
今回は、打ち込みドラム音源をリアルにする3つのコツをご紹介します。
まずはビフォー・アフターを聞いてみてください。
●before
●after
どうでしたか?
アフターのほうが迫力があってリアルに聞こえませんでしたか?
実は、特別なエフェクトを使ったわけじゃありません。
今日紹介するのはドラム音源の設定をちょっと見直すだけ。
キックとスネアだけパラアウトして個別に設定する
普通、ドラム音源は ステレオの2ch(右と左) から全部まとめて出力されます。
このまとまって出力された音をバラして、個別にすることパラアウトと呼びます。
で、ドラムの中でも特に大事なのがキックとスネア。
- キック → 曲の土台と迫力を決める
- スネア → リズムにアクセントをつけ、曲にメリハリを出す
打ち込みドラムに迫力を出したいなら、まずはキックとスネアをパラアウトして、それぞれ個別に調整したほうが断然いいです。
ドラムには他にもタム、シンバル、ハイハットもあるんですけど
「じゃほかもパラアウトしたほうがいいんじゃね?」
っと思う人もいると思いますがおすすめしません。
なぜなら、全部バラすと ミックスがめちゃくちゃ面倒になる からです。
- 設定ページを開く
- ↓マークをクリック
- →separate oute(Pre Fader)+Masterを選択
- フェーダーを下げる
- eマークの左をクリック
- kickとSnareをクリック
- 確認





スネアの設定

この作業を例えると、ひとつにまとまっているドラム音源からスネアだけ良い意味で浮かせることです。
スネアの存在がはっきりすることでリズムにメリハリが出るんです。
EQ処理はCubase純正プラグインのStudioEQを使います。
設定はプリセットのRock SnareにするだけでOK
あと、音量なんですけど、「ちょっとやかましい」って思うくらいでOK
- スネアのInsertにStudioEQを設定する
- プリセットのRock Snareを選択


キックの設定

この作業を例えると、ベースとのぶつかりを避けて、うまく場所を譲り合う感じです。
まずはキックの音量をちょうどいいバランスに整えたら、ベースにCubase純正プラグインCompressorのプリセットRock Bass Completionをかけましょう。
ここで重要なのが、普通の使い方ではなくサイドチェイで設定することです。
サイドチェインとは、指定したトラックに反応して自動的に音量を下げる仕組みのこと。
今回はベースにCompressorをかけて、反応元にキックを指定します。
動作のイメージはこんな感じ
- キックとベースが同時に鳴ったときCompressorが反応しベースの音量が自動的に下がる
- キックが鳴っていないときは、ベースは通常通りの音量
こんな感じです。
キックとベースはどちらも低音担当なので、重なると音がぶつかりやすく、曲全体が濁ってしまいます。
鑑賞しないようにEQで削って調整する方法もありますが、それだと迫力が足りなくなることも…。
そこでサイドチェインを使えば、
「普段はキックもベースも存在感を出しつつ重なるときだけベースが引っ込んで干渉を回避!!」
- ベースのInsertにCompressorを設定する
- プリセットのRock Bass Completionを選択
- サイドチェインでキックを指定※↓と歯車(マーク)
- ON



愛用のドラム音源

お気に入りポイントは、なんといってもこの4つ!
- 価格が安い
- 動作が軽い
- 容量が少なくて扱いやすい
- そして音が良い
三拍子ならぬ四拍子が揃っちゃってるんです。
さらに、ジャンルごとの音源が用意されているので、「DAW純正のドラム音源だけじゃ物足りない!」
という方には特におすすめできます。
そして、個人的に一番気に入っているのは MIDIデータが標準装備されていること。
追加で購入することもできるので、必要に応じてどんどん拡張可能です。
特にロックやポップスなど「生ドラムらしさ」が求められるジャンルでは、機械的にドンピシャなリズムを並べるだけだとどうしても不自然になりがち。
実際の人間のドラマーが叩くような微妙なズレを再現するのは、手作業だと時間もかかるしとても難しいんですよね。
でもAddictive Drums 2なら、あらかじめ、良い意味でズレているMIDIデータが収録済み。
しかも、ジャンルごとにMIDIパックも揃っているので必要なビートが見つからないということはまずありません。
▼40% off セール開催中!?
▼操作画は簡単なのでドラムがわからない方でも直感的に使えます

▼細かい設定もできるの上級者にもおすすめ

まとめ
今回は「打ち込みドラムをリアルにする3つのコツ」をご紹介しました。
→ミックスの手間を減らしつつ、土台とアクセントを強化!
スネアはEQと音量で存在感を出す
→「ちょっとうるさいかも?」くらいがちょうどいい!
キックとベースはサイドチェインで棲み分けする
→低音が濁らず、迫力と抜け感が同時に手に入る!
たったこれだけで、打ち込み感がグッと減って、リアルでかっこいいドラムに仕上がります。

