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初心者向け|初音ミクの調整、メロディ、歌詞入力を徹底解説【ボーカロイド入門編】
この記事では初音ミクのメロディ(MIDI)作成、歌詞入力、調整について紹介してます。
こんな方におすすめ↓↓↓
- 初音ミクの調整を知りたい
- ベタ打ちから卒業したい
- ボーカロイドを使ってみたい
初音ミクは、メロディと歌詞を入力するだけではなくて声質や音程を整える「調整」がとても重要になってきます。
「調整」って聞くと難しそう、初心者だとハードルが高そうってイメージがあると思うんですけどポイントを抑えると思ったより難しくないです。

けいいち
ベタ打ちから卒業したい初心者、これから初音ミクを始める方の参考になれば幸いです
全体の流れ
メロディ編
- メロディ作成(MIDI)
- 作成したMIDIを読み込む
歌い方の設計編
- 歌うときに違和感がないか確認
- ニュアンス(アクセント、しゃくり、ビブラート)を設計
調整編
- 声のキャラクターを選択
- ミックスをする
- アクセント、しゃくり、ビブラートを入力
以上です。
特に重要なのが「歌詞、歌い方の設計」です。
今回は、練習用で歌詞が短いんですけど、Aメロ、Bメロ、サビ、1番、2番など曲が長くなると「設計をしないと歌い方がバラバラになる」「聞き直しをする作業が出てくるから面倒くさい」からです。
ボーカルのレッスン動画を見ても「アクセント、しゃくり、ビブラート」などでどんな風に歌うのかを解説しているのでボーカロイドの調整をするときも設計したほうがいいです。

けいいち
練習用として「童謡 ぞうさん」を初音ミクに歌ってもらいます
メロディ編
初音ミクで直接、メロディを入力できますが作業効率を良くしたいので楽譜制作ソフトを使います。
自分はギターリストが使いやすいように作られたGuitarProを使ってます。
楽譜制作ソフトはMIDIで保存できれば何でもいいです。
無料ソフトもあるので自分で使いやすい楽譜制作ソフトを使いましょう
手順
- GuitarProでメロディを作成
- MIDIで保存
- 作成したMIDIを初音ミクに読み込む
歌い方の設計編

歌詞を書くときと歌うときの読みが異なるときがあります。
ぞうさんの歌詞の場合は、、、
歌詞 「ぞうさん ぞうさん」
歌う場合「ぞーさん ぞーさん」
歌詞と歌うときが違うので設計します。
今回は「う」を「ー」を修正しました。
書くときと声に出すときが違うことがあるのでボーカロイドの歌詞を入力する前にチェックしましょう

けいいち
よくあるのが「わたしは」の「は」が「わ」
アクセント、しゃくり、ビブラートを設計

修正後の歌詞にニュアン(アクセント、しゃくり、ビブラート)をどのタイミングで調整するか設計します。
カバーの場合は原曲を聞いてい設計します。
今回は練習なのでポイントを抑えて設計します。
- アクセント:強調したいところ
- しゃくり:歌いだし
- ビブラート:歌い終わり、伸ばす
ニュアンスの設計↓↓↓
ニュアンスは他にも「ながり」「エッジボイス」「フォール」「ブレス」などがあります。

けいいち
ニュアンスが多くなると工程が多くなって挫折しやすくなるので、まずは「アクセント、しゃくり、ビブラート」をやってみましょう。
ニュアンスの勉強
ニュアンスの勉強はボイストレーナーのレッスン動画がとても参考になります。
おすすめのボイストレーナーは「しらスタさん」です。
ニュアンスの付け方、曲の理解度を深める解説がうまいので参考にしてみてはいかがでしょうか?
書籍でおすすめなのは「カラオケが上手くなるコツを伝授!実践ボーカルテクニック」です。
定番の人気曲が歌詞+メロディ+ニュアンス(ブレス、しゃくり、ビブラート、フォール)などが紹介されてます。

けいいち
本に書いてある通りに歌詞+メロディ+ニュアンスを入力するだけでも練習になるのでおすすめです。
調整編
- 声のキャラクターを選択
- ミックスをする
- アクセント、しゃくり、ビブラートを入力
まずは声のキャラクターを選択します。
初音ミク V4Xには5種類のデーターベース(声)があります。
- ORIGINAL
- SOFT
- SOLDE
- DARK
- SWEET
楽曲にある声を選びましょう

けいいち
今回は、ORIGINALを選択します。
ミックスをする
ミックスする理由は、オケに馴染んだほうが気分が乗ってイメージしやすくなるからです。
今回は有料プラグインのNectar 3を使います。
Nectar 3はAIが自動でミックスをしてくれるのでおすすめのプラグインです。
Nectar 3を持っていない方は、Reverbぐらいかけてもいいと思います。
EQ、コンプレッサーなどの単体プラグインでミックスすると時間がかかるので凝り性、沼にハマりやすい人は何もしないほうがいいと思います。
アクセント、しゃくり、ビブラートを入力

アクセント:Power 強音
しゃくり:歌いだしを1/64か1/32をカットして音程を変える
ビブラート:種類を選択、ビブラートの長さを変更
しゃくり:歌いだしを1/64か1/32をカットして音程を変える
ビブラート:種類を選択、ビブラートの長さを変更
これらを入力します。
注意点は、、、
- 深く考え込まないこと
- 工程を分割して確認
今回はポイントをかなり絞って説明しているんですけど初音ミクの調整は沼にハマりやすいです。
設計したポイントを絞って他のことは、できるだけやらないようにしましょう。
手順
- アクセントを入力 全体を確認
- しゃくりを一部分だけ入力 確認 ⇒次のしゃくりを入力 確認
- ビブラートを入力 確認
- 最後に全体を確認
以上です。
「しゃくり」は数種類があって今回は下から上に上がるよく使われる「しゃくり」です。

けいいち
今回は練習なので「1/64と1/32のどっちがいいのか?」と「半音なのか1音なのか?」に絞って調整します。
まとめ
今回は初音ミクのメロディ(MIDI)作成、歌詞入力、調整について紹介しました。
工程をまとめると、、、
- メロディ編
- メロディ作成(MIDI)
- 作成したMIDIを読み込む
歌い方の設計編
- 歌うときに違和感がないか確認
- ニュアンス(アクセント、しゃくり、ビブラート)を設計
調整編
- 声のキャラクターを選択
- ミックスをする
- アクセント、しゃくり、ビブラートを入力
以上です。
特に重要なポイントは「歌い方の設計編」です。
設計は、歌詞を書くときと歌うときが異なるので訂正します。
例えば、、、
訂正前
わたしは訂正後
わたしわ
訂正前
ぞうさん訂正後
ぞーさん
- ニュアンス(アクセント、しゃくり、ビブラート)を設計
ニュアンスは他にも種類があります。
ただ、工程が多くなると挫折しやすくなるのでまずはアクセント、しゃくり、ビブラートこの3つを設計しましょう。