※本ページはプロモーションが含まれています
宅録DTM|Addictive Drums2をより良いサウンド&ミックスする方法【ドラム打ち込み音源】
この記事では、ドラムの打ち込み音源のAddictive Drums2をより良いサウンドとミックスしやすくなる方法について紹介します。
こんな方におすすめ↓↓↓
- ドラムの打ち込みで悩んでいる
- Addictive Drumsをもっとカッコよくしたい
- ミックスをスムーズにしてい
Addictive Drumsは「安い、軽い、種類が豊富」の三拍子揃ったドラム音源です。
CubaseProに付属してる純正プラグインのみを使います。
けいいち
一手間加えてでも音を良くしたい、ミックスしたい方におすすめです!!
解説動画もあります↓↓↓
使用機材
- オーディオインターフェース:Steinberg UR22C
- ドラム音源:Addictive Drums Metal
- Cubase 11Prp
Addictive Drumsの販売形式は、、、
- 単品
- パック販売(固定)
- パック販売(自由に選べる)
この3パターンがあります。
おすすめは自由に選べるCUSTOMです。
ドラムキットが3つ自由に選べるプランを購入しました。
サウンドハウスで買ったんですけど値段は9979円でした↓↓↓
選んだドラムキットは、、、
- ロック
- メタル
- Black Velvet
この3つです。
けいいち
定番のロックと自分が好きなメタルとサンプルを聞いてい気になったBlack Velvetを選びました。
音を良くする方法とミックスしやすくなる方法
2つあります!!
- KICKだけパラアウトする
- 音を重ねる
では、それぞれについて解説します。
パラアウト
KICK(バスドラ)だけをパラアウトする
パラアウトとはドラムで使われてる各楽器を取り出して単体でコントロールする方法のことです。
ドラムは、スネア、キック、タム、金物などがあるんですがキックだけパラアウトします。
キックだけパラアウトするとメリットがいろいろあります。
メリット
- キックだけボリューム、プラグインなどで調整できる
- サイドチェーンでキックを指定できる
- キック以外のドラムをEQ処理とコンプレッサーが掛けられる
では、それぞれについて解説します。
キックだけ単体で調整できる(ボリューム、プラグインなど)
Addictive Drumsを起動するとミキサーがあるのでキックだけの音量など調整できることはできます。
でも、キックをパラアウトするとより細かい音量調整、プラグインでEQ処理、コンプレッサーを単体にかけられることができます。
あと、ミックスするときもキックだけ鳴らしてベースを調整することもできるので作業がしやすくなります。
サイドチェーンでキックを指定できる
サイトチェーンは指定したトラックに反応してプラグイン(エフェクト)のかかる具合を調整する方法のことです。
定番の使い方はコンプレッサーです。
例えば、、、
- ベースとキック
- ギターとキック
などです。
通常の使い方でコンプレッサーを掛けると全体にコンプレッサーがかかります。
でも、サイドチェーンでキックを指定してコンプレッサーを掛けるとキックに反応したときだけコンプレッサーをかけることができます。
比較すると、、、
- パラアウトしないでドラム全体をサイドチェーンでコンプレッサーをかけるとドラム全部に反応
- キックだけをパラアウトするとキックのみに反応してコンプレッサーをかけることができる
けいいち
ベースのミックスのときにサイドチェーンでキックを指定してコンプレッサーをかけるのは定番なので覚えておきましょう
キック以外のドラムをEQ処理とコンプレッサーがかけられる
パラアウトしない状態だとドラム全部にエフェクトがかかります。
でも、パラアウトすると単体として扱われるのでエフェクトが別になります。
例えば、、、
- スネア
- キック
- タイム
- 金物(ハイハット、シンバルなど)
これら全部がAddictive Drumsのトラックにまとまっていたら、エフェクトをかけるとすべてにエフェクトがかかります。
でも、部分的にパラアウトすると、、、
Addictive Drumsのトラック
- スネア
- タイム
- 金物(ハイハット、シンバルなど)
パラアウト
- キック
Addictive Drumsのトラックをエフェクトをかけてもキックは別トラック扱いなのでエフェクトがかかりません。
例えば、、、
- EQで処理したいけど低域がカットされて迫力がなくなる
とか
- コンプレッサーをかけるとキックにだけかかって他のスネア、タム、金物にかからない
ってことがなくなります。
キック以外パラアウトしない理由
調整が面倒くさくなるから
Addictive Drumsは予めバランスよく調整されてるので部分的にパラアウトしたほうが音も良いですし効率も良いです。
全部パラアウトするとドラムで使われる楽器の数は多いので音量、パンの調整がものすごく面倒くさいです。
- スネア
- キック
- タイム
- 金物(ハイハット、シンバルなど)
キックをパラアウトすると、、、
- サイドチェーンでキックを指定する
- ミックスのときにベースの絡みを確認しやすくなる
などのメリットがあります。
でも、他の楽器をパラアウトしてもキックと比べると使い道がないです。
全部パラアウトするとバランスを調整する時間がかかるだけなので非効率です。
けいいち
スネアはパラアウトしてもあり!!
音を重ねる
スネアとキックに音を重ねる
そのままでも音は十分良いんですけど「物足りない」って方には音を重ねる方法をおすすめします。
自分の場合はスネアはもっと張りがある音「極端に言うとカンカン」っと鳴るスネアが好みです。
リムショット単体だと音がカンカン鳴りすぎるので「スネア+リムショットをミックス」させてます。
キックも既存の音でも十分に良いんですけど、もっと破裂するような音にしたいので音を重ねます。
手順はスネアと同じです。
音色はFLEXL Triggers Trig4を選びました
既存のままだとリバーブが強いのでOFFにします。
既存のキックの音と追加した音が合わさってよりインパクトがある音になります。
実演~手順
パラアウトと音を重ねる方法のやり方を紹介
パラアウトの手順
- 左上の▼をクリック(Inspector)
- Addictive Drums2の隣の□⇒をクリック
- Kickをクリック
- Addictive Drums2のトラックの鍵盤マークの下をクリック
- Addictive Drums2のミキサーを開く
- キックのフェーダーの↓をクリック
- separate out(Per fader)かseparate out(Post fader)を選択
キックだけのトラックと他のドラムがまとまったトラックが表示される。
separate out(Per fader)に切り替えないとキックのトラックから音が出ません。
音を重ねる手順
- ドラムトラックを複製
- 重ねる楽器以外を削除
- 音を変更する
- 調整
ミックス後の聴き比べ
Addictive Drums2をそのままの音源と今回紹介したやり方でミックスした音源を聴き比べて見ましょう。
用意した音源は、、、
Aドラムだけ
- 既存音源
- ミックスした音源
ミックスした音源:スネアとキックの音を重ねる。キック以外のAddictive Drums2のトラックにコンプレッサーをかける
Bドラム+ベース
- 既存音源
- ミックスした音源
A+ベースのサイドチェーンにキックを指定してコンプレッサーをかける
まとめ
今回は、Addictive Drums2をより良いサウンド&ミックスする方法について紹介しました。
より良いサウンド&ミックスする方法は、、、
- キックだけパラアウトする
- 音を重ねる
この2つです。
- キックをパラアウトするとサイドチェーンでキックに反応してコンプレッサーをかけられる
- キックとは別にエフェクト(EQ処理、コンプレッサー)をかけられる
- キックとベースの絡みを確認しやすくなる
などのメリットがあります。
けいいち
手間は増えるんですが、他のパートとの絡みを調整もしやすくなるのでやってみてください。