
ギタリストの間で根強い人気を持つ ZOOM「MSシリーズ」。
その新モデルである MS-50G Plus/MS-200/MS-70CDR Plusが登場してしばらく経ち中古市場にも流れ始めました。
- 「結局どれが“買い”なのか?」
- 「初期型から乗り換える価値はある?」
- 「アップデートでどこまで進化したの?」
そんな疑問を持つ人も多いはずです。
この記事では、実際に3機種を使用して感じた「音質の変化・アップデート内容・使い勝手・おすすめ度」をできるだけ分かりやすくまとめました。
- アップデートで何が変わったのか
- 音は初期型より良くなったのか
- どの機種がどんな人に向いているのか
- 買うならどれを選ぶべきか
この記事を読み終えるころには「自分に合うMSシリーズはどれか」 がはっきりイメージでき買い替えや追加導入の判断がしやすくなるはずです。
MS-50GPlusの音質~印象と率直な感想
発売前はIR付きアンプモデリングが大きく宣伝されていましたが・・・
- ライン録音非対応
- アンプリターン接続も非対応
という点が叩かれ、現在は公式サイトでも控えめな表記になっています。
ただし、アンプ以外は確実にレベルアップしています。
- 歪みは太さが増した
- 空間系は広がりの強さが向上
- コンプやEQも初期型より扱いやすい
アンプだけは初期型のほうが好き、というのが個人的な正直な感想です。
ライブ、スタジオと自宅練習では優秀ですが宅録やDAWとなると微妙。
価格帯、エフェクトの質、バランスを考えるとコスパはとても良いです。
“1台でいろいろ揃う”という強みは健在で、エフェクターの音作りの研究にも最適だと思います。
ただし、G2 FOURと比べると、どちらも値段は約1万3000円です。
機能面では、G2 FOURはオーディオインターフェースやIRなども搭載したオールインワンなので、初めてのマルチエフェクターならG2 FOURがおすすめです。
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MS-50GPlusのアップデートと現状
アップデートには専用アプリが必要でスマホと本体を接続して簡単に更新できます。
※50円かかるので注意。
今回のアップデート内容は・・・
- 歪み系
- コンプ
- エキサイター
- コーラス
などが追加。派手さは少なく、やや地味めのラインナップです。
G1XFourに入っているMetalZoneモデリングやTSTurboなども移植されましたが、「ZOOMシリーズの新作らしい!」という大きなインパクトは薄めでした。
とはいえ・・・
- エフェクト数は合計102種
- 容量は80%ほどなのでまだ余裕あり
さらなる更新にも期待したいところです。
歪み特化モデル「 MS-200D Plus」の感想
しかも各モデルごとにアプリを購入する必要があるため、少し面倒です。
歪み200種が売りですが更新内容は、コンプ追加などを期待していた内容とは違う感じでした。
機能面は面白く「直列/並列や順番入れ替え」といった独自サウンド制作は可能です。
しかし、正直なところ・・・
- 「使える歪」は非常に少ない
- 実際ほとんど使っていない
- 好みの歪みはコンパクトを買った方が早い
という結果になりました。
マルチエフェクターって種類はたくさん入っていても、実際に使うエフェクトはだいたい決まっていて、ほとんど使わないもの多いですよね。
空間系特化「MS-70CDRPlus」は高評価
理由は・・・
- 空間系の質が初期型より明らかに強化
- 圧感(音の存在感)が実機に近付いた
- プリセットが非常に優秀で学びになる
特にプリセットが秀逸で、自分では作れなかったような音が多く「なるほど、こういう組み合わせがあるのか!」と発見が多いモデルです。
とくに「空間系をよく使う音楽を演奏する」という人には、とても向いています。
使い方の例は・・・
「メインの歪みやEQはMS-50G Plus、空間系はMS-70CDR Plus」といった組み合わせも使いやすいでしょう。
こんなギターリストにおすすめ
MS-50G Plus
ライブやスタジオ練習を頻繁に行うギタリストに特におすすめです。
コンパクトサイズで機材がかさばらず、価格も約1万3000円と手頃。
チューナーを買うくらいの手軽さで手に入るマルチエフェクターで、コスパの良さも魅力です。
MS-200D Plus
ギタリストが音作りで特にこだわりたいポイントといえば、やはり歪みです。
MS-200D Plusは歪みに特化したモデルだけあって、「こういう歪み方もあるのか」と知的好奇心を刺激してくれる一台。
ただし正直に言うと、筆者はアンプで歪みを作るタイプなので、実用面ではやや扱いどころが難しい印象です。
“歪みマニア”には強くおすすめできます。
ジャズコにセンドリターンで繋いでプリアンプとして使うのもありかも。
MS-70CDR Plus
空間系エフェクトにこだわりたいギタリストにおすすめ。
ディレイを2台使ったり、センドリターンで空間系だけ独立させたりと、柔軟な使い方ができます。
筆者が特に推したいのは・・・
- メインの音作りをG2 FOUR
- 空間系だけMS-70CDR Plus
空間処理の質がグッと上がり、表現の幅が広がります。
まとめ
ZOOMのMSシリーズ MS-50G Plus/MS-200D Plus/MS-70CDR Plusは、それぞれ特徴がはっきりしています。
- MS-50G Plus:ライブ・練習向き。コンパクトで手軽に導入でき、コスパ良し。
- MS-200D Plus:歪みに特化。歪みマニア向け。</li
- MS-70CDR Plus:空間系に強い。プリセットも優秀で表現の幅が広がる。




