【超初心者向け】DTMで知っておきたい基本用語5選｜これだけ覚えればOK！

DTMを始めたばかりの頃、「DAWって何？」「プラグインとソフト音源の違いがわからない」「ミックスとマスタリングって同じじゃないの？」と感じたことはありませんか？

実はそれ、基本用語の意味をあいまいに覚えているだけかもしれません。

DTMでは、似たような言葉がたくさん登場します。

でも、意味をしっかり整理できていないと「何をどう使えばいいのか」が見えなくなり、制作が止まってしまうことも。

そこでこの記事では、DTM初心者が最初に混乱しがちな基本用語5つの違いを超初心者にもわかりやすいように解説します。

読むだけで・・・

といった効果が期待できます。

「専門用語が難しくてついていけない」と感じている人でも大丈夫。

この記事を読み終えるころには、DTMの基礎用語を自信を持って使いこなせるようになります。

①DAWとDTMの違い

「DAW（ダウ）」と「DTM」、この違いを説明できますか？

DTM（Desktop Music） は「パソコンを使って音楽を作ること」そのものを指します。

一方で DAW（Digital Audio Workstation） は、作曲や録音を行うためのソフトのこと。

たとえば Cubase、Logic、GarageBand などがDAWですね。

つまり、DTMという「活動」の中で使う「道具」がDAWです。

イメージとしては「サッカー」と「ボール」の関係に近いです。

「サッカーやってる」とは言うけど「ボールやってる」とは言いませんよね。

この感覚で覚えてOK！！

②プラグインとソフト音源の違い

どちらもDTMでよく耳にする言葉ですが、混同している人も多いかもしれません。

プラグイン は「DAWの機能を拡張するためのソフト」です。

音を加工したり、エフェクトをかけたり、楽器の音を出したりするものがプラグインです。

有名なものだと「Ozone」や「Modobass2」や「Addictive Drums 2」や「AmpliTube」などがありますね。

その中でも「バーチャル楽器」として音を出すタイプを「ソフト音源」と呼びます。

つまり、プラグインという大きなカテゴリーの中に、ソフト音源が含まれているんです。

たとえば・・・

このように「音を出すのか」「音を加工するのか」で区別できます。

③モノラルとステレオの違い

• モノラル→音が中央（1方向）から聞こえる状態
• ステレオ→左右のチャンネルに分かれて音が広がる状態

普段聴いている音楽のほとんどはステレオ。

サブスク配信などでも、モノラルではなくステレオが基本になっています。

では、モノラルはいつ使うのか？それは「録音のとき」です。

ボーカルやアコギなどの録音は基本的にモノラルで行います。

理由は「パンニング（音を左右に振る）」ができるのがモノラル音声だからです。

最終的にはステレオで仕上げますが、録音段階ではモノラルが基本なんですね。

④音量と音圧の違い

音量は、スマホや機材のボリュームを上げ下げすることで変えられる大きさ。

一方で音圧は、同じボリュームでも“迫力”や“聴こえ方の強さ”を感じる部分です。

例えば、スマホの音量を同じにしても「なんかこの曲は小さく聴こえる」と感じることがありますよね？

それが音圧の差です。

音圧が高い曲は、ボリュームを変えなくても「力強く」聴こえるんです。

DTMでは、最終段階のマスタリングでこの音圧を上げる作業を行います。

⑤ミックスとマスタリングの違い

どちらも「音を整える作業」ですが目的が異なります。

• ミックス：各楽器の音量や定位（バランス）を整える作業
• マスタリング：ミックスが終わった音源を最終的に磨き上げる作業

料理でたとえるなら、ミックスは「お皿への盛り付け」。

そして、マスタリングは「盛り付けた料理を、より美しく見えるように整えて写真に収める作業」のようなものです。

マスタリングでは、音圧を上げたり全体の聴こえ方を微調整して、配信やCDで聴いたときに最も心地よく響くように最適化します。

順番は必ず「ミックス → マスタリング」です。

まとめ

• DTM＝音楽制作そのもの
• DAW＝音楽制作ソフト
• プラグイン＝機能拡張ソフト
• ソフト音源＝プラグインの一種（音を出すもの）
• モノラル＝中央からの音
• ステレオ＝左右に広がる音
• 音量＝ボリュームで変えられる大きさ
• 音圧＝聴こえ方の強さ
• ミックス＝バランス調整
• マスタリング＝最終仕上げ

これらを正しく使い分けることで、DTMの理解がぐっと深まります。

ぜひ今日から、自信を持って「DAW」や「マスタリング」という言葉を使ってみてください！