【完全保存版】DTM初心者がEDMを作るために必要な機材3選と始め方

EDMを作ってみたいけど、何から始めればいいのかわからない。

そんな悩みを抱えているDTM初心者の方も多いのではないでしょうか?

  • 「必要な機材が多そうで不安」
  • 「どんなソフトを買えばいいの?」
  • 「プロみたいな音を出すには何が必要?」

この記事では、そんなあなたの疑問をスッキリ解消します。

DTM初心者でも今日からEDM制作を始められるように、最低限そろえるべき3つのアイテムをわかりやすく解説。

読むことで、「何を買えばいいのか」「どんな順番で進めればいいのか」が明確になり、迷わず自分の音楽制作をスタートできるようになります。

EDM制作の第一歩を踏み出したいあなたに、ピッタリの内容です。




EDM制作に必要な3つのもの


 結論から言うと、EDMを作るために必要なのは以下の3つです

  • DAWソフト
  • シンセサイザー
  • プリセット&サンプル

順番に解説していきます。

1. DAWソフト(音楽制作ソフト)


曲を作るための DAWソフト(Digital Audio Workstation)が必要

代表的なものには以下があります。

どれを選んでも大きな違いはありません。

実際、世界で活躍しているプロデューサーたちもバラバラなソフトを使っています。

たとえば…

  • FL Studio:Avicii、Martin Garrix、Afrojack
  • Ableton Live:Zedd、KSHMR、Skrillex
  • Logic Pro X:Armin van Buuren、Jonas Blue、Hardwell

このように、どのソフトでも素晴らしい音楽を作ることができます。

強いて言うなら、周りの人が使っているソフトを選ぶのがベスト。

わからないことがあったときに質問しやすいからです。

もしあなたがMacユーザーだったらLogic Pro Xをおすすめします!

EDMはなぜCubaseユーザーが少ない

海外のEDM系の解説動画では、Cubaseを使っている方はあまり多くありません。

一方で、日本ではCubaseの人気が高く、最近ではEDM向けのチュートリアルや解説動画も増えてきています。

CubaseはEDMだけでなく、総合的な作曲にも向いている万能なDAWなので、興味のある方は検討してみる価値があります。

また、オーディオインターフェースを購入すると付属してくる無料版でも十分使えます。

まずはそのバージョンから試してみるのもおすすめです。

2. シンセサイザー(音を作る楽器)


 シンセサイザーが必要

一言でいうと、「音色を自分で作れる楽器」です。

昔はハードウェア(実機)を使っていましたが、今はパソコン上で動く ソフトシンセ が主流です。

これをDAWの中で立ち上げて、メロディーやベースラインを打ち込みながら音を作っていきます。

EDM界では、時代によって流行のシンセがあり、今特に人気なのが Serum2(セラム)Massive(マッシブ) です。

とくにSerum2はFuture BassやDubstepなど、多くのプロが愛用しています。

初心者の方は、まず Serum2を1本導入 しておけば間違いありません。

最初からプロと同じシンセを使うことで、理想の音に近づくスピードが圧倒的に速くなります。

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2025-10-24 15:14

3. プリセット&サンプル(音素材)


 プリセットとサンプルが必要

  • プリセット:シンセサイザーの設定データ(音色)
  • サンプル:ドラム音や効果音などの素材(オーディオファイル)

プリセットを使えば、シンセの細かい設定がわからなくても、選ぶだけで即戦力の音が出せます。

サンプルはドラムループやボーカルチョップなど、曲作りにそのまま使える素材です。

特にEDMでは、有名DJやプロデューサーが自身の音をパッケージ化した サンプルパック を販売・配布しています。

たとえばKSHMRNicky Romer のサンプルは非常に人気があります。

こうした素材を使えば、初心者でも最初から高クオリティなトラックを作ることができます。

おすすめのサイトは Splice(スプライス)。

月額7.99ドルで100クレジットがもらえ、サンプルやプリセットを1クレジットからダウンロードできます。

ダウンロードした素材は専用アプリからそのままDAWに読み込めるので、とても便利です。

単体で購入すると、高いものでは1万円ほどするサンプルパックもありますが、サブスクならリーズナブルな価格で使えるのが大きな魅力です。

ちなみに、市販の音楽をそのまま使うのは著作権的にNGですが、サンプルパックの音源は加工して曲に使うのはOKです。

ゼロからすべての音を作るのは非常にハードルが高いので、サンプル音源はどんどん活用していきましょう。

プロの現場でも当たり前に使われているので、遠慮する必要はまったくありません。

そして、シンセサイザーの項目で紹介した Serum2 についてですが、実は多くのプリセットがSerum2専用で作られています。

そのため、初心者にもおすすめしている理由の一つです。

Splice 公式サイト

良さげなサンプルパックを紹介


Serum 2 Presetsなどがセットになったサンプルパックです。

Cubase 14+ Projectsもあるので使い勝手良さそうですね。

Projectsはあらかじめトラックなどが設定している状態で立ち上がる機能のことです。

起動するとすぐに作業できるので作業スピードがバク上がります。

デモ音源めっちゃかっこいいです!!

Serum 2 Psytrance 詳細はこちら

まとめ

 まずはこの3つを揃えよう!

今回紹介した「EDM制作に必要なもの3つ」はこちらです。

  • DAWソフト(Logic Pro Xがおすすめ)
  • シンセサイザー(まずはSerumから)
  • プリセット&サンプル(Spliceを活用)

この3つを揃えることで、DTM初心者でもすぐにEDM制作を始められます。

まずは環境を整えて、音を触りながら慣れていくことが大切です。

日本語でここまで丁寧にEDM制作を解説している情報はまだ少ないので、今後も初心者向けにダンスミュージック制作のコツを発信していきます。

もしこの記事が参考になったら、ぜひ「共有」と「SNSで拡散」をお願いします!

それでは次の記事でお会いしましょう!

SynthesizerV2・重音テト 発売決定!!

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