【DTM初心者向け】Synthesizer V2の新機能で解説|ハモリ下3度の作り方とボーカルMIX

今回は、Synthesizer V2の新機能、ユニゾンとスケール機能を使いながら

ハモリ下3度の作り方とハモリのMIXについて初心者向けに解説します。

ハモリのMIXはSynthesizerV2のユニゾンの他に・・・

  • トラックを複製してズラす方法
  • おすすめのダブリング系プラグインの使い方

これらも紹介します。

メインメロディは思いつくけど、

  • なんか物足りない
  • 編曲の引き出しが少ない

そんな方のヒントになれば幸いです。




ハモリ下3度の作り方


 基本となるハモリ下3度からいきましょう

下3度とは、主旋律の音より音程を3度分下げた音のことです。

キーがCメジャーの場合

「CメジャーはC・D・E・F・G・A・B」

この7つの音で成り立っています。

この中で下3度を作ると・・・

主旋律が「ド(C)」なら → ハモリは「ラ(A)」

主旋律が「ミ(E)」なら → ハモリは「ド(C)」

このような関係になります。

キーがCマイナーの場合

「C・D・Eb・F・G・Ab・Bb」

この7つの音で成り立っています。

この中で下3度を作ると、

主旋律が「ド(C)」なら → ハモリは「ラ♭(Ab)」

主旋律が「ミ♭(Eb)」なら → ハモリは「ド(C)」

このような関係になります。

Cメジャーは、全音(いわゆる白鍵)だけで成り立っていますが、マイナーキーの場合は、フラットが付く音が含まれるので注意してください。

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新機能スケールで実演

  1. スケールでキーを選ぶ
  2. 主旋律をコピー
  3. コピーしたトラックを選択
  4. 音程を“下に3度”下げる

Synthesizer V2なら、新機能のスケール機能を使えば、初心者でも簡単にハモリが作れます。

補足

 主旋律の音より、音程を3度分下げた音にすれば、必ずしも、きれいなハモリになるとは限りません
  • 伴奏や他のトラックとの兼ね合い
  • 使っているコードによっては違和感が出る場合もあります

そんなときは、

  • 違和感があるところだけ修正する
  • サビだけハモらせる

これだけでも、一気に自然に聞こえるようになります。

MIX① Synthesizer V2 新機能ユニゾン


 ここからハモリのMIXの解説をします

まずはSynthesizer V2の新機能ユニゾン。

ユニゾンは簡単に言うと、同じ歌を複数人で歌ってる風にしてくれる機能です。

ポイント

  • ハモリを太くしたい
  • 主旋律を邪魔せずに厚みを出したい

こんなときに超便利です。

実演

  1. ハモリトラックを選択
  2. ユニゾンをオン
  3. 人数は少なめ(2〜3人)
  4. 距離は真ん中ぐらいが無難

簡単にハモリのMIXが作れるのは、本当に便利ですよね。

ただしポイントはやりすぎないこと。

やりすぎると、

  • コーラス隊みたいになる
  • 主旋律が埋もれてしまう

こうなりやすいので、ちょっと足すくらいがポイントです。

MIX② 複製・タイミングずらし・パンニング

 次は、昔からある定番テクニック

やり方

  1. ハモリを複製
  2. 片方を数ms遅らせる
  3. 左右にパンを振る

これだけで音が横に広がって、ハモリ感が出ます。

注意点は、

  • ズラしすぎるとエコーっぽくなる
  • 左右100%はやりすぎ

L30、 R30くらいから試すのがおすすめです。

MIX③ ダブリングのプラグインを使う


 手作業は面倒という人にはダブリング系プラグインもアリです

これは、

  • ピッチ
  • タイミング
  • 定位

これらを自動でズラしてくれるのが、ダブリング系プラグインです。

ダブリング系プラグインはいろいろありますが、筆者のおすすめは、Plugin Allianceで無料でもらえるbx_shredspreadです。


このプラグインは本来、ギターを左右にパンニングするためのものなんですが、ハモリのMIXにもかなり使えます。

使い方も簡単。

プリセットを適当に選んで、左側のノブをいい感じに回すだけでOK。

Plugin Alliance |bx_shredspread

ハモリ用リバーブの考え方


 最後に、リバーブの話を少し

ハモリにリバーブをかける目的は、前に出すためではなく、後ろに下げるためです。

基本は、

  • 主旋律より、リバーブをやや多めにする
  • ディレイは基本使わない
  • 短めのプレート、またはルーム系

これだけで、主旋律が前、ハモリが後ろという立体感が作れます。

ただし、筆者はハモリにリバーブを使わないことのほうが多いです。

というのも、リバーブをかけると、

EQ処理など細かい調整が必要になり、作業が増えるからです。

さらに、音がこもる原因になることもあります。

うp主が考える、音がこもる主な原因は、足し算方式です。

たとえば、

  • 重なっている周波数が増えて、音がこもる
  • リバーブやディレイなどの成分が、複数のトラックに足されることで全体が濁る

もちろん、ハモリにもリバーブなどの処理をしたほうが良い場合もあります。

ただし、下手に加えると、音がこもってせっかくのMIXがもったいなくなることも・・・

作業量も増えるので、あえてハモリにリバーブ処理をしないというのも、ひとつの選択肢だと思います。

まとめ

今回は、

  • ハモリ下3度の作り方
  • Synthesizer V2の新機能ユニゾンとスケールの使い方
  • ハモリのMIX

これらについて解説しました。

SynthesizerV2の新機能を使うと簡単にハモリが作れるので興味がある方は、ぜひ使ってみてくださいね。

最後までありがとうございました。

SynthesizerV2・重音テト 発売決定!!

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