
DTMを始めるときに、誰もが最初にぶつかる壁・・・
それが「パソコン選び」です。
- 「MacとWindows、どっちがいいの?」
- 「ノートとデスクトップ、どちらが向いてる?」
- 「メモリやストレージってどのくらい必要?」
そんな疑問を持つ初心者は多いのではないでしょうか。
実際、パソコンの選び方を間違えると・・・
- 動作が重くて作業が進まない
- オーディオインターフェースが認識しない
- プラグインが動かない
…といったトラブルに悩まされてしまうことも。
この記事では、DTMに最適なパソコンを選ぶための3つの基準をわかりやすく解説します。
- MacかWindowsか
- ノートかデスクトップか
- メモリやストレージの選び方
これを読めば、自分の制作スタイルに合った“最初の1台”を迷わず選べるようになります。
これからDTMを始める方はもちろん、買い替えを検討している中級者の方にも役立つ内容です。
それでは早速、最もよくある質問「MacかWindowsか問題」から見ていきましょう。
MacかWindowsか問題
正直、この話題は荒れやすいんですが(笑)、あくまでDTMの観点だけで言うなら、どちらでもOKです。
理由は簡単で、現在の主要なDAW(作曲ソフト)はほぼ両OSに対応しているからです。
例外はApple純正の「Logic Pro」と「GarageBand」くらいですね。
- LogicやGarageBandを使いたい → Mac一択
- それ以外のCubase、Studio One、Ableton Liveなど → どちらでもOK
OSを乗り換える際に動かない場合もあるので、ここは要チェックです。
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M1チップのMacは大丈夫?
登場当初は「互換性の問題」で動かないソフトもありましたが、今では主要なDAW・プラグインのほとんどが対応済みです。
- Cubaseも正式にM1対応済み
- 非対応ソフトも「Rosetta」で問題なく動作可能
なので、M1チップだからDTMに向かないということはありません。
むしろ、これからの時代はM1完全対応が当たり前になっていくでしょう。
それでも不安な方は・・・
- Intel Core i7/i9搭載のWindows機
- 旧世代のIntel MacBook(中古)
これらを選ぶのもアリです。
USB端子の落とし穴
最近のMacBookはUSB-C端子のみですが、多くのオーディオインターフェースはUSB-A端子を採用しています。
理論的には「USBハブで変換すればOK」と思いがちですが、実はこれはおすすめしません。
理由は以下の通りです。
- オーディオインターフェースは“直接接続”を前提に作られている
- ハブを介すとわずかな遅延(レイテンシー)が発生する
DTMではその“わずか”が致命的になります。
演奏時にタイミングがズレることもあるので、直接接続できる端子を持つパソコンを選びましょう。
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ノートかデスクトップか?
これはもう、ライフスタイルで選んでOK。
- 持ち運ぶならノート一択
- 自宅専用で拡張性を重視するならデスクトップ
昔は「ノートPCは性能が低い」と言われていましたが、今のノートは本当にパワフル。
DTM・動画編集どちらも問題なくこなせます。
さらに、見た目のテンションも大事です。
デスクトップで“城を築く”のもよし、ノートでスタイリッシュに制作するのもよし。
自分の気分が上がる方を選びましょう。
メモリの目安と選び方
メーカー推奨の最低ラインはだいたい8GBですが、これはあくまで“最低限”です。
おすすめは「最低ライン+1〜2段階上」。
- 推奨8GBなら → 16GB
- 余裕を持たせるなら → 32GB
理由は、これからのDTM環境がどんどん重くなるからです。
例えば「空間オーディオ編集」など、より高度な処理が増えるため、メモリがすぐ足りなくなる時代が来ます。
先を見据えて、多めに確保しておきましょう。
ストレージ(容量)の考え方
DTMはとにかくデータが重いので、1TBは最低ライン。
余裕があるなら2TB〜4TBが理想です。
- ソフト音源ひとつで数百GB
- 複数導入するとすぐ満杯になる
また、外付けストレージを使う手もありますが、筆者は基本的に内部ストレージ重視派です。
外部ストレージを避けたほうがいい理由
- 安価なHDDだと読み込みが遅く、演奏に遅延が出る
- データを移動させてソフトが動かなくなるリスクがある
初心者のうちは、内部ストレージにすべて完結させるのが安心です。
外部ストレージは「バックアップ専用」に使うのがおすすめです。
結論
筆者自身は「デスクトップ(ゲーミングPC)」を使っていますが、これは「DTMだけでなく動画編集や仕事でも使う」ことを考えた結果です。
つまり、全員にこのデスクトップ(ゲーミングPC)をおすすめできるわけではありません。
パソコン選びで大切なのは、「誰かが使ってるから同じでいい」ではなく、自分の環境に合った1台を探すこと。
今回紹介した3つのポイントを思い出してください。
- MacかWindowsか
- ノートかデスクトップか
- メモリとストレージのスペック
この3つを基準に調べていけば、あなたにぴったりのDTMパソコンが必ず見つかります。
まとめ
DTM用パソコンを選ぶときに大切なのは、「他人のおすすめ」ではなく自分の制作環境に合った1台を選ぶことです。
この記事で紹介したポイントをもう一度整理しておきましょう。
- MacかWindowsか? → どちらでもOK。Logicを使いたいならMac一択
- M1チップのMac → 主要DAW・プラグインはすでに対応済み
- USB端子 → オーディオインターフェースは“直接接続”が基本
- ノート or デスクトップ → 持ち運び重視ならノート、拡張性重視ならデスクトップ
- メモリ → 最低8GB、できれば16GB〜32GBで余裕を
- ストレージ → 1TB以上が安心。外付けはバックアップ専用に
DTMは、機材よりも*「制作を止めない環境」が何より大事。
自分に合ったパソコンを選ぶことで、ストレスなく音楽に集中できるようになります。




