
今回は、音楽制作の技術的な話ではなく、音楽を作るうえで必要な「メンタル」についてお話ししたいと思います。
正直、少し地味な内容かもしれませんが、「作れるようになる人」と「途中で諦めてしまう人」を分ける、大切な要素です。
音楽を作れるようになるまでに必要な要素は、大きく分けて3つあります。
- 強力なモチベーション
- 圧倒的な集中力
- 継続する力
特に、10代・20代などこれから夢を掴もうとする若い人たちに向けて、筆者自身の経験を踏まえてお話ししていきます。
1. 強力なモチベーションを持つ
この問いに、しっかり答えられる人は意外と少ないです。
たとえば…
- 音楽でお金を稼ぎたい
- 自分の作品をYouTubeで発信して評価されたい
- 感動する音楽を作りたい
- 知らない分野を勉強してみたい
理由は何でも構いません。
しかし、その動機が強くないと、壁にぶつかったときにすぐ折れてしまうんです。
筆者が音楽を始めたのは、「このまま“何者にもなれないまま”終わるのが怖くなった」からでした。
学生のころ、音楽は好きだったけど、本気でやる勇気がなかったんです。
「どうせ才能ないし」「今さら始めても遅い」——そんな言い訳ばかりしていました。
でも社会人になって、音楽を仕事にしている人たちと出会ったときに衝撃を受けました。
同じ人間なのに、本気でやってる人の熱量や輝きがまるで違ったんです。
その瞬間、「あ、自分は“やらない理由”を探してただけだ」って気づきました。
それから、恥をかいてもいいからゼロから音楽を学ぼうと決めました。
休日も夜中も、とにかくDAWを触って、分からないことを調べて、1音ずつ作っていった。
正直、最初の頃は笑われるレベルでした。
でも続けているうちに、少しずつ「形になってきた」と感じられる瞬間が増えたんです。
そして今は、かつての自分と同じように「本気になりたいけど一歩が踏み出せない」人たちに伝えたい。
「始める勇気」より、「始めなかった後悔」のほうがずっと大きい。
だから、まずは“できる気がしなくても”始めてみてほしい。
夢は、才能よりも「やり続ける覚悟」で形になる。
2. 圧倒的な集中力を鍛える
ここで言う集中力とは、時間を忘れて没頭できる力のこと。
いわゆる「フロー状態」と呼ばれるもので、ゲームや好きな趣味に夢中になっているときと同じ感覚です。
最初はDAWを開いた瞬間、「何これ、英語ばっかり…」「どのボタン押せばいいの?」と頭が痛くなりました。
でも、その「頭が痛い」という感覚こそ、脳が新しいことを吸収している証拠だと思うようにしました。
難しくても「これは楽しい」と思い込む。辛いと思った瞬間に止まってしまうからです。
実際、続けているうちにだんだん本当に楽しくなってきます。
スポーツ選手が「自分はできる」と思い込むように、音楽でも自分をマインドコントロールする力が重要です。
フロー状態に入れるようになると、夜通し作業しても疲れを感じません。
この“没頭感”が得られた瞬間、音楽制作は一気に上達します。
3. 継続する力がすべてを変える
継続は力なり——。
この言葉は本当に真実だと思います。
たとえ一日1時間でも、毎日続ける人と続けない人では1年後に大きな差がつきます。
ただし、やみくもに続けるのではなく、「正しい方向」に少しずつ積み上げることが大切です。
最初は何が正しいのかわからないかもしれません。
でも、やってみて違うと思ったら方向を変えればいい。
そうやって試行錯誤を重ねることで、徐々に自分なりの“正解”に近づいていきます。
音楽制作ではDAWの知識、パソコンのスペック、EQや音圧の理解など、覚えることが本当に多いです。
最初は苦労して当たり前。
でも、その苦労こそが価値のある経験なんです。
たとえ結果が出なくても、「努力した時間」は必ずどこかで生きてきます。
人生を振り返ると、苦労した経験がどれも後に役立っていると感じます。
まとめ
音楽を作れるようになるまでには、時間がかかります。
でも、以下の3つを意識して取り組めば、必ず道は開けます。
- 強力なモチベーション
- 圧倒的な集中力
- 継続する力
この3つをブレずに続けていけば、誰でも音楽を作れるようになります。

