DTM初心者向け|オーディオインターフェースの選び方とおすすめモデルを徹底解説


DTMを始めると、まず気になるのが「オーディオインターフェースって必要?」という疑問ではないでしょうか。

高価な機材ほど音が良くなると思いがちですが、実は曲の書き出し音質には一切関係がないんです。

この記事では、「それでもなぜインターフェースが必要なのか?」という根本的な疑問に答えながら、初心者でも失敗しない選び方を分かりやすく解説します。

  • 録音をしたい人
  • モニター環境を整えたい人
  • 配信にも使いたい人

それぞれの目的に合ったおすすめ機種も紹介するので、読み終える頃には「自分にぴったりの1台」が明確になります。




まず結論から


 書き出し音質にインターフェースは関係ない

初心者DTMerの皆さんに最初に伝えておきたいのは、「完成した曲の書き出し音質に、オーディオインターフェースは一切関係ない」ということです。

音質を決めているのは「DAWソフトの内部エンジン」です。

同じプロジェクトを書き出すなら、1万円のインターフェースでも100万円のものでも音は変わりません。

意外とここを勘違いしている方が多いので、まずはこの点を押さえておきましょう。

それでも必要になる3つの理由


では、なぜオーディオインターフェースが必要になるのか。

主な理由は次の3つです。

  1. モニター音の品質が上がる(=ミックスの精度が上がる)
  2. ボーカルや楽器の録音ができる
  3. 便利な機能(DSP・ループバックなど)が使える

① モニター音の品質が上がる

良いインターフェースを使うと、制作中のモニター音の解像度が高くなります。

細かい音の違いや定位のバランスが聴き取りやすくなるため、結果的にミックスの完成度が上がるんです。

② ボーカル・楽器の録音ができる

ボーカルやギターを録音したい方には必須アイテムです。

USBマイクという選択肢もありますが、正直クオリティは高くありません。

一般的には以下の組み合わせが定番です。

  • コンデンサーマイク
  • オーディオインターフェース

また、ギター録音の場合は「インターフェースがないとPCと楽器をつなげない」ので、これはもう必要不可欠です。

③ 特殊機能を使いたいときに必要

たとえばギタリストの方なら、DSP内蔵タイプのインターフェースが便利です。

DSP(デジタルシグナルプロセッサー)を搭載していると・・・

  • パソコンに負荷をかけずにエフェクトをかけて録音できる
  • 遅延の少ない自然な演奏感で録音できる

などのメリットがあります。

また、配信やオンラインレッスンをしたい人にはループバック機能が必須。

これがないと、DAWの音をZoomなどの会議ツールに送ることができません。

オーディオインターフェースがいらない人


  • 録音をしない
  • ソフト音源だけで曲を完結させている
  • Macを使っている

この条件に当てはまる人は、インターフェースが不要な場合があります。

Macの内蔵サウンドは意外と優秀で、モニター品質も悪くありません。

一方、Windowsの内蔵オーディオはクオリティが低いため、最低限のインターフェースを使うのがおすすめです。

安いもので十分な人

 DTM初心者で、まだ有料音源を持っていない人は「安いもので十分」です

無料や付属音源の音質はそもそも限界があるため、高級なインターフェースを使っても恩恵は少ないです。

最近は1万円台でも高音質なモデルが増えているので、最初は以下のような機種で十分です。

Steinberg iXO12

Arturia MiniFuse 2

YAMAHA AG03

Universal Audio Volt 1

Focusrite Scarlett Solo

Native Instruments Komplete Audio 2

PreSonus AudioBox GO

最初はここで節約して、浮いたお金で「音源ソフト」を揃えた方が曲のクオリティが上がります。

中級者におすすめの3万円クラス

 耳が育ってきて、音質への不満を感じ始めたらこのクラスへ

MOTU M2

SSL2 MkII

Audient iD4 MkII

どれも価格以上のモニター音を実現できるモデルです。このクラスになると、音の立体感や定位の再現力が一気に上がるのを感じると思います。

上級者向け10万円クラス

 さらに上を目指す人には、以下の機種が人気です

RME Babyface Pro FS

Universal Audio Apolloシリーズ

RMEは安定性・音質ともに最高クラス。一度使うと手放せなくなる“最終形”の1台です。Apolloシリーズはギタリストに特におすすめ。DSPでUADプラグインをCPU負荷ゼロで使えるのが魅力です。

まとめ

 オーディオインターフェースは「書き出し音質」に影響しません

しかし、モニター環境の改善・録音・便利機能の活用といった制作段階では欠かせない存在です。

選ぶポイントを整理すると次の通りです。

  • 録音をしない・ソフト音源のみで完結するなら不要
  • Windowsユーザーは最低限のインターフェースを導入したほうが安心
  • 初心者は1万円台モデルで十分(まずは音源ソフトに投資)
  • 音質にこだわりたくなったら3万円〜10万円クラスへステップアップ
  • 迷ったら「付属ソフト」や「ループバック機能」の有無で選ぶ

DTMにおいて、インターフェースは“音を良くする魔法の箱”ではなく、正確に聴き、快適に作るためのツールです。

自分の目的に合った1台を選んで、ストレスのない制作環境を手に入れましょう。

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