
作曲のやり方は、人によって驚くほど違います。
特に大きな分かれ道になるのが、「左脳型」と「右脳型」という考え方です。
結論から言うと、どちらが正解という話ではありません。
大事なのは、自分のタイプを理解して使い分けることです。
この記事では、左脳型・右脳型それぞれの特徴と作曲スタイル、そして実践的な使い分けを解説します。
あなたは左脳派?右脳派?
腕組みしたとき
右腕が上 → 左脳タイプ寄り
左腕が上 → 右脳タイプ寄り
指を組んだとき
右親指が上 → 左脳タイプ寄り
左親指が上 → 右脳タイプ寄り
両方とも同じならその傾向が強め、バラバラならバランス型です。
左脳タイプの作曲
主な特徴
- コード進行から作る
- ダイアトニックを意識する
- Aメロ→Bメロ→サビなど構成を先に決める
いわゆる「設計してから作る」タイプです。
メリット
- 安定したクオリティを出しやすい
- 似たテイストを再現できる
- 修正やブラッシュアップがしやすい
デメリット
- 無難になりやすい
- 個性が弱くなりがち
完成度の高い曲を安定して作りたい人には強い方法です。
右脳タイプの作曲
主な特徴
- メロディから作る
- 景色や感情をイメージする
- コードは後から付ける
「感じたままに作る」スタイルです。
メリット
- オリジナリティが出やすい
- 印象に残るメロディが作りやすい
デメリット
- 再現性が低い
- 理論的に破綻しやすい
世界観やフックの強さを出したい人に向いています。
よくある勘違い
これは誤解です。
実際のところ、どちらも必要です。
例えば、感覚的に「ちょっと速い感じ」と言っても、他人には伝わりません。
「BPMは125くらい」と言語化することで、初めて共有できます。
また、「浮遊感のある雰囲気」も、
「サスフォーやテンションコードを使う」と言い換えれば具体性が出ます。
特にコラボや制作依頼では、右脳の感覚を左脳で翻訳する力が重要になります。
おすすめの使い分け
右脳を使う
- コードを無視してメロディを作る
- 雰囲気重視で進める
左脳を使う
- ダイアトニックに戻す
- 構成を決める
なぜ解説者は左脳寄りが多いのか
理由はシンプルで、言語化できないと教えられないからです。
ただし、「理論に詳しい=良い曲が作れる」とは限りません。
実際には、
- 理論をあまり知らない
- 楽譜が読めない
- 楽器が弾けない
それでも魅力的な曲を作る人は多く存在します。
まとめ
左脳タイプ
理論・分析・再現性に強い
右脳タイプ
直感・感情・オリジナリティに強い
そして最も大事なのはこの使い分けです。
仕上げ・調整 → 左脳
作曲で伸び悩んでいる場合は、今使っていない側の思考を意識してみてください。
それだけで、曲作りの流れが一気に変わることがあります。

