
「この人、歌はそんなに上手くないのに…なんでこんなに胸に刺さるんだろう?」
そんな不思議な経験をしたことはありませんか?
実はこれ、単なる気のせいではありません。
歌が下手でも感動してしまうのには、明確な理由と心理メカニズムが存在します。
この記事では・・・
- 感情が伝わる力
- リスナー側に生まれる共感
- 歌詞やメッセージの強さ
- 歌い手のストーリー性
- 人が惹かれる“不完全さ”の魅力
- 「なんであの人の歌に泣けたんだろう?」
- 「テクニックはないのに、心に残る人の共通点は?」
- 「上手いだけの歌が刺さらない理由って?」
こんな疑問やモヤモヤを抱えている人は、この記事を読むことで「感動の正体と“歌の評価がブレる理由”がスッキリ理解できるよう」になります。
さらに、あなたの感動が“脳のバグ”によって起きている可能性についても解説。
歌を聴く目(耳)がガラッと変わる内容になっています。
それではさっそく、「歌が下手でも感動してしまう現象はなぜ起こるのか?」 をひも解いていきましょう。
歌が下手でも心に残るのはなぜ?
同じように、「素人の不格好な歌が、プロより胸に刺さる」瞬間ってありますよね。
今日はその理由を、次の5つの視点から解き明かします。
- 感情が伝わる力
- リスナーの共感
- 歌詞・メッセージ性の強さ
- 歌い手のストーリー
- 不完全さが生む魅力
① 感情が伝わる力
音程やリズムが多少ズレていても、「本気の気持ち」が声に宿るとテクニックを超えて届く瞬間があります。
- 本気で伝えようとしているかどうかは、必ず聴き手に伝わる
- しゃくり、フォール、リズムの揺れなどは、感情を表現する“手段”でしかない
- 感情が乗った歌は、ミスすら魅力として昇華される
人は「うまさ」よりも「本気度」に強く心を動かされます。
② リスナーの共感
感情をガンガン乗せて歌うタイプとは逆に、あえて感情を抑えて歌うことでリスナーの想像力が働くケースもあります。
- 歌い手が余計な感情を乗せないことで、聴き手が自分の体験を重ね合わせる
- 夜遊び・ヨルシカなど、“淡々とした歌声”が共感を呼ぶのはこの現象
- 「歌は感情を乗せすぎると逆効果」という考えのボーカリストもいる
歌が下手でも、必要以上に感情を乗せていない場合、聴き手が勝手に意味を見出し、感動が生まれることがあります。
③ 歌詞やメッセージの力
“歌の上手い下手”とは関係ありません。
単純に…
- 歌詞が良い
- メロディが良い
- メッセージ性が強い
これだけで人は普通に泣きます。
「糸」「友達の唄」「ハッピーバースデー」など、誰が歌っても心に響く曲というものが存在します。
歌が下手でも感動するのは、“曲そのものの力”が強すぎるケースです。
④ 歌い手の背景
人は歌声だけで歌を聞いているわけではありません。
その人の物語もセットで受け取っています。
例:
- シングルマザーと二人三脚で金メダルを取った選手の話
- 中村佳穂「友達の唄」に込められた自身のアイデンティティ
- 優里が貧困から逆転し「ピーターパン」を歌った背景
- オーディション番組で語られる家族の物語が感動を呼ぶ理由
歌のうまさと関係ないのに、背景を知った瞬間、同じ歌が別物に聞こえることがあります。
⑤ 不完全さが生む魅力
完璧なものほど「冷たく」感じ少し欠けたものほど「愛おしく」感じるのが人間です。
- 完璧すぎると粗探ししたくなる
- 少しの下手さが“可愛さ”になる
- 家庭料理のような「味のある不完全さ」が心に残る
- 日本人は特に「不完全の美」に魅力を感じる文化的傾向がある
歌も同じで少しの下手さ=その人の個性や魅力として作用することがあります。
感動の裏にある「脳のバグ」て
キーワードは 認知的不協和。
人は「お金や時間を払ったもの」に、勝手に価値を感じてしまう心理があります。
例:
- 下手な人のライブに1万円払うと、「良かったはずだ」と脳が錯覚する
- ブラック企業にしがみつく人が「やりがいがある」と思い込む
- DVされても「この人が好きだから」と思い込む
歌も同じで、「声以外の情報」で評価が歪むことがよくあります。
- 顔が好み
- ストーリーが泣ける
- お金を払った
- 友達に勧められた
- 推しである
こうした要素で、歌が下手でも「感動した気がしてしまう」という現象が起こるわけです。
もちろん、すべての感動がバグではありません。
しかし「歌の評価は非常にバイアスを受けやすい」という事実は知っておいて損はありません。
歌が上手い=必ず成功するとは限らない
筆者は 超学生さんが大好き なのですが、どう考えても実力に対して評価が低すぎる…と感じています。
とはいえ、YouTubeチャンネル登録者数はすでに 100万人。
※これは普通に“とんでもなく凄い”数字です。
一方で、今もっとも勢いのあるボーカリス Adoちゃんは登録者数863万人。
どちらも圧倒的に歌が上手いのに、数字にはこれだけの差があります。
では、なぜ超学生さんは「100万人止まり」なのか?(十分すごいのは大前提として)
おそらく、音楽の世界では・・・
実力だけではなく「時代や評価の流れ」によって人気が大きく変動するからだと思います。
同じように・・・
- めちゃくちゃ上手いのに無名
- なんでこの人フリーなの?
- もっと評価されるべきでは?
と思ってしまう歌い手・ボーカリストはたくさんいます。
結局、音楽の世界は「実力=評価」にならない厳しい場所。
だからこそ、推しを見つけたら全力で応援したくなるのかもしれませんね。
まとめ
- 感情が伝わる力
- 余白が生む共感
- 歌詞・曲そのものの良さ
- 歌い手の背景やストーリー
- 不完全さの魅力
以上です。
最後までご視聴ありがとうございました。

