
音楽を作っていると、つい他の人の曲や打ち込みを聴いて「自分、全然ダメじゃん…」って落ち込むこと、ありませんか?
筆者も昔はそうでした。
人の曲を聴いてはモチベが下がって、「もうやめようかな…」なんて思ったこともあります。
でも、ある考え方を取り入れたことで、他人と比べて落ち込むことがほとんどなくなったんです。
むしろ、やる気がどんどん湧いてくるようになりました。
この記事では、その落ち込みを減らしてモチベーションを保つ方法を具体的に紹介します。
- 「他人と比べて自信をなくしてしまう…」
- 「自分の曲に満足できない…」
そんな悩みを抱えている初心者DTMerさん、作曲を頑張っている人、ボカロPを目指している人に、ぜひ読んでほしい内容です。
結論
まず結論から言うと、他人と比べて落ち込むときは、「過去の自分」と比べるようにしましょう。
音楽をやってると、つい他の人の曲や演奏と比べて落ち込んじゃうことってありますよね。
でも、そんなときは「他人」じゃなくて「過去の自分」と比べてみるのがおすすめです。
他の人と比べると、どうしても自分が劣って見えることもあるけど、半年前や1年前の自分と比べたら、きっと成長してるはず。
「前より上手くなってる!」って気づければ、自然とやる気も戻ってきますよ。
体験談
DTMを始めたばかりの頃、自分は本当に下手でした。
曲を作っては人と比べて落ち込み、嫉妬して、YouTubeでプロの曲を聴いて「いいな…」と思い落ち込んでいました。
そんなある日、20曲ほど作ったあとに、ふと最初に作った曲を聴き返してみたんです。
すると──
「めっちゃ成長してるじゃん!」
と気づいたんですよ。
それ以来、「あ、自分でも確実に前に進んでるんだ」と実感できて、音楽を続けるのがどんどん楽しくなりました。
成長を実感するための2つの習慣
落ち込まずに前に進むためには、「成長を実感する習慣」を持つことがとても大切です。
筆者が実践しているおすすめの方法は2つあります。
① 制作ノートをつける

曲を作ったときに、その日の気づきや学びを簡単にメモしておく習慣です。
自分ははKEEPを使って、数行程度のメモを残しています。
- どんなアイデアを使ったか
- ミックスで工夫したポイント
- 次にやってみたいこと
こうしたメモが増えていくと、自分の「勝ちパターン」が見つかったり、後から読み返してモチベーションが上がったりします。
もし余裕があれば、日記形式で書くのもおすすめです。
多くの成功者が「日記を書いている」と言われますが、思考を整理するのにも役立ちます。
② 作った曲をすぐ聴けるようにまとめておく
もう一つの方法は、自分の曲をすぐ聴ける状態にしておくことです。
たとえば、
- 曲をWAVやMP3で書き出しておく
- 時系列順にフォルダにまとめる
- いつでもワンクリックで聴けるようにする
こうしておくと、ふとしたときに過去の作品を振り返れます。
DAWを開いて読み込む時間もかからないので、効率的です。
まとめ
今回のポイントをまとめると以下の通りです。
- 他人と比べず、「過去の自分」と比べる
- 制作ノートで自分の成長を記録する
- 作った曲をすぐ聴ける場所にまとめておく
この3つを意識するだけで、無駄に落ち込むことが減り、自然と前向きに音楽制作を続けられるようになります。
音楽制作はマラソンのようなものです。
焦らず、自分のペースで成長を積み重ねていきましょう。

