YouTubeチャンネルで公開した「MEGALOVANIA」のアレンジについて、今回は制作の流れを最初から最後まで詳しく解説します。
本記事では、以下の内容を順を追って紹介します。
- 楽譜制作から編曲までの手順
- MIDI書き出しと音源の当て方
- ミックスとマスタリングの工程
特に和楽器の扱いにこだわったポイントは必見です。
Cubase標準プラグインとの聴き比べも行い、どのように音を馴染ませるかも解説します。
① 楽譜制作(設計)
筆者はGuitarProを使っています。
GuitarProは、ギターリストが使いやすいように設計された楽譜制作ツールなんですが万能でおすすめです。
ここでほぼ編曲まで作ります。
- リズムアレンジ
- 和声
- 各パートの動き
- キメの配置
この段階で8割完成させるイメージです。
DTMで悩む人の多くは「音源を当てながら考える」ので迷子になります。
先に設計図を作るほうが圧倒的に早いです。
② MIDI書き出し → DAWへ
それをDAWに読み込み、そこから音源を当てていきます。
③ 使用音源
- 和楽器:Xpand!2
- Strings:Miroslav Philharmonik 2
- ギターアンプ:Diezel VH4
- ベース:MODO BASS
- ドラム:Addictive Drums 2(Studio Rock)
ロック系の芯は保ちつつ、オーケストラと和楽器を重ねています。
④ 和楽器のポイント
和楽器にXpand!2を使いました。
正直、Cubase標準プラグインの和楽器はちょっと音が軽いというか、打ち込み感が強く出ます。
でも、和楽器専用の高品質音源は普通に数万円します。
そこでバランスがいいのがXpand!2です。
定価は高めですが、セールだと5,000円前後になります。
価格に対して音がかなり良い。
⑤ Cubase標準との比較(実演パート)
四角(再生)
どうでしょう?
Xpand!2のほうがアタックと空気感が自然ですよね。
ミックスに入れたときの馴染み方が違います。
和楽器は「存在感を出す」のではなく、「溶け込ませる」ほうが重要です。
⑥ ミックス工程
そして別プロジェクトで仕上げのミックスとマスタリングをします。
理由はシンプルで、
- CPU負荷を減らす
- 客観的に聴き直せる
- 仕上げに集中できる
からです。
まとめ
- 先に楽譜で設計する
- コスパ音源をうまく使う
- 仕上げは別プロジェクトで集中する
特にXpand!2は「和楽器どうしよう問題」の解決策になります。
セール時なら十分アリだと思います。

