
曲を作っていて・・・
- 「また同じような曲ができちゃった…」
- 「なんか前と雰囲気が似てる気がする」
そう感じたこと、ありませんか?
「マンネリ」は、DTMerなら誰もが一度はぶつかる壁ですよね。
でも、“マネり脱出法”がいくつかあるんです。
この記事では、そんな「マンネリを打破するための実践的な方法を紹介」していきます。
「自分の曲がなんだか似た感じになる…」と悩んでいる方の参考になれば嬉しいです!
① 作曲方法を変えてみる
- メロディから作る
- コード進行から作る
- リズムから作る
いつもメロディから作っている人は、一度コード進行やリズムから作ってみましょう。
逆に、コード先・リズム先の人は、メロディから挑戦してみるのもおすすめです。
ちょっと不慣れに感じるかもしれませんが、そこに新しい発見があります。
例えば・・・
- メロディから作ると → キャッチーで口ずさみやすい曲に
- コードから作ると → おしゃれで響きが豊かな曲に
- リズムから作ると → ノリの良いグルーヴ感ある曲に
といった傾向があると思っています。
もっと簡単に言えば、いつもと違うキーで作るだけでも雰囲気はガラッと変わります。
マネりを感じたら、まずは手順を変える。ぜひ試してみてください。
② 作曲で使う楽器やツールを変えてみる
たとえば、普段ギターで作曲している人は、鍵盤楽器を使ってみる。
逆にキーボード派の人は、ギターやサンプル音源から発想してみるのもおすすめです。
「いや、自分はギター弾けないし…」と思ったあなた。
実はそれ、マンネリの一因かもしれません!
筆者も実は、ギターは弾けますがキーボードは得意ではありません。
それでも、ギター系のサンプル素材や自動演奏プラグインからインスピレーションをもらって曲を作ることがあります。
なんなら、ギターは一切使わずに、コードアシストツールとリズム、打ち込みメロディだけで作ることもあるくらいです。
つまり、“弾けなくても作れる”。鍵盤なんて指一本でも十分。
その楽器らしさをどう活かすかが大事なんです。
また、新しい音源ソフトやプラグインを導入するのもおすすめ。
新しい音に触れるだけで、自然と新しいアイデアが浮かんでくることがあります。
音楽と道具は、いつもセットで進化していきます。
マンネリを感じたら、まずは「いつもと違うツール」に触れてみてください。
③刺激を受ける
筆者は大好きです。
良い作品に出会えると、ワクワクしたり感動したりしますよね。
そんな感情を「曲」で表現してみようと思うと、ちょっとワクワクしませんか?
たとえば、漫画で好きなキャラクターがいるとします。
そのキャラクターをイメージした曲を作ってみる。
具体的に言うと、「鬼滅の刃」の煉獄杏寿郎さんが大好きなら、キャラクターのイメージソングを作ってみるんです。
テーマは「心を燃やせ」。
燃えるような強さと、優しさが共存するような曲。
自分の好きな作品やキャラクターをテーマに作ると、自然とモチベーションも上がるし、インスピレーションも湧いてきますよ。
④ コラボ(交流)してみる
でも、あえて他の人とコラボしてみるのもすごくおすすめです。
たとえば・・・
- ボカロPなら、ボーカリストさんとコラボ
- キーボーディストなら、ギタリストとコラボ
- トラックメイカーなら、作詞家や映像クリエイターとコラボ
誰かと組むことで、自分にはなかった発想や新しいテイストが生まれます。
「自分一人では絶対に出せなかった音」に出会える瞬間があるんです。
バンド経験がある人なら、セッションも最高ですね。
また、コラボ以外にも“オフ会”に参加するのもアリ。
意外と「楽器関連」や「作詞・作曲系」のオフ会って結構あります。
一人DTMも楽しいですが、コラボの刺激はまた別格。
ぜひ、陰キャの人も陽キャの人も、一度トライしてみてください。
⑤ 曲をたくさんインプットする
作曲は“アウトプット”ですが、良いアウトプットには必ず“良いインプット”が必要です。
マンネリを感じたときは、一度作曲をやめて、YouTubeやSpotifyでいろんなジャンルの曲を聴きまくります。
そうすると・・・
- 「うわ、この感じいいな」
- 「こういう曲作りたい!」
という衝動がまた湧いてくるんですよね。
あるいは、嫉妬が原動力になることもあります(笑)
10代で斬新な曲を作ってる人とか、流れをぶち壊すような曲を作る天才とか、ほんとにいるんですよ。
才能豊かな若者たち、AIより怖いです(笑)
もしあなたが、同じジャンルや同じアーティストばかり聴いているなら、それがマンネリの原因かもしれません。
普段聴かないジャンルや、普段使わない楽器の演奏にも耳を向けてみてください。
そこには、必ず新しい発見があります。
まとめ
そんな“マネり”の悩みは、誰にでもあります。
でも、今回紹介したように・・・
- 作曲の手順を変える
- 楽器やツールを変える
- 作品や人から刺激をもらう
- コラボ(交流)してみる
- 曲をたくさんインプットする
新しい音楽をたくさんインプットする
この5つを意識するだけで、驚くほど発想が広がります。
マンネリは「才能の限界」ではなく、「パターンの固定化」。
だからこそ、少しの変化でガラッと新しい世界が開けるんです。
気負わず、遊ぶように曲を作っていきましょう。
音楽は楽しんだもん勝ちです。

