【サンプルパックをレビュー】ボカがち～ボカロ曲で使われがちな音サンプルパック～【使った感想】

今回、この記事では「ボカがち～ボカロ曲で使われがちな音サンプルパック～」をレビューします。

この動画は、ボカがちに収録されている音源のみで作りました↓↓↓

実際に楽器を弾いたりプラグインで音作りなどはしていません。

ＤＴＭ初心者、楽器が弾けない、楽譜が読めない、音作りがよくわからない方でも「ボカがち」があれば簡単に曲が作れちゃいます。

あと、「ボカがち」はボカロに特化している素材が多いのでボカロの曲で使われていそうな素材、音源、効果音（FX）などがたくさん収録されてます。

なので、初心者の方からベテランの方までおすすめです。

で、実際使って思ったことは買って正解でした。

販売価格が1100円なんですけど、プラグインに課金したり難しい音楽理論の本を買うより「ボカがち」を買ったほうが、創作意欲が刺激されて曲作りが楽しめました。

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サンプルパックとは

組み合わせて曲を作ったりインスピレーションを得たり使い方はいろいろあります。

例えば、、、

「ボカがち」の詳細

カテゴリーにわけると、、、

• ドラム（バスドラム、スネア、クラップ、金物、ループ）
• 効果音（ドカーン、ビルドアップ、機械音、その他）
• 楽器（ギター、電子音、ベースラップ、ピコピコループ、ストリングス、シンセプリセット）
• かんたんEDMキット（エレクトロスウェング、ダブステップ、トラップ、ハードコア、ハウス、ムーンバードン）

これらが収録されています。

内訳

簡単にカテゴリーついて説明すると、、、

• 曲の土台になる「リズム」
• 曲のイメージを作る「楽器隊」
• インパクトを追加する「効果音」
• EDMはElectronic（エレクトロニック） Dance Musicの略でクラブで流れてるような音楽

全部、説明すると長くなるのでギターについて詳しく紹介します。

ギターの場合は、、、

「いい音」と「未加工」の2つのカテゴリーがあります↓↓↓

どちらも収録された素材は同じで名前が違いがあります。

「いい音」はエフェクト処理された素材です。

エフェクトとはアンプで歪ませた音、例えばジャギジャギとかズンスンとかです。

「未加工」はエフェクト処理がされていない素材です。「テケテケ」という音です。

使い分けとしたら、、、

• いい音　直感的に使いたい、エフェクト処理された素材を使いたい、音作りに自信がない
• 未加工　自分でエフェクト処理をしたいなら

がおすすめです。

ギターのファイルを開くと右（テンポ）→左のファイルが開きます↓↓↓

使ってみた感想

冒頭の動画は実際に収録された素材のみで作ったんですけど、感想をまとめると、、、

• 素材が選びやすい
• 簡単に曲が作れる
• クオリティの勉強になる
• お財布にやさしい

って感じでした。

では、それぞれについて解説します。

素材が選びやすい

サンプル音源を使うときに重要なのが「選びやすさ」だと思ってます。

自分はCubaseを使ってるんですけど、Cubaseには、はじめからサンプル音源がたくさん収録されてます。

だけど、今まで使ってきませんでした。

使わない理由は「よくわからないから」です。

でも「ボカがち」は素材のタイトルを見るだけでイメージしやすく、直感的に選べて使いやすかったです。

具体的に説明すると、、、

「ボカがち」にはファイル名が「やさしいver」と「普通ver」の2つパターンがあります↓↓↓

収録されている素材は同じなんですけど、名前が違います。

例えば、

• やさしいverだと「効果音」
• 普通verは「fx」

の表記になります↓↓↓

↑左がやさしいve。右が普通ver

経験がある方ならfxは効果音だなとわかると思います。

でも、初心者の方は、fxって書かれるより効果音っと表記されたほうが直感的にイメージしやすいと思います。

で、ファイルを開くと、、、、

「やさしいver」

• ドカーン、ヌゥーン
• ビルドアップ
• 機械音
• その他

「普通ver」

• Impact、Subdrop
• riser、sweep
• Glitch
• misc

と表記されてます。

両方、収録されている素材は同じで名前が違います。

• 「やさしいver」は、初心者の方、擬音のほうが素材、音源をイメージしやすい方におすすめ
• 「普通ver」は、経験者、外人の方におすすめ

簡単に曲が作れる

難しい理由は、、、

• 音楽理論が難しい
• 楽器を弾かないといけない
• 音作りもしないといけない
• DAWの操作が難しい

などがあるからです。

でも、「ボカがち」は収録された素材、音源を組み合わせるだけで簡単に曲作りができます。

音楽理論がわからなくても、楽器が弾けなくても音作りの知識がなくてもプラグインを設定しなくても作れます。

経験者の方もあえて「収録されている音源だけで曲を作る」と縛って曲を作るのも面白いと思います。

クオリティの勉強になる

DTMや曲作りは一人で作業する方が多いと思います。

実際、「どのくらいのクオリティの音源を使ってる」「レコーディング（納品された音源）された音」とかを聴いたことがないって方が多いと思います。

例えば、ギターの場合はエフェクト処理するなら「このくらい歪ませる」とか「レコーディングを依頼したら「こんな感じで納品される」とか勉強になりました。

お財布にやさしい

サンプル音源の相場は、5000～8000円ぐらいで値段が高い商品だと1万円を超えます。

でも、ボカがちの値段は1100円でサンプル音源のなかでもかなり安いです。

安いからといって質が悪い、数が少ない、使いづらいということは全然ありません。

むしろ、質は良くて、数も多くて、使いやすかったです。
あと、ボカロ系のFXが個性的でめちゃくちゃ使えます。

おすすめの人

おすすめの人は、、、

• ボカロ系の曲を作ってみたい
• 簡単に曲を作りたい
• 曲作りを挫折した
• 曲作りがマンネリしている
• サンプルパックを買ってみたい

こんな方です。

曲作りは音楽理論とか楽器が弾けないとかプラグインの設定が難しいとかで挫折する人が多いと思います。

でも、ボカがちに収録されている素材を組み合わせるだけで簡単に曲が作れちゃいます。

また、ボカロ特有の効果音もたくさん収録されているので「欲しい効果音を探したけど見つからなかった」や「自分で作ってみたけどなんかいまいちだった」って方にもおすすめです。

FXだけでも、1100円以上の価値はあると思います。

あと、曲作りがマンネリしている方にもおすすめです。

• 素材を聞くだけでも創作意欲が掻き立てられる
• マンネリ防止、違う方法で作曲をすると引き出しも増える

冒頭の曲は「ボカがち」のみの素材で曲を作ってみたんですけど、良い意味でいつもと違う手順で作れて新鮮でした。

まとめ

今回は、「ボカがち～ボカロ曲で使われがちな音サンプルパック～」について紹介しました。

まとめると、、、

• 販売価格が安い（1100円）
• 収録されている音源の数は392ヶ（vital用プリセット含む）
• 組み合わせるだけで簡単に曲が作れる
• 素材の名前がわかりやすい

って感じです。