DTMで作曲がマンネリ化したときの対処法|似たような曲から抜け出す5つの方法

曲を作っていて・・・

  • 「また同じような曲ができちゃった…」
  • 「なんか前と雰囲気が似てる気がする」

そう感じたこと、ありませんか?

「マンネリ」は、DTMerなら誰もが一度はぶつかる壁ですよね。

でも、“マネり脱出法”がいくつかあるんです。

この記事では、そんな「マンネリを打破するための実践的な方法を紹介」していきます。

「自分の曲がなんだか似た感じになる…」と悩んでいる方の参考になれば嬉しいです!




① 作曲方法を変えてみる

 作曲には、大きく分けて3つのスタイルがあります
  1. メロディから作る
  2. コード進行から作る
  3. リズムから作る

いつもメロディから作っている人は、一度コード進行やリズムから作ってみましょう。

逆に、コード先・リズム先の人は、メロディから挑戦してみるのもおすすめです。

ちょっと不慣れに感じるかもしれませんが、そこに新しい発見があります。

例えば・・・

  • メロディから作ると → キャッチーで口ずさみやすい曲に
  • コードから作ると → おしゃれで響きが豊かな曲に
  • リズムから作ると → ノリの良いグルーヴ感ある曲に


といった傾向があると思っています。

もっと簡単に言えば、いつもと違うキーで作るだけでも雰囲気はガラッと変わります。

マネりを感じたら、まずは手順を変える。ぜひ試してみてください。

② 作曲で使う楽器やツールを変えてみる

 「楽器」や「ツール」を変えるのも効果的な方法です

たとえば、普段ギターで作曲している人は、鍵盤楽器を使ってみる。

逆にキーボード派の人は、ギターやサンプル音源から発想してみるのもおすすめです。

「いや、自分はギター弾けないし…」と思ったあなた。

実はそれ、マンネリの一因かもしれません!

筆者も実は、ギターは弾けますがキーボードは得意ではありません。

それでも、ギター系のサンプル素材や自動演奏プラグインからインスピレーションをもらって曲を作ることがあります。

なんなら、ギターは一切使わずに、コードアシストツールとリズム、打ち込みメロディだけで作ることもあるくらいです。

つまり、“弾けなくても作れる”。鍵盤なんて指一本でも十分。

その楽器らしさをどう活かすかが大事なんです。

また、新しい音源ソフトやプラグインを導入するのもおすすめ。

新しい音に触れるだけで、自然と新しいアイデアが浮かんでくることがあります。

音楽と道具は、いつもセットで進化していきます。

マンネリを感じたら、まずは「いつもと違うツール」に触れてみてください。

③刺激を受ける

 みなさんは、漫画や映画、ゲームは好きですか?

筆者は大好きです。

良い作品に出会えると、ワクワクしたり感動したりしますよね。

そんな感情を「曲」で表現してみようと思うと、ちょっとワクワクしませんか?

たとえば、漫画で好きなキャラクターがいるとします。

そのキャラクターをイメージした曲を作ってみる。

具体的に言うと、「鬼滅の刃」の煉獄杏寿郎さんが大好きなら、キャラクターのイメージソングを作ってみるんです。

テーマは「心を燃やせ」。

燃えるような強さと、優しさが共存するような曲。

自分の好きな作品やキャラクターをテーマに作ると、自然とモチベーションも上がるし、インスピレーションも湧いてきますよ。

④ コラボ(交流)してみる

 DTMの魅力は「一人で完結できる」こと

でも、あえて他の人とコラボしてみるのもすごくおすすめです。

たとえば・・・

  • ボカロPなら、ボーカリストさんとコラボ
  • キーボーディストなら、ギタリストとコラボ
  • トラックメイカーなら、作詞家や映像クリエイターとコラボ


誰かと組むことで、自分にはなかった発想や新しいテイストが生まれます。

「自分一人では絶対に出せなかった音」に出会える瞬間があるんです。

バンド経験がある人なら、セッションも最高ですね。

また、コラボ以外にも“オフ会”に参加するのもアリ。

意外と「楽器関連」や「作詞・作曲系」のオフ会って結構あります。

一人DTMも楽しいですが、コラボの刺激はまた別格。

ぜひ、陰キャの人も陽キャの人も、一度トライしてみてください。

⑤ 曲をたくさんインプットする

 インプットの量と幅を増やすことです

作曲は“アウトプット”ですが、良いアウトプットには必ず“良いインプット”が必要です。

マンネリを感じたときは、一度作曲をやめて、YouTubeやSpotifyでいろんなジャンルの曲を聴きまくります。

そうすると・・・

  • 「うわ、この感じいいな」
  • 「こういう曲作りたい!」

という衝動がまた湧いてくるんですよね。

あるいは、嫉妬が原動力になることもあります(笑)

10代で斬新な曲を作ってる人とか、流れをぶち壊すような曲を作る天才とか、ほんとにいるんですよ。

才能豊かな若者たち、AIより怖いです(笑)

もしあなたが、同じジャンルや同じアーティストばかり聴いているなら、それがマンネリの原因かもしれません。

普段聴かないジャンルや、普段使わない楽器の演奏にも耳を向けてみてください。

そこには、必ず新しい発見があります。

まとめ

 「また似たような曲になっちゃう…」

そんな“マネり”の悩みは、誰にでもあります。

でも、今回紹介したように・・・

  1. 作曲の手順を変える
  2. 楽器やツールを変える
  3. 作品や人から刺激をもらう
  4. コラボ(交流)してみる
  5. 曲をたくさんインプットする

新しい音楽をたくさんインプットする

この5つを意識するだけで、驚くほど発想が広がります。

マンネリは「才能の限界」ではなく、「パターンの固定化」。

だからこそ、少しの変化でガラッと新しい世界が開けるんです。

気負わず、遊ぶように曲を作っていきましょう。

音楽は楽しんだもん勝ちです。

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