ギターを始めたばかりの人が最初につまずきやすいポイントのひとつが“アンプの正しい繋ぎ方”です。
シールドをどこに挿すかなんて単純に見えますが、実は繋ぎ方ひとつで音が激変します。
- 音がこもる
- エフェクターの効きが悪い
- 思ったような音にならない
- プロっぽいクリアな音が出ない
この記事では基本的な繋ぎ方やちょっとした裏技を初心者でも理解できるようにやさしく解説しています。
読むだけで・・・
- なぜその繋ぎ方をするのか
- どのエフェクターが前で、どれが後なのか
- どんな時に何本のシールドが必要なのか
- どうすればクリアで気持ち良い音が出るのか
これからアンプやエフェクターを使いこなしたい人に役立つ内容なので、ぜひ参考にしてみてください!
1.アンプの前(インプット→アウトプット)で繋ぐ

ギターからアンプの入力に、シールド1本で直接つなぐだけのパターンです。
この繋ぎ方は「アンプ直(アン直)」と呼ばれ、ギターの原音をもっともストレートにアンプへ伝えることができます。
- 音質の劣化が少ない
- 抜けが良くて迫力が出る
- ギターとアンプ本来のキャラクターがよく出る
その反面、サウンドバリエーションは少なく、細かく音作りしたい人は物足りなく感じることも。
エフェクターを使いたい人は、以降の方法が必要になります。
劣化が一番少ない
エフェクターやシールドをたくさん使うほど、どうしても音は少しずつ劣化していきます。
一方、アンプ直の場合はギターとアンプをシールド1本でつなぐだけなので、もっとも劣化が少ない接続方法です。
そのため、あえてエフェクターを使わず、シールドの質にこだわって“アン直”で弾くギタリストもいます。
エフェクターが場合ある場合

多くのギタリストが一番よく使っている方法です。
アンプは大きく分けて・・・
- 音色を作る「プリアンプ」
- 音量を上げてスピーカーを鳴らす「パワーアンプ」
という2つのパートで構成されています。
エフェクターをプリアンプの前に置くのは一般的で、以下のような“音作り系エフェクト”は基本的にプリアンプ前が適正です。
- オーバードライブ
- ディストーション
- ファズ
- コンプレッサー
- ワウ
- EQ(イコライザー)
多くのペダルはこの位置で正しく効果を発揮します。
2.アンプの後ろ(センドリターン)を使う

リバーブやディレイなどの“空間系”エフェクトはプリアンプで作った音の後ろに入れたほうがキレイにかかるためFX Loopを使います。
- FX Send → エフェクター入力
- エフェクター出力 → FX Return
と繋ぐことで、完成した音にエフェクトを自然に追加できます。
空間系をプリ前に置くと音が濁りやすいので、センドリターンはとても重要です。
ハイゲイン系のプリアンプをセンドリターンで繋ぐパターン
センドリターンは空間系エフェクトをつなぐのが一般的です。
ですが、歪み系の“プリアンプ系エフェクター”を使う場合にも利用されることがあります。
たとえば、ハイゲイン系のプリアンプペダルをJC-120(ジャズコ)のセンドリターンに接続するという使い方です。
ジャズコはクセが少なくフラットな特性をしているため、プリアンプペダルのキャラクターをそのまま活かせるという理由で、この接続方法を好むギタリストもいます。
3.1と2の組み合わせ

- オーバードライブやディストーションなどの歪み系はアンプのインプット側へ
- ディレイやリバーブといった空間系はセンドリターン側へ
このつなぎ方は、それぞれ本来の効果を最大限に発揮できます。
つまり・・・
- ギター →(前段)歪み系
- アンプの後段 →(FX Loop)空間系
という組み合わせです。
ただし、足元の歪みをメインにしてアンプのプリアンプを使わない場合は、3本以下でも成立するので、自分の機材に合わせて調整しましょう。
まとめ
ポイントは・・・
- プリアンプ「前」か「後ろ」かでエフェクトの効果が変わる
- 空間系はセンドリターン(後ろ)に挿すとキレイ
- シンプルにしたいなら1本、音作りを広げたいなら3〜4本
という部分です。
エフェクターボードを組んでいる人は、繋ぎ順ひとつで出音がガラッと変わるので、ぜひ試しながらベストな組み合わせを見つけてみてください。
以上、「ギターアンプの基本的なシールドの繋ぎ方」でした!



