
SNSやYouTubeで「もしこの曲が別ジャンルだったら?」という“フェイクミュージック”が大きな盛り上がりを見せています。
ロックがファンクに、メタルがディスコに、昭和歌謡がシティポップに生まれ変わる・・・
そんな不思議で面白いアレンジを、自分でも作ってみたいと思ったことはありませんか?
とはいえ、普通は楽器や理論、DAWの知識がないと、ジャンルを変えて編曲するのは難しいものです。
そこで役立つのが、音楽AI生成ツールSuno(スノー)の「カバー機能」です。
この機能を使えば、専門知識ゼロでも、好きな曲を“別ジャンルのバージョン”として生まれ変わらせることができます。
この記事では・・・
- フェイクミュージックとは何か
- どんな作品が作れるのか
- Sunoでの作り方(手順つき)
- 著作権の注意点
- AI時代に埋もれないための発信戦略
読み終わるころには、あなたも音楽経験ゼロのままでもプロっぽいアレンジが作れる方法が理解でき、すぐにでもフェイクミュージック制作を始められるようになります。
フェイクミュージックとは?

- ロックをファンクにアレンジ
- メタルをディスコに編曲
- 昭和歌謡をシティポップにカバー
といったように、原曲の魅力を残しつつ“もしこの曲が別ジャンルだったら?”という世界線を楽しむことができます。
Sunoには「カバー機能」があり、オリジナル曲の生成だけでなく、既存曲のアレンジや編曲も行うことができました。
最近では、この機能を使って有名曲を別ジャンルにアレンジする“フェイクミュージック”を楽しむユーザーが急増しています。
フェイクミュージックの実例紹介
・ブラック・サバス「Paranoid」をファンクにアレンジ
・ヴァン・ヘイレン「Jump」をFunk/Soulにアレンジ
・B’z「BADCOMMUNICATION」をDiscoFunk風にアレンジ
・宇多田ヒカル-Automaticをインド古典風にアレンジ
このように、原曲のメロディを残しつつ“まったく別のジャンル”として生まれ変わります。
Sunoなら音楽経験ゼロでもフェイクミュージックが作れる理由
本来、ジャンルを変えて編曲するには・・・
- コード進行の理解
- 楽器アレンジ
- ジャンル特有の音作り
- DAW操作
など専門スキルが必要です。
しかし、Sunoの「カバー機能」を使うと・・・
- 曲のURLを貼る、音楽を取り込む
- 作りたいジャンルを入力する
これだけでAIが自動的に別ジャンルのアレンジを生成してくれます。
つまり、作曲初心者でも“プロっぽいアレンジ”が作れるというのが最大の魅力です。
Sunoでフェイクミュージックを作る手順

基本的な流れは次のとおりです。
- トップページから「Create」を選択
- 「MoreOptions」をクリック
- 「AddAudio」で音源ファイルをアップロード
- 「Style」にアレンジしたいジャンルや雰囲気を入力
以上でフェイクミュージックの生成ができます。
「Style」での指示は・・・
60年代のダンスミュージック、男性の声=「60sdancemusic,malevocal」
のように英語で書くほうが反応が良い傾向があります。
画像で解説
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伴奏ありでもOK

鼻歌・アカペラ音源からでも、カバー曲の生成やアレンジが可能です。
つまり、次の2パターンでフェイクミュージックを作れるということです。
- 伴奏+ボーカルの音源をそのまま読み込んで生成する
- ボーカルだけを抽出して、そのボーカルからカバー曲を生成する
ボーカル抽出には「Moises」を使うと便利で・・・
- ボーカル
- 伴
- ベース
- ドラム
といった形に分離できます。無料で使えます。
鼻歌の「ららら♪」だけで生成してみました↓↓↓
Sunoのcover機能を使ってみました
ラララ♪だけで生成できました pic.twitter.com/YI9JZSm7K1
— 作曲・DTM・音楽制作が学べるアカウント (@xxxdtmxx) November 24, 2025
著作権は大丈夫?

YouTubeはJASRACなどの著作権団体と提携しているため、カバー曲の場合は収益が権利者へ分配される仕組みがあります。
そのため、歌ってみたやアレンジ動画を投稿して活動している人も多くいます。
AI生成であっても、カバー曲・アレンジに対する規制がすぐに強化される可能性は高くありません。
ただし、これはあくまで「YouTubeの仕組みの中」で許容されているだけです。
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営利目的での無断利用は完全にNG
近年はTuneCoreなどを使えば、個人でも簡単にサブスク配信ができますが・・・
- 無断で原曲をアレンジ
- 無断で配信
- 個人の利益につなげる
このような行為は、権利者から訴えられれば100%負けます。
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Sunoの有料プランは営利目的での利用が可能です
つまり・・・
- 自作曲をSunoで作って配信・販売する→OK
- 自分が権利を所有している曲をアレンジして配信する→OK
- 他人の曲を無断でアレンジ・編曲して営利利用する→完全にNG
というルールになります。
Sunoは便利なツールですが、カバー曲や他人の著作物のアレンジは営利利用できないため、この点だけはしっかり押さえておく必要があります。
AIを使えば数字が稼げるわけではない
「AIを使えば数字が取れる」と考える方もいますが、実際はそうではありません。
たしかに、AIを使えばスキルがなくてもコンテンツを作ることができます。
しかし、本質を理解していないと、すぐに飽きられてしまいます。
とくに音楽や動画といったエンタメ分野は、常に“魅力”が求められる世界です。
エンタメは数字を稼ぐハードルが高く、単にAIを使っただけでは生き残れません。
「AIを使えば簡単に稼げる」と考えるのは非常に危険です。
今回紹介したフェイクミュージックも、すでに量産され始めており、飽和状態になりつつあります。
カバー曲で稼ごうと思ってもYouTubeでは、権利者に収益が行く仕組みになっています。
なので、収益条件を満たしても利益は出ません。
【声真似】野原ひろしがIRIS OUT歌ってみた【昼メシの流儀】
Get Wild/シティーハンター 8bit
AI時代に生き残るためのポイント
生き残るためには、次の3つがとても重要です。
→AIで生成したものに、あなた自身の経験・好み・工夫を混ぜることで、唯一無二の作品になります。
2.テーマや世界観を決めること
→「何を軸に発信するのか」を明確にすると、ファンが離れづらくなります。
3.継続して発信すること
→AIは「瞬間的に伸びる」ことが多いですが、継続して積み上げている人が最終的に強くなります。
AI時代において重要なのは、「楽して稼ごう」という考えを捨てることです。
ただAIを使うだけで数字が取れると思っていても、長期的には通用しません。
大切なのは、自分はクリエイターとして生きるという覚悟を持ち、頭を使って戦略的に作品を作ることです。
つまり、AIはあくまで“道具”であり、価値を生み出すのはあなた自身のアイデアと工夫です。
AIフェイクミュージックで差別化するコツ
→例:DiscoFunkに寄せた世界観に統一する、90sR&Bアレンジ、ハードロック、JAZZなどの専門にする。
・アレンジの理由を語る(投稿文にストーリーを入れる)
→「もし◯◯が◯◯の世界観で作ったら?」「原曲のこの部分を活かしたかった」など、視聴者は“背景”に惹かれます。
・ビジュアルや動画編集も工夫する
→AI音源でも、映像のクオリティが高いと一気に差別化できます。
まとめ
本来は高度な編曲スキルが必要ですが、Suno の「カバー機能」を使えば、音楽経験がなくてもプロ級のアレンジが作れます。
この記事で紹介したポイントを振り返ると・・・
- Sunoなら曲のURLを貼ってジャンルを指定するだけで別ジャンルアレンジが作れる
- 鼻歌やアカペラからでもカバー生成が可能
- カバー曲はYouTubeで公開できるが、営利利用はNG
- オリジナル曲ならSuno生成でも営利利用OK
- AI時代では「ただ作れるだけ」では埋もれる。独自性・世界観・継続が重要
- フェイクミュージックで差別化するには、ジャンル特化・ストーリー性・映像の工夫が効果的
Sunoは“誰でも音楽が作れる時代”を強力に後押ししてくれるツールですが、活かせるかどうかは使い方次第です。
AIを道具として活用しながら、自分なりの視点や世界観を作品に込めていけば、まだまだフェイクミュージックでも十分に存在感を出せます。







