
今回は、初心者でも作りやすい「簡易的なMVの作り方」を紹介します。
本格的なアニメーションを使ったMVではありませんが、歌詞・イラスト・音源を組み合わせるだけでも、ボカロ曲のMVらしい動画を作ることができます。
本格的なアニメーションなどはありませんが、シンプルな構成なので、MV制作が初めての方でも挑戦しやすいと思います。
それでは、実際の制作手順を紹介していきます。
動画公開しました!
【初心者向け】簡単MVの作り方|ボカロ曲の調整晒し版【ステップ5】https://t.co/emELN4uqb7
本格的なアニメーションがなくても、
・イラスト
・UI録画
・歌詞字幕を組み合わせれば、初心者でもMVは作れます。
「とりあえずMVを作ってみたい」という方はぜひ!— 底辺 (@xxxdtmxx) September 2, 2026
使用ソフト
- 動画編集:PowerDirector
- 画面録画:Bandicam
- DAW:Cubase
- イラスト:openCanvas 7
- サムネイル制作:PhotoScape X
それぞれ詳しく紹介します。
動画編集ソフト

最低限、
- 音声の読み込み
- 字幕の追加
- 素材の配置
この3つができれば、今回のような簡易MVは制作できます。
最近の動画編集ソフトにはAI生成機能を搭載したものもありますが、今回紹介するようなシンプルなMV制作であれば、AI機能は必須ではありません。
画面録画

録画範囲を簡単に指定できるので、個人的にも使いやすくて愛用しています。
有料版と無料版があり、無料版ではメーカー名の透かしが入ります。
ただ、今回の用途は画面録画ができれば十分なので、Bandicam以外のソフトを使ってもOKです。
イラスト制作ソフト

openCanvas 7は、XPPenの板タブを購入すると無料で付属するイラストソフトです。
イラスト制作ソフトの定番といえば「CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)」があります。
本格的にイラストを描きたい方は、クリスタを検討してみるのもおすすめです。
一方、私は本格的なイラスト制作をすることが少ないため、openCanvas 7を使用しています。
板タブを購入すると無料で付属します↓
サムネイル制作

文字の挿入や色の変更など、基本的な画像編集ができるソフトです。
無料で使えるので、簡単な画像編集をしたい方にもおすすめです。
ステップ① 楽曲を書き出す

今回は、
- マスタリング済みの音源
- ボーカルのみの音源
この2つを用意します。
特に重要なのが、ボーカルのみの音源を書き出しておくことです。
ボーカルだけの波形を確認できるようになるため、歌詞を入れるときに役立ちます。
ステップ② イラストを用意する

イラストは、
- 自分で描く
- 無料素材を利用する
- 絵師さんに依頼する
など、好きな方法で用意しましょう。
クオリティを重視するのであれば、絵師さんに依頼するのもおすすめです。
簡単なラフを自分で描いてみる
その理由は、文章だけでは自分のイメージを伝えるのが難しいことがあるからです。
簡単なラフでも描いて渡せれば、
「こういう構図にしたい」
「ここにキャラクターを配置したい」
といった完成イメージを共有しやすくなります。
絵師さんへの依頼は意外とハードルが低い?
「絵師さんにイラストを依頼すると、お金がかかりそう……」
と思っている方もいるかもしれません。
もちろん、有名な絵師さんやイラストを仕事にしているプロの方に依頼すると、それなりの費用が必要になります。
一方で、これから活動を頑張っていきたい絵師さんの場合、比較的リーズナブルな価格で依頼できるケースもあります。
例えば、Xなどで、
ボカロ曲のMVを作るので、イラストを描いていただける絵師さんを募集しています。
東方、駆け出しのボカロPです。
予算に限りがありますが、一緒に成長していける絵師さんを探しています
といった形で募集してみるのも一つの方法です。
予算や制作内容を明記して募集すれば、意外と反応がありますよ。
人と一緒に作品を作る経験も大切
音楽制作では、
- 編曲
- 楽器演奏
- ミックス・マスタリング
- イラスト
- 動画編集
- 共作
など、他の人と一緒に作品を作る機会があります。
ステップ③ 画面を録画する

Bandicamは録画する範囲を簡単に指定できるので、個人的にはとても使いやすいソフトです。
無料で使えるプランもあるので、まずは試してみるのもおすすめです。
※動画では概要欄にリンクを掲載しています。
ステップ④ 動画を編集する

今回はPowerDirectorを使用しました。
読み込む素材は、
- マスタリング済みの音源
- ボーカルのみの音源
- イラスト
- 画面録画素材
などです。
素材を読み込んだら、タイムライン上に配置していきます。
一番重要なのは「歌詞入れ」

歌詞を入れるときは、先ほど書き出した「ボーカルのみの音源」を確認しながら作業します。
ボーカルの波形を見ると、声が発音されている部分が山のようになっています。
この波形を目印にして、歌詞の字幕を配置していきます。
波形を見ながらタイミングを合わせることで、字幕のズレを少なくできます。
字幕の配置が終わったら、ボーカルのみの音源をミュートします。
あとは、マスタリング済みの音源を再生すれば完成です。
文字にエフェクトを付ける
もし文字に動きやエフェクトを付けたい場合は、エフェクトを適用できる文字素材を使用します。
この場合も、ボーカルのみの音源や字幕をガイドとして利用すると作業しやすくなります。
歌詞のタイミングを確認しながらエフェクトを設定できるので、ミスを減らしたり、作業効率を上げたりできます。
ステップ⑤ サムネイルを制作する

サムネイルの作り方はいろいろありますが、今回は一例として紹介します。
PowerDirectorにはスクリーンショット機能があるので、MVの中からサムネイルに使いたい場面を選びます。
YouTubeのサムネイルサイズである1280×720に設定してスクリーンショットします。
もし動画編集ソフトにスクリーンショット機能がない場合は、Bandicamなどの画面キャプチャソフトを使ってもOKです。
スクリーンショットを用意したら、PhotoScape Xで編集します。
PhotoScape Xのキャンバスサイズも1280×720に設定し、画像を配置します。
あとは、
- タイトル文字を入れる
- 文字の色を変更する
- 文字を見やすく調整する
といった編集を行えば、サムネイルの完成です。
まとめ
実際にやってみると、意外とシンプルですよね。
本格的なMVを作ろうとすると、時間も技術も必要になります。
しかし、今回紹介したようなシンプルな構成であれば、MV制作が初めての方でも比較的簡単に作ることができます。
最初から完璧なMVを目指すのではなく、
まずはシンプルな構成から始めて、少しずつ演出を増やしていく
という方法がおすすめです。
また、直感的にリリックアニメーションを作れるソフト「Lyrica」も要チェックです。


