
重音テトがついに Synthesizer V2 AI(SV2) に対応して、大幅にパワーアップしました!
実際に使ってみると、声の表現力や調整の幅がぐっと広がって「テトでここまでできるんだ!」と感動するほど進化しています。
この記事では、SV2版テトの魅力や進化ポイント、SV1との違い、そしてどっちを買うべきかを、実際に触った感想を交えながらわかりやすく解説していきます。
こんな人におすすめです↓↓↓
- 「SV1とSV2、どっちを買うか迷ってる」
- 「歌声をもっと自然に、表現豊かにしたい」
- 「UTAU版テトの魅力も活かしつつ、曲に合わせた歌声を作りたい」
さらに、初心者でもすぐ試せる アップグレードや調整のコツ も紹介しているので、読んだその日に実践できますよ。
サンプル音源も用意したので参考にしてくださいね。
重音テトSV2 進化したポイント
SV1版の重音テトは・・・
「Joyful」「Cute」「Power」「Mellow」
この合計4種類でした。
SV2版では、この4つに加えて
「Low」「Mini」「Rock」

この3種類が新しく追加されています。
- Low:落ち着いたダウナー系の声。天気で例えるなら“雨の日の大人っぽいテンション”といった雰囲気。
- Mini:甲高く、幼いキャラクターのような可愛らしい声質。
- Rock:パワーのある太い発声。SV1の「Power」とは違い、もう少し荒さや勢いが感じられるスタイル。
例えば、Powerが50%でRockが100%。
SV2では最初からキャラごとの個性がしっかり分かれており、ボイススタイルを切り替えるだけで歌声の印象がガラッと変わるのが特徴です。
たとえば・・・
- 明るい・ハキハキ
- 落ち着いた・ソフト
- やや大人っぽいニュアンス
など、曲のジャンルに合わせやすいのが大きな利点です。
サンプル音源
Low:150%
Mini:150%
Rock:150%
Rock:150%+Power:150%
ミックスのコツ
悪く例えると、Lowはこもっている。MinとRocnは薄っぺらい。
筆者がよく使うのは iZotope Nectar。
Nectarはボーカルミックスに特化したプラグインで、Nectarが自動で最適なミックス設定を提案してくれるのでめちゃくちゃ便利です。
ボーカルミックスの基本的な工程は下の3つです。
- 調整(Synthesizer V側の設定)
- オケに馴染むようにミックス処理
- 仕上げ調整(部分的なディレイやハモリのリバーブなど)
そして、浮いた時間を3の仕上げに回すと効率が良いです。
ここはまだAIが苦手な領域で、人の耳でやったほうが仕上がりが良くなります。
StudioPro2でより細かく調整できるようになった

- 母音のつながりが自然
- 高音の伸ばしがクリア
- 「弱い発声」がリアル
- ピッチカーブの反応が繊細
SV1と同じ調整をしても、SV2のほうが人間らしい表情が出やすいです。
特にバラード系やロックのサビで違いを感じました。
SynthesizerV2の新機能↓

ボーカルスタイルの「+」を選択するとピッチ、音色、発音が調整できます。
UTAU版の重音テトの良さを再確認
SV2番の重音テトはより人間らしく、生々しい表現ができるようになったのが大きなポイントです。
Synthesizer Vが進化すればするほど、逆に、UTAU版の重音テトが持つ機械的で独特な魅力が、より際立って感じられるようになりました。
「人間らしさ」と「UTAUらしさ」、どちらのテトも改めて良さを再確認できるアップデートだと思います。
重音テトSV1とSV2を買うならどっち?

新規ユーザー
結論から言うと、新規で重音テトを購入するならSV2がおすすめです。
理由はシンプルで、SV2のほうが歌声の完成度が高く、調整の自由度も大幅に向上しているからです。
さらに、歌声合成ソフトを動かすエディター(Studio Pro 2)もアップグレードされており、SV2の性能を最大限に引き出せる仕様へ進化しています。
価格はSV1もSV2も同じなので、性能差を考えるとSV2を選ばない理由はほとんどありません。
また、DLsiteではセールが行われており、ダウンロード版の重音テトSV2(通常 9,680円)が8,228円で購入できる約1,400円もお得なキャンペーンが開催してましたよ。
SV1ユーザー

既存のSV1ユーザーが迷うポイントはここですが、月に数曲レベルで作るならアップグレードは確実におすすめです。
- 表現力が段違い
- ピッチが滑らか
- 語尾が自然
- キャラが切り替えられる
「テトをよく使う」「ジャンルに合わせた声がほしい」
そんな人はアップグレードする価値があります。
SV1版の重音テトをすでに持っている方には、お得に購入できるアップグレードコード版があります。
価格は4,950円で、新規購入よりもかなりリーズナブルです。
おすすめできない人

以下のタイプは急いでアップグレードする必要はありません。
- テトをほとんど使わない
- SynthVの調整にそこまで時間をかけない
- とりあえず1曲だけ作りたい
アップグレードの手順

- 公式サイトで「アップグレード版」を購入
- 届いたライセンスコードを SynthV に登録
- エディタを再起動して認識させる
- SV1 と SV2 が両方選択できる状態になる
作業自体はシンプルで、5〜10分ほどで完了します。
より詳しいアップグレード手順は、別記事で画像付きで紹介していますので参考にしてください。↓
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調整の裏技
1.ピッチの微調整

動かせる音階は通常「半音ずつ」ですが、Shift+Ctrl を押しながら操作すると、1/4ピッチ単位で細かく上下させることができます。
微妙にピッチをずらしたいときや、ビブラートを自然にかけたいときにとても便利。
・伸ばしビブラート

・Shift+Ctrlで区切ったビブラート

表現の幅が広がりますよ。
2.しゃくりあげ

筆者がよく使う調整方法として、歌い出しや語尾の部分を1/32か1/64に分割し、ピッチを少しだけ上げるというテクニックがあります。
目安としては、半音で3〜5程度上げるのがちょうど良いバランスです。
この調整を入れることで、声が裏返るような表現できるので、力強さやアクセント表現できます。
ロック系の力強い曲や、感情をしっかり込めたいバラードなどに特におすすめのテクニックです。
3.伸ばし音「ー」と「あ」の違い

曲によっては「ー」と「あ(母音)」のほうが良いときもあります。
②:区切る「ー」で伸ばす
③:区切る「あ」で伸ばす
4. ブレスのみを分離する方法
以下の設定で メインボーカルとは別にブレスの声をパラアウトし、個別に分離させることができます。
※Cubaseで起動した場合
手順
- Cubase側のSynthesizer V のトラックで「パラアウト」を設定する
- Synthesizer V の設定(歯車アイコン)から「オーディオとMIDI」→「無声音を分離・トラックごと」を選択
メインボーカルとブレス音を、それぞれ別トラックで個別に調整できます。
ブレス音をコントロールすることで、ハスキーさやかすれたニュアンスを表現しやすくなるため、声の質感づくりにとても役立ちます。
■サンプル音源:ブレス音のみ
手順
・Cubase側のSynthesizer V のトラックで「パラアウト」を設定する

・Synthesizer Vを起動しての設定(歯車アイコン)を選択
・オーディオとMIDIを選択
・無声音を分離・トラックごとを選択

・下の赤矢印のトラックがブレス音のトラック

まとめ
ボイススタイルが増えピッチやビブラートもより自然になり、曲のジャンルや表現に合わせた歌声作りが簡単になりました。
- 新規で購入するなら SV2 が断然おすすめ
- SV1ユーザーでも、テトをよく使う人はアップグレードする価値あり
- 調整のコツを覚えると、力強さやアクセント、ハスキーさなど表現の幅がぐっと広がる
逆に、テトをあまり使わない、1曲だけ作りたいという場合は SV1でも十分。
UTAU版テトの独特の魅力も再確認できるので、どのバージョンを選んでも楽しめます。
SV2を手に入れれば、より人間らしい自然な歌声を簡単に作れるようになり、曲作りの幅がぐっと広がります。
ぜひこの記事を参考に、自分の曲に合ったテトを選んで、思い通りの歌声を作ってみてください!

