
最近、Xで「オシリスダンス 炎上」というワードがトレンド入りしていました。
ただ、実際に中身を見てみると「え、これ本当にそんなに燃えてる?」と感じた人も多いのではないでしょうか。
海外では宗教的に問題視され、日本では「いちいち叩きすぎ」「表現の自由だろ」という擁護が多い。
一方で、「どうせバズ狙いでは?」と冷めた声もある。
意見が割れているわりに、全体像がよく見えない炎上だった印象です。
この記事では、
- オシリスダンスがなぜ海外で炎上したのか
- なぜ日本では受け取り方がここまで違うのか
そして「本当に炎上していたのか?」という違和感まで含めて整理していきます。
SNSの炎上を見るたびに、
- 「どこからが本気で、どこからが騒ぎすぎなのか分からない」
- 「海外と日本の温度差についていけない」
そんなモヤっとを感じている人には、特に刺さる内容だと思います。
読み終わるころには、この話題をどう受け止めればいいのか、少なくとも自分なりの整理がつくはずです。
海外で炎上した理由
海外で問題視されている理由としてよく挙げられているのが、宗教観の違いです。
オシリスは古代エジプト神話に登場する神で、海外では「神を軽く扱っている」「神聖な存在をエンタメにするな」という声が出ています。
日本だと、神話や神様をモチーフにした作品はアニメやゲームでも当たり前ですが、宗教が生活と深く結びついている文化圏では、そう簡単に受け入れられないことも多い。
このあたりの感覚のズレが、炎上につながったようです。
日本側の反応
一方、日本側の反応を見ると、わりと擁護寄りの意見が目立ちます。
理由としてよく言われているのが、日本は八百万の神の文化だから、という点。
自然や物、概念にまで神様を見出す価値観があるので、「神をモチーフにしたから即アウト」という感覚になりにくいんですよね。
- 「いちいち叩くなよ」
- 「これくらい表現の自由でしょ」
こうした声が多いのも、日本の文化背景を考えると納得です。
バズ狙いへの拒否感もある
- 「どうせバズ狙いでしょ」
- 「炎上前提の話題作りが嫌い」
こういった冷めた反応も一定数あります。
内容そのものよりも、話題性を優先しているように見える点に、モヤっとしている人もいるようです。
個人的な違和感と共感
正直な話、「いちいちうるさいな」と感じる気持ちもあります
日本の感覚だと、そこまで目くじらを立てる話なのか?と思う部分もある。
ただ同時に、もし海外で日本の神様や文化を、よく分からない解釈のまま曲やダンスにされていたら、反発したくなる気持ちも分からなくはない。
結局のところ、どちらが正しいかという話ではなく、文化や宗教との距離感の違いが、そのまま衝突として表に出ただけなんだと思います。
炎上は本物だったのか?
もうひとつ気になったのが、トレンド入りしているわりに、炎上コメントがあまり見当たらなかったこと。
海外では盛り上がっているけど、日本語圏にはほとんど流れてきていないのか。
それとも、一部の反応だけを切り取って「炎上」という言葉が独り歩きしているのか。
場合によっては、意図的に話題化された、いわゆるステルス的な拡散だった可能性もありそうです。
過去にもあった海外からの批判例
今回のオシリスダンス炎上を見て、過去の出来事を思い出した人もいるかもしれません。
実は、似たようなケースは以前にもありました。
マグネタイトさんの楽曲「雑魚」は、海外の一部ユーザーから強い批判を受け、最終的に非公開となった経緯があります。
このときも、日本では大きな問題として扱われていなかった一方で、海外では表現の受け取り方をめぐって批判が集中しました。
その結果、「海外の声に配慮する形で作品が見られなくなった」と受け止めた人も少なくなかったはずです。
今回のオシリスダンスの件も、この流れと重ねて見ている人が多いのではないでしょうか。
表現変更に至った背景について
「雑魚」は当初、ボーカルには歌愛ユキが使用されていましたが、その表現について、一部の海外ユーザーから「不適切な連想を招くのではないか」という指摘が出ました。
具体的には、未成年を想起させるキャラクター表現そのものが問題視され、かなりセンシティブな反応が集まった形です。
結果として、歌愛ユキの運営側から公式なアナウンスが出たわけではありませんが、ボーカルは別のものに変更され、元の形は事実上確認できなくなりました。
この件も、日本ではそこまで問題視されていなかった一方で、海外では非常に慎重に受け取られた例だと言えます。
オシリスダンスの話題と同じく、表現そのもの以上に、文化や価値観の違いが強く影響したケースとして、今回の炎上と重ねて語られている理由のひとつです。
まとめ
- 海外では、宗教観の違いから神を軽く扱っていると受け取られた
- 日本では、八百万の神の文化があり、表現として受け入れる人が多かった
- 一方で、バズ狙いや炎上商法への拒否感も一定数あった
- トレンド入りしたわりに、実態が見えにくく「本当に炎上していたのか?」という疑問も残った
こうして見ると、問題そのものよりも、文化や宗教との距離感の違いが目立った出来事だったと言えます。
SNSでは「炎上」という言葉が先に立ちますが、誰がどう感じたのか、なぜズレが生まれたのかを見ていくと、少し冷静に受け止められるようになります。
今回のオシリスダンス炎上は、そんな視点を持つ大切さを改めて考えさせられる話題だったのかもしれません。

