ギター打ち込み初心者必見!無料プラグインでリアルに聴かせる方法【コードストローク編】

おはこんにちは〜!

今回は打ち込みギターをリアルに聴かせるテクニック・コードストローク編をご紹介します

しかも使うプラグインはぜ〜んぶ無料!
ベタ打ち感から卒業したい方、必見です!

今回使うギターの打ち込みプラグインは、Unreal InstrumentsさんのStandard Guitar
無料で使えて、エレキギターの色んな奏法もバッチリ打ち込めちゃいます

  • 純正ギター音源じゃ物足りない…
  • 有料プラグインはまだ手が出ない…

そんなあなたにピッタリです!

ぜひ参考にして、もっとリアルなギタートラックを目指しましょ〜

ポイントの紹介

 ギターをリアルに聴かせるために大事なのは、ズバリこの2つ!
  • 工程を明確に決める
  • ギター奏法の特徴をちゃんと知ること

この2つを意識するだけで、打ち込みギターがぐーんと本物っぽくなりますよ

まずは「工程を明確に決めること」から解説していきますね!

リアルな打ち込みギターを作る工程~6ステップ

  1. ベタ打ち
  2. ピッキングパターンの入力
  3. 強弱をつけてニュアンスを出す
  4. タイミングの調整で人間味をアップ
  5. 奏法の打ち込み(ミュート・ブラッシング・ピッキングハーモニクスなど)
  6. 仕上げ(音作り&ミックス)


今回はコードストロークに絞って解説していきますが、1のベタ打ちはすでに終わってる前提で進めていきますね

ちょっとしたポイントなんですが慣れるまでは楽譜に手順を書きながら進めるのが超おすすめです

視覚的に確認できると、ピッキングの位置や強弱のイメージもつかみやすくなって、作業がスムーズになりますよ

ギター奏法の特徴を知ってリアルに近づけよう!

 エレキギターには、実はたくさんの奏法があるんです!

それぞれの特徴をしっかり押さえれば、打ち込みでもグッとリアルなサウンドに仕上がりますよ♪

打ち込みをするうえで「これは最低限おさえておきたい!」というポイントをわかりやすく解説していきます!

今回、加工するベタ打ちはこれです。
このコード進行を楽譜書くとこうなります↓↓↓

けいいち
けいいち
F→G→Em→Amでは、J-POPでよく使われるコード進行、通称・王道進行と呼ばれてます

ピッキングパターンを打ち込んでみよう!

 弦をピックで弾いて音を出す楽器

弾き方にはダウンピッキングとアップピッキングの2種類があります

それぞれの特徴をざっくり紹介しますね

 ダウンピッキング:上から下に向かって弾く
主に「表拍(おもてはく)」を弾くときに使われることが多いです。

 アップピッキング:下から上に向かって弾く
こちらは「裏拍(うらはく)」を弾くときによく使われます。

譜面に書くとこんな感じになります↓↓↓

今回使っているギターの打ち込み用プラグインでは、ダウンピッキングとアップピッキング、どちらのピッキングを使うかを細かく指定できるんです

なので、楽譜に合わせて入力しています!

強弱をつけよう!

 次のステップは「強弱」をつけること!

音の強弱は「ベロシティ(Velocity)」っていう数値をいじって調整します。

基本的には、ダウンピッキング(表拍)は強めアップピッキング(裏拍)は弱めにするのが王道パターンです。

じゃあ実際どのくらいの数値で調整してるかというと、うp主の目安はこんな感じ

  • ベロシティ100:強い
  • ベロシティ75~50:弱め
  • ベロシティ128:MAX!凄く強め!


この基準をベースにして調整してます

表拍は強い、裏拍は弱めで入力すると曲のノリやグルーヴが一気に出てきますよ~!

けいいち
けいいち
Shit+Ctrlを押しながらでまとめて変更ができます

タイミングの調整について!

ベタ打ちだと、すべての音がピッタリ同時に鳴っちゃうんですが、実際のギター演奏では同時に鳴っていません。
ダウンピッキングのときは、6弦(太い弦)から1弦(細い弦)に向かって順番に音が出ます。
逆にアップピッキングのときは、1弦から6弦に向かって音が鳴るんです!
なので、音が出るタイミングをちょっとずらしてあげると、一気にリアルな感じになりますよ〜!
ちなみに、うp主的にはギターがちょっと「走り気味」な方がカッコいいと思ってるので、曲の始まりでは、他のトラックよりもほんのちょっと早くギターを鳴らすことが多いです!
▼調整前。同時に音がなります
▼調整後。ダウン・ピッキングなので低音から先に鳴るように調整。1/64がおすすめ

仕上げ(音作り・ミックス)

今回使っているギター打ち込みのプラグインにはアンプシミュレーターが付いていないので、別で用意する必要があります!

そこで今回は、Cubaseに最初から入っている純正プラグイン「Amp Simulator 」を使います

音作りのこだわりポイントはプリセットを使うこと!

ギターの音作りってこだわり始めるとキリがなくて、すぐ沼にハマっちゃうんですよね(笑)

なので今回は、時短重視でプリセットを活用します!

コードストローク用の音なので、クリーン系のプリセット「BIG Twin Clean」をチョイスしました♪

さらに、音に広がりを持たせて迫力を出したいので、無料プラグインの「shredspread」も使います!

このプラグインを使うと、音を左右にふって、まるで1本のギターが2本になったかのような広がり感が出せるんです!

しかもこのプラグイン、ギターだけじゃなくストリングスやハモリにも使えるので、めっちゃ便利ですよ〜!

ダウンロード先にURLを貼っておきますね↓↓↓

⇒ PA FREE bx_shredspread

応用編

ちょっとレベルアップ編として、別バージョンもご紹介します。
実はギターって、同じコードでもいろんな押さえ方があるんです!
なので、今回使ったコード進行も、違う押さえ方で弾くことができるんですよ。
楽譜で見るとこんな感じになります👇
けいいち
けいいち
GとAmの押さえ方が違います。

楽譜

押さえ方が変わると、出てくる音の雰囲気もガラッと変わります。

応用編の押さえ方だと、横にスライドする動きが多くなります。

このスライド感を打ち込みでも再現すると、グッとリアルな仕上がりになりますよ♪

さらに、余計な音が鳴らないようにミュートしたり、あえて「ジャッ!」っと鳴るブラッシングを入れる弾き方もあります。

譜面で書くとこんな感じになります👇

最初の小節の前に、わざとブラッシングを入れてアクセントを出してみました!

スライドやブラッシングなどのテクニックをちょこっと入れるだけで、打ち込みでもめちゃくちゃ生っぽく聴こえるので、ぜひ試してみてくださいね♪

今回は、ギターの打ち込みをリアルにする方法を紹介しました。

使用したプラグインはすべて無料なので興味がある方はチェックしてみはいかがでしょうか?

最後までありがとうございました。

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