
「曲を作ろう!」と思ってDAWを立ち上げたのに、何も浮かばずそのまま閉じてしまった。
そんな経験、ありませんか?
作曲をしていると、「アイデアが出ない」「途中で飽きる」「完成までたどり着けない」といった壁にぶつかることがあります。
でも実は、曲を作れない原因の多くは“やる気の問題”ではなく、やり方や考え方のクセにあります。
この記事では、筆者が過去の失敗から学んだ「曲を作れないときに絶対やってはいけない3つのこと」を紹介します。
読むことで・・・
- モチベーションが下がったときの対処法
- 曲を“最後まで完成させる”ための思考法
- 作曲がスムーズに進む環境づくりのコツ
これらがわかります。
「最近、曲が全然できない…」と悩んでいるDTMerの方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
きっと、次に作る1曲が“完成まで進む”ヒントが見つかります。
1. ノープランで始める
その日の気分で即興的に曲を作るのは、プロでもハードルが高いもの。
なので、ゆるくてもいいから事前にプランを立てるのがおすすめです。
たとえば・・・
- テンポは速めで、明るい曲にしよう
- 今回はアコギを使って爽やかにしたい
- ピアノで切ないバラードを作りたい
このくらいのざっくりした計画でOKです。
曲作りが乗らないときは、とりあえず最初に軽くループを並べて、「ドラムはこんな感じかな」「この音いいかも」といった具合にアイデアを膨らませながら、少しずつモチベーションを上げていきます。
要は“エンジンを温める時間”を作ること。
最初の一歩を楽にすることで、曲作りのスタートラインに立ちやすくなります。
2. 締め切りを決めない
仕事でも「なる早で」と言われるより、「〇日までに」と明確な日付があるほうが、集中できますよね。
作曲も同じで、自分で締め切りを設定するだけで行動が変わります。
期限を決めることで・・・
- 無駄な作業時間が減る
- メリハリがつく
- 結果的にクオリティが上がる
という良い循環が生まれます。
曲を作る理由の多くは、「誰かに聴いてもらいたい」という想いだと思います。
つまり、「完成=発表」の準備が整うということ。
どうせ締め切りがあるなら、自分で決めて、自分のペースで走りきる。
これが、完成への一番の近道です。
3. 途中で諦める
そんな気持ちになって途中でやめてしまうこと、誰にでもあります。
でも、最初のうちは“完成させる経験”こそが一番の財産**なんです。
どんな曲でも、最後まで形にすることで得られる学びは大きいです。
それを繰り返すことで、次に作る曲のクオリティは自然と上がっていきます。
逆に、途中でやめてしまうと“未完成のままの曲”がどんどん溜まっていきます。
世の中的には「存在しない曲」と同じなんですよね。
とりあえず完成させてから判断する。
そうすれば、次の一歩が確実に変わります。
感情論ですが・・・
- できると思うとできる
- できないと思うとできない
行き詰まったら、脳みそを追い込んでアイデアをひねり出してください。
必ず完成します。
まとめ
- ゆるくてもいいから計画を立てる
- 自分で締め切りを決める
- 途中で諦めず、まずは完成させる
この3つは、どれも別々のことのようでいて、実はすべてつながっています。
きっとあなたの曲作りにも良い影響を与えてくれるはずです。
もし参考になったら、ぜひ今日から取り入れてみてください。
それでは、今回はこのへんで。ありがとうございました!

