了します。

値段だけ見ると正直高く感じますが、「優秀なエンジニアを無限に雇える」と思えば、むしろ安い買い物です。

歌詞の相談ならChatGPTがおすすめ

筆者は、歌詞の言葉の表現や深く考えたいときに、ChatGPTに相談しています。

AIって堅苦しいイメージがありますが、思った以上に気軽に何でも相談できる“友達”みたいな存在です。

しかも知識量がすごい!

自分の目線だけでなく、客観的に見ても同じ意味として通じるか確認できるので、とても優秀です。

歌詞以外にも音楽制作全般やMV、イラストのアイデア相談にも使えるので、本当に便利です。

しかも無料プランでも十分使えるので、まずは試してみるのがおすすめです。

まとめ

 作業スピードは「仕組み化」と「準備」で決まる

音楽制作のスピードを上げるコツは、根性や集中力よりも「仕組み化」と「準備」です。

今回紹介した5つの方法を取り入れるだけで、制作効率が大きくアップします。

1.テンプレートを作って一瞬で作業開始
→よく使うトラックや設定を最初から用意しておけば、立ち上げ時間を大幅に短縮できます。

2.曲の雰囲気を先にざっくり決めておく
→曲作りの方向性を決めておくだけで、迷いが減り制作がスムーズになります。

3.メロディをストックしておく
→日頃のひらめきを「ネタ帳」にメモ。ボイスメモやアプリでアイデアを残しておくと便利です。

4.定番パターンを使って迷わず進める
→迷ったときは定番パターンに頼る。止まらずに進めることが、結果的に一番の時短につながります。

5.AIツールを使って一気に時短
→OzoneやNectarなどのAIツールを活用すれば、数時間かかっていた作業が数秒で完了します。

作業が重くて進まない、アイデアが出ない、時間が足りない。

そんな悩みも、この5つを意識するだけで一気に解決します。

大切なのは「すぐ作れる環境」「すぐ動ける状態」を整えること。
あとは、手を止めずにどんどん形にしていくだけです。

自分のスタイルに合った方法を試して、制作スピードを一段上げていきましょう。
作業の効率化は、音楽の完成スピードと成長スピード、どちらも加速させてくれます。

SynthesizerV2・重音テト 発売決定!!

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