
DTMを始めたばかりの方や、配信をこれから始めたい方の中には・・・
「オーディオインターフェイスって種類が多すぎてどれを選べばいいの?」
と感じている方も多いのではないでしょうか。
実際、最近のオーディオインターフェイスは機能も価格帯も幅広く、見た目や評判だけでは違いが分かりにくいのが現実です。
この記事では、そんな悩みを解消するために初心者でも失敗しないオーディオインターフェイスの選び方をわかりやすく解説します。
- 価格によって音質はどのくらい違うのか
- 配信用と制作用の違いは何か
- どんな機器やマイクをつなげばいいのか
- エフェクト機能は必要なのか
この記事を読めば、あなたにピッタリのオーディオインターフェースが見つかって、録音や配信がもっと楽しくなります!
それでは早速、価格と音質の関係から見ていきましょう。
価格と音質の関係を知っておこう

結論から言うと、3万円以下の製品では音質の差はほとんど感じられません。
実際、聴き比べても「なんとなく違うかな?」というレベルです。
ただし、極端に安い製品はノイズが乗りやすい傾向があります。
- プラスチック製で電磁波の影響を受けやすい
- 照明やWi-Fiルーターからノイズが入ることがある
入門用としては、1万円以上の製品を選ぶのがおすすめです。
とはいえ種類が多いので、次からは「選ぶときにチェックすべきポイント」を順に見ていきましょう。
ポイント①:用途を明確にする
大きく分けると、以下の2パターンがあります。
- 配信用
- 音楽制作用
この2つの違いは、「音の出し方」にあります。
配信用のインターフェイスは、マイクやBGMなどの音を混ぜて出力します。
一方、制作用のインターフェイスは、音をチャンネルごとに分けて出力し、後から編集・ミックスする設計です。
たとえば・・・
制作用 → マイクはチャンネル1、BGMはチャンネル2として録音
という違いになります。
「配信も制作も両方やりたい!」という方には、切り替えスイッチ付きモデルが便利です。
たとえば ZOOMのAMSシリーズは・・・
- MUSICモード:個別出力(制作向け)
- STREAMINGモード:ミックス出力(配信向け)
これらをワンタッチで切り替えられます。
ポイント②:接続する機器を確認する
- PCやMacに接続するのか
- iPhone/Androidに接続するのか
スマホやタブレットで使う場合、全ての製品が対応しているわけではありません。
購入前に、メーカーサイトの仕様欄で「対応デバイス」を必ずチェックしましょう。
特にAndroidは機種によって仕様が異なるため、動作確認済みリストに掲載されているかを確認するのが安全です。
ポイント③:接続するマイクの種類にも注目
マイクの種類によっても、選ぶべき機種が変わります。
特にダイナミックマイク(例:SHURE SM7B)を使う場合、しっかりと音量を上げられるインターフェイスが必要です。
チェックすべきは「ゲインレンジ(マイクプリアンプの増幅幅)」です。
- SM7Bを使うなら、+60〜65dB程度のゲインレンジが理想
- ゲインが足りない場合、マイクブースターを追加して補うことも可能
ただし、外部ブースターを使うとノイズのリスクもあるため、できれば本体で十分な音量が出せるモデルを選びましょう。
また、コンデンサーマイクを使う場合は、ファンタム電源(+48V)を供給できる端子があるかを確認しましょう。
さらに、電源供給できる端子の数(1つか2つか)も重要なチェックポイントです。
ポイント④:エフェクト機能の有無をチェック
エフェクトとは、リバーブ(残響)や歪み、アンプシミュレーターなどの音を加工する機能のことです。
特に配信やスマホ使用を考えている方は、本体にエフェクトボタンがあるモデルが便利です。
直感的に操作でき、ソフトを立ち上げなくてもリバーブやエコーをかけられます。
一方、DSPエフェクト付きモデル(例:Steinberg UR22C)のように、専用ソフトを通じてエフェクトを使うタイプもあります。
こちらは音作りの自由度が高く、音楽制作に向いています。
「配信の手軽さ」か「制作の自由度」か、自分の目的に合わせて選びましょう。
ポイント⑤:入力端子の数と種類を確認
- 音楽制作 → マイクを複数使う場合は、入力数を確認
- 配信 → ステレオ入力があるかを確認
- ゲーム実況 → HDMI入力対応かを確認
最近のゲーム機(PS4、Switchなど)はHDMIで映像と音を出すので、HDMI入力付きモデルがあると非常に便利です。
おすすめのオーディオインターフェイス4選
楽曲制作におすすめ
Steinberg UR22C:定番DAW「Cubase AI/LE」が付属しており、配信にも使いやすいバランスの取れた1台です。
ファンタム電源を2系統搭載しているため*弾き語り(ボーカル+アコギ)の録音も可能。
さらに、Hi-Z切り替え対応でエレキギターの録音にも対応しています。
ループバック機能やPCで操作できるミキサーも搭載されているので、配信用途にもおすすめです。
配信用におすすめ
YAMAHA AG03MK2:リバーブやコンプレッサー、EQなど、配信向け機能が充実したミキサー兼オーディオインターフェイスです。
本体で音量調整やエフェクト、ミュート操作ができるため、直感的に扱えるのが魅力。
特に「配信特化型のオーディオインターフェイス」を探している方にぴったりです。
コスパ重視
M-AUDIO M-TRACK SOLO:約7,000円で購入できる高コスパモデル。
録音や配信に必要な基本機能をしっかり備えており、初めての1台として最適です。
「まずは低予算で始めたい」という方におすすめの入門機です。
操作性が良い
ZOOM AMS-44:約18,000円。録音用・配信用・ループバックの切り替えボタンを搭載し、操作性が非常に高いモデルです。
コンパクトなサイズで場所を取らず、電池駆動にも対応しているため、持ち運びにも便利です。
外出先での録音や配信にも活躍します。
2台持ちもおすすめ
例えば・・・
- 楽曲制作用は Steinberg UR22C
- 配信用は YAMAHA AG03MK2
といった使い分けです。
まとめ
オーディオインターフェイスを選ぶポイントをまとめると、以下の通りです。
- 価格は1万円以上を目安
- 用途(配信/制作)を明確
- 接続機器(PC・スマホ)を確認
- マイクの種類とゲインをチェック
- エフェクト機能の有無を確認
- 端子の数と種類も忘れず
自分の使い方に合ったインターフェイスを選べば、録音も配信もぐっと快適になります。





