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Steinberg Classics Collection 無料レビュー|初期VSTプラグイン5種類を実際に使ってみた

今回は、ちょっと面白い無料プラグインを紹介します。

それが、Steinbergの「Steinberg Classics Collection」です。

VSTの初期を支えたクラシックなプラグインが、無料で楽しめるコレクションとして登場しました。

ただし、最初に言っておくと……

めちゃくちゃ古いです。

最新のプラグインと比べると機能は少なく、見た目もかなりシンプル。

「今さら、こんな古いプラグインを使う意味ってあるの?」

と思う方もいるかもしれません。

ところが、実際に使ってみると……

「これ、意外といいじゃん!」

となりました。

今回は、そんなSteinberg Classics Collectionの魅力を紹介していきます。




VSTの歴史をちょっとだけ振り返る

 SteinbergがVST(Virtual Studio Technology)を開発したのは1996年。

そこから、現在のような「DAWにプラグインを追加して音を作る」という音楽制作環境へとつながっていきました。

今では当たり前になっているVSTプラグインですが、当然ながら最初から現在のような高機能なものだったわけではありません。

今回のSteinberg Classics Collectionでは、そんなVSTのかなり初期の時代を感じられるプラグインを実際に楽しむことができます。

Steinberg Classics Collectionに収録されている5つのプラグイン

 以下の5つのプラグインが収録されています。
  • Neon → シンセサイザー
  • VB-1 → ベース
  • CS-40 → シンセサイザー
  • LM-7 → ドラムマシン
  • Karlette → テープディレイ

どれも非常にシンプルなプラグインですが、それぞれ個性的なサウンドを持っています。

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Neon


Neonは、シンプルなシンセサイザー。

 現在のソフトシンセと比べると、できることはかなり限られています。

しかし、その分操作は非常に分かりやすく、ちょっとしたシンセフレーズを作るには十分です。

VB-1


VB-1はベース音源

こちらも非常にシンプルですが、独特の質感があります。

最新のベース音源のようなリアルさを求めるものではありませんが、あえてこのチープな質感を使うのも面白そうです。

CS-40


CS-40もシンプルなシンセサイザーです。

現在のシンセと比べると機能は少ないものの、昔ながらのシンセサウンドを手軽に楽しめます。

LM-7


LM-7はドラム音源。

シンプルなドラムサウンドを鳴らすことができ、音色そのものにも昔のソフト音源らしい雰囲気があります。

最新のリアルなドラム音源とは違った、独特の存在感があります。

Karlette


Karletteはテープディレイ。

テープディレイらしい揺らぎや、少しクセのあるサウンドを楽しめます。

シンプルだからこそ、音作りで迷いにくいのもポイントです。

「古い=使えない」ではない

 実際に5つのプラグインを使ってみると、音もUIもかなり古いです。

最新のプラグインと比べれば、できることは圧倒的に少ないでしょう。

「でも……そこがいいんです。」

最近のプラグインは、非常にリアルで、UIも洗練されています。

プリセットも豊富で、細かな音作りができるものも増えました。

もちろん、これは素晴らしい進化です。

一方で、今回のような初期VSTには、最新のプラグインにはない魅力があります。

「少しチープなUI。少しクセのある音。そして、限られた機能。」

これらが逆に新鮮に感じられます。

最新=正義じゃない

今回、Steinberg Classics Collectionを使ってみて改めて感じたのが、

「プラグインって、そんなに高機能じゃなくてもいいんじゃない?」

ということです。

最近のプラグインは、本当に多機能です。

音作りだけでなく、エフェクト、プリセット、AI、ランダマイズなど、できることがどんどん増えています。

もちろん、それ自体は素晴らしいことです。

ただ、機能が多いからこそ、

「何を使えばいいのか分からない」

「音作りより設定に時間がかかってしまう」

ということもあります。

その点、初期VSTは非常にシンプル。

できることが少ないからこそ、操作に迷いません。

  • 音を選ぶ
  • 少し調整する
  • 演奏する

基本的には、それだけ。

でも、それでも曲は作れます。

「最新じゃない」

「高機能でもない」

「見た目もチープ」

それでも、いいものはいいんですよね。

プラグイン選びで大切なのは、

「何ができるか」

だけではなく、

「それを使って、どんな音楽が作れるか」

なのかもしれません。

歌声合成ソフトにも通じるところがある

 これは、歌声合成ソフトにも同じことが言えるのではないでしょうか。

最近の歌声合成ソフトは、非常にリアルで人間らしい歌声を再現できるようになっています。

もちろん、それは素晴らしい進化です。

一方で、昔ながらの少し機械的な歌声にも、独特の魅力があります。

「最新だから良い」

「古いからダメ」

というわけではありません。

その時代にしか出せない音。

そのソフトだからこそ出せる味。

そういったものを楽しむのも、DTMの面白さだと思います。

Steinberg Classics Collectionはこんな人におすすめ

Steinberg Classics Collectionは、特に以下のような方におすすめです。

  • 昔のVSTプラグインを体験してみたい
  • シンプルなシンセや音源を探している
  • 個性的なサウンドが欲しい
  • 90年代のDTMやVSTの歴史に興味がある
  • 無料で使えるプラグインを探している
  • 最新プラグインとは違った音を試してみたい

逆に、最新のソフトシンセのような多機能性や、リアルな楽器の再現性を求めている方には、少し物足りなく感じるかもしれません。

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まとめ

 今回は、Steinberg Classics Collectionを紹介しました。

VSTの初期を支えた、かなり懐かしいプラグインをまとめたコレクションです。

最新のプラグインと比べると、機能も少なく、見た目もかなりシンプル。

しかし、実際に使ってみると、今のプラグインにはない面白さがありました。

特に、

「古い=使えない」ではない

ということを改めて感じさせてくれるプラグインです。

しかも、無料で楽しめるのも大きなポイント。

VSTの歴史に興味がある方はもちろん、普段とは違った音を試してみたい方も、ぜひチェックしてみてください。

また現在、Steinbergの30周年を記念したセールも開催されています。

Steinberg製品がお得に購入できる機会なので、気になる方はこちらもチェックしてみてください。

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