【完全解説】Synthesizer V2で追加された5つの新機能|アップデート内容と使い方まとめ

今回は、先日アップデートされたSynthesizer V2で追加された新機能についてレビューしていきます。

先に結論から言うと、レジ袋は有料なのに・・・

「なんでこれは無料で新機能が追加されるのか」

いい意味でよく分からないレベルの大型アップデートです。

すでにSynthesizer V2を使っている方はもちろん、これから購入を検討している方の参考になれば嬉しいです。




追加された新機能


 合計5つの新機能が追加されました

ユニゾン

ダブリング効果によって、ハモリやコーラス向きの厚みのある声を簡単に作れるようになりました。

エフェクトパネル

ボーカルMIXに欠かせないEQ・コンプレッサー・リバーブをDAWを使わずにエディター内で直接操作できるようになっています。

スケールガイド表示

設定したスケール(音階)が画面上に表示されるため、音程の確認や修正が視覚的に分かりやすくなりました。

MusicXML対応

歌詞データやスラー、音節の継続などの記譜情報も自動で変換され、譜面データからの制作がスムーズになります。

レンダーキャッシュ

プロジェクトの読み込み時間が大幅に短縮され、作業中の待ち時間を減らすことができます。

今までDAWなどでしかできなかったことが、Synthesizer V2のエディター内だけでできるようになり、作業の幅が大きく広がりました。

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一押し新機能


 新機能で、個人的に一番「おっ」と感じたのが、この「ユニゾン機能」です

ユニゾンを有効にするだけで、メインボーカルに自然なダブリングがかかり、声に一気に厚みが出ます。

これまでハモリやダブリングを作る場合は、

  • 同じパートを複製する
  • タイミングやピッチを細かく調整する

といった手間が必要でした。

ですが、ユニゾン機能を使えば、エディター内だけでコーラス感のある歌声がすぐに完成します。

特にボカロ初心者の方や、

  • 「ハモリを作るのが難しい」
  • 「MIXに時間をかけられない」

という方にとっては、かなり心強い機能だと感じました。

便利な新機能を解説

 「これは助かる」と感じた機能は、特に次の3つです

スケールガイド表示

音階が視覚的に表示されるため、音程修正のミスや違和感に気づきやすくなります。

曲作りにおいて、音階・スケール・キーはとても重要ですが、経験や知識がないと理解しづらい部分でもあります。

ですが今回の新機能では、設定したスケールが画面上に表示されるため、初心者の方や音楽理論に自信がない方でも、直感的にメロディを打ち込むことができます。

使い方としては、

  • あらかじめキーを設定してメロディを打ち込む
  • 耳コピしたメロディのキーを確認する

といった使い方が可能です。

Cubaseにある「スケールアシスト機能」に近い機能ですね。

正直、これはメロディ作りで唸るレベルの新機能です。

エフェクトパネル


EQ・コンプレッサー・リバーブをエディター内で操作できるため、「DAWの設定が難しい」というハードルを一気に下げてくれます。

これまではDAW側で行う必要があったエフェクト調整が、Synthesizer V2のエディター内で完結するようになりました。

その結果、より細かい音作りが可能になり、オリジナル性やMIXの幅が大きく広がったと感じます。

MusicXML対応


MusicXML対応の大きなメリットは、歌詞データも一緒に反映される点です。

これまでMIDIデータでは、基本的にメロディ情報しか反映されませんでした。

しかしMusicXMLに対応したことで、編集ファイル側で入力した歌詞が、そのままSynthesizer V2のエディターに反映されます。

人によっては、別の作曲ツールでメロディや歌詞を入力してから、Synthesizer V2に読み込むという使い方をしている方もいると思います。

今回のMusicXML対応によって、そういった方は作業スピードがかなり上がるはずです。

ちなみに、うp主は作曲ツールのGuitar Proで検証してみましたが、メロディと歌詞の両方が問題なく反映されました。

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感想

 以前から「スケールガイドが表示できたらいいのに」と感じていたので、今回のアップデートはまさに待望の新機能でした

欲を言えば、今後はコードを直接入力できる機能も追加されると、さらに作曲がしやすくなりそうです。

一方で、ボーカルMIX機能については、使い分けが重要だと感じています。

Synthesizer V2内のエフェクトは、主に次のような用途で使うのがおすすめです。

  • 声のキャラクターを作るための設定
  • 作業中のイメージを掴むための仮MIX

細かいボーカルMIXについては、DAW内で行う、という使い分けが現実的です。

というのも、ボーカル単体で聴く場合と、オケに馴染ませて聴く場合とでは、音作りの考え方が大きく異なるからです。

特にオケに馴染ませるためには、以下の調整が重要になります。

  • EQ
  • 空間系エフェクト
  • コンプレッサー

Synthesizer V2内だけで完結させようとすると、調整の幅が、場合によっては悪い意味で限定されてしまうこともあります。

そのため、とても便利な機能ではありますが、用途を意識しながら使いたいポイントだと感じました。

まとめ

 特に既存ユーザーにとって、この大型アップデートが無料なのは、かなり嬉しいポイントです

内容的にも、有料でもおかしくないレベルでパワーアップしています。

これから購入を考えている方にとっても、作業が早くなる実用性がしっかり揃っています。

今のSynthesizer V2は、初めての歌声合成ソフトとしても、時短ツールとしても、十分アリな一本だと思います。

では、今回はこれで終わりです。

最後までありがとうございました。

SynthesizerV2・重音テト 発売決定!!

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