
DTMを始めたけど、「思うように上達しない」「曲を作ってもなんか微妙…」と感じたことはありませんか?
実はその悩み、才能やセンスのせいではありません。
原因は「練習のやり方」にあることが多いんです。
この記事では、DTM初心者が確実に上達する方法を解説します。
「どんな勉強をすればいいの?」「どこから始めたらいいの?」と迷っている人でも大丈夫。
読むと・・・
- 何を意識して練習すれば上達できるのか
- 上達が早い人がやっている共通の“習慣”
- 今日から実践できる練習サイクル
「努力してるのに結果が出ない…」と悩んでいる方にこそ読んでほしい内容です。
この方法を続ければ、誰でも確実に一歩ずつ前進できます。
DTMの上達に「正解」はない
なぜなら、人によって目指す方向が違うからです。
例えば・・・
- ロックが好きな人もいれば、EDMが好きな人もいる
- プロを目指す人もいれば、趣味で楽しみたい人もいる
- ボカロPになって有名になりたい人もいる
それが今回のテーマです。
結論 上達のカギは「4つのステップ」
それはこの4つのステップです。
「インプット → アウトプット → 聴かせる → 反省する」
この4つのステップを続けることが、確実に上達する一番の近道です。
特別な裏技はありません。地味だけど、効果は絶大です。
① インプット:まずは基本を覚えよう
Cubase・Studio One・Logic・GarageBandなど、どのソフトにも初心者向け動画がたくさんあります。
見ながら実際に手を動かしてみましょう。
ポイント
- いきなり完璧を目指さなくてOK
- 「音を出す・録音する・打ち込む」この3つができれば十分!
全部を覚えようとすると疲れてしまうので、少しずつ慣れていけば大丈夫です。
補足~マイナーなDAWはおすすめしない
たまに、マイナーなDAWを使っている方を見かけますが、正直あまりおすすめしません。
理由はシンプルで、「調べても情報が少ないから」です。
DTMは基本的に独学で進める必要があります。
そのため、操作方法やトラブルをすぐに調べられる環境がとても大事です。
機能の多さや使いやすさも大切ですが、それ以上に「解説動画が豊富」「ブログで情報が見つかる」ことが重要です。
操作でつまずくたびに、調べても答えが見つからない……。
結局、手が止まってしまい、毎回公式サイトに問い合わせるなんて面倒ですよね。
もし今マイナーなDAWを使っているなら、思い切って Cubase、Studio One、Logic などの定番DAWに変えるのがおすすめです。
情報量が多いぶん、学習スピードが圧倒的に早くなります。
② アウトプット:とにかく“曲っぽいもの”を作ろう
- 好きな曲を真似して打ち込む
- ギターやボーカルを録音してみる
- ループ素材を並べて1曲作ってみる
最初は完成度なんて気にしなくてOK。
形にならなくても「やってみた」という経験が一番の学びになります。
はじめからうまくいかないのは当たり前。最初の失敗こそ、あなたの成長の種です。
③ 聴かせる:誰かに見てもらおう
友だちでも、YouTube、SNSでもOK。
誰かに聴いてもらうと、自分では気づかなかったことが見えてきます。
ただし、心ないコメントは気にしないで大丈夫。
大切なのは「ちゃんとアドバイスしてくれる人」の意見だけです。
④ 反省:気づいたことを次に活かす
- 音が小さい
- ミックスが濁ってる
- ドラムがかっこよくない
…などの改善点が見えてきます。
それをメモして、次の「インプット」に戻る。
例えば、「曲全体が濁っていた」とします。
- 「曲全体が濁る原因」を調べてインプット
- 理由がわかったら、アウトプット(曲を作ります)
- そして、曲を聴かせて反省する
これを繰り返してください。
「インプット → アウトプット → 聴かせる → 反省する」
恥ずかしいと思ったらチャンス!
筆者の経験ですが、作曲を続けていると、昔の曲を聴いて「えっ、これおかしくない?」「思ったよりクオリティ低いな…」と感じることがよくあります。
3か月前、半年前、1年前に作った曲は、ぜひ一度聴き直してみてください。
「当時は全力で作ったはずなのに修正したい部分が見つかります」
それはあなたが確実に成長している証拠です。
まとめ
正直、この方法はすごく地味です。
でも、上達している人は例外なく、地味なことをコツコツ積み重ねています。
筋トレと同じで、「どうすれば筋肉がつく?」と何時間も調べても、結局は「トレーニングして、続ける」しかありません。
DTMもまったく同じです。
「インプット → アウトプット → 聴かせる → 反省する」
この4つのステップを何度も回す人が、確実に成長します。
最初は結果が見えなくても、続けていくうちに「以前より音が良くなった」「思った通りに曲が作れた」と気づく瞬間が必ず来ます。

