
この記事では、リードギターに合うステレオディレイの設定についてまとめてます。
こんな方におすすめ↓↓↓
- リードギターの音作りに悩んでいる
- Cubase純正プラグインのステレオ・ディレイの使い方を知りたい
- リードギターのディレイの設定は知りたい
今回、紹介する方法は過去にリードギターの音作りの解説記事を下地にしています。
まだ見ていない方はまずは下準備の記事を見てからのほうが参考になると思います。
動画もあります↓↓↓
使用機材
使用機材
- Cubase11pro
- オーディオインターフェース Steinberg UR22C
- ギター Epiphone Les Paul Custom
Cubase純正プラグイン
- Delay:StereoDelay
社外プラグイン(リズム隊)
- MODO BASS
- Addictive Drums2
過去に紹介したリードギターの音作りを簡単におさらい。
- Cubase純正プラグインのVST Amp Rackで音作り
- VST Amp RackのディレイをOFFにする
- MonoDelayを設定
- MonoDelayを設定を参考にStereoDelayを設定←今ここ
手順
- エフェクトトラックを追加
- エフェクトにStereoDelayを選択、構成Stereo、名前を付けて保存→トラックを追加
- MonoDelayの設定をメモ
- ディレイタイムを計算
- 設定&調整
StereoDelayはLとRそれぞれ単独で設定するので基準がないと設定が難しいです。
基準はMonoDelayなので下準備が重要になります。
また、毎回ディレイタイムを計算しないといけないので面倒くさいと言えば面倒くさいです。
とはいえ、StereoDelayの音の広がりはキレイなので面倒くさくてもやってみましょう。
重要なところ解説
MonoDelayの設定をメモ
FeedbackとHI Filterをメモします。
MIXは100%にするのでメモはいらないです。
Lo Filterも使わないので不要です。
MIXを100%にする理由は、Sendsで調整するからです。
ディレイタイムを計算
ディレイタイムを計算する理由は、StereoDelayで入力する数値を決めるためです。
Cubase純正プラグインのStereoDelayはLとRをそれぞれ違う数値を入力しないといけません。
数字が同じだと同時に音が出るのでモノラルになるからです。
LとRをそれぞれ違う数値で入力するためにMonoDelayで設定したタイム(付点8分音符)を計算します。
ディレイタイムの計算式↓↓↓
この計算式を使うと面倒くさいのでサウンドオフィスドットコムさんのディレイ計算機をおすすめします。
ディレイ計算機
https://www.soundoffice.com/tools/getDelayTime/
動画のデモンストレーションの設定
- BPM 160
- 付点8分音符のディレイタイム 281.25msec←計算したタイム
- Delay1 200msec
- Delay2 360msec
設定&調整
- メモしたMonoDelayの設定を入力
- MIXを100%にする
- LとRの数値を±50~±100をバラバラで入力
- SendsでDelayの掛かる具合を調整
最後の工程が一番重要で今まで準備してきたのはこのためです。
とくに重要なのは「LとRの数値を±50~±100をバラバラで入力」です。
ディレイタイムを計算したらLとRを違う数値で入力すると広がりがあるディレイが作れます。






