Ample Guitarを買ったら最初に覚える基本設定7選

「Ample Guitarを買ったけど、機能が多すぎて何から触ればいいかわからない…」

そんな初心者の方に向けて、今回は最初に覚えておきたい基本設定を7つに絞って解説します。

Ample Guitarは非常に高機能なギター音源ですが、最初から全部を理解しようとするとかなり大変です。

ですが、今回紹介する内容だけでも、かなり扱いやすくなります。

特に、

  • ギターらしい打ち込みにしたい
  • リアルな演奏感を出したい
  • プリセットの違いがよくわからない

という方にはかなり重要な内容です。

それでは順番に見ていきましょう。




① プリセットの設定

 まず最初に覚えたいのが、プリセット機能です

プリセットとは、ギターの演奏スタイルや音作りをまとめて切り替えられる機能のことです。

例えば、

  • アルペジオ向け
  • ストローク向け
  • リード向け
  • パワーコード向け

など、演奏方法ごとに最適化された設定が用意されています。

イメージとしては、Synthesizer V2の「ボーカルスタイル」に近いです。同じキャラクターでも、スタイルを変えると歌い方や雰囲気が変わるように、ギターもプリセットを変えるだけでかなり印象が変化します。

まず確認したい「Type」


 プリセット選びで最初に見るべきなのがTypeです

・Rhythm
→ バッキング向け

・Lead
→ ギターソロ向け

まずはこの違いを覚えておきましょう。

次に重要なのがサウンドの種類

 サウンドは大きく分けると次の3種類があります


・Clean
→ 綺麗で透き通った音

・Overdrive
→ 軽く歪んだサウンド

・Distortion
→ 深く歪んだ激しいサウンド

さらにCategoryでは、

  • Rock
  • Metal
  • Pop
  • Blues

ジャンル別に探すこともできます。

初心者の方はまず、

  • Rhythm × Clean
  • Lead × Distortion

などを組み合わせながら、違いを聴き比べてみるのがおすすめです。

また、プリセットにはアーティスト名が入っていることもあるので、そこも要チェックです。

ライブラリごとにプリセットは違う

 補足ですが、プリセット内容はギターライブラリごとに異なります

例えば、

・Ample Metal Eclipse 4
→ メタル向けプリセットが豊富

・Ample Guitar T
→ クリーンやアコースティック向けが中心

それぞれ得意ジャンルに合わせたプリセットが収録されています。

② FXパネル


 FXパネルでは、ギターにエフェクトを追加できます

主なエフェクトは、

  • リバーブ
  • ディレイ
  • EQ
  • コンプレッサー

などです。

空間の広がりを作ったり、ギターらしい質感を調整したりできます。

ただ、初心者には少し難しいポイントでもあります。

音が変わりすぎて迷子になりやすいため、最初はEQ以外OFFでも問題ありません。

▼EQは上から2番目

実際、リバーブやディレイはDAW側で後から調整したほうが、細かくコントロールしやすいケースも多いです。

おすすめの流れとしては、

「まずプリセットを選ぶFXパネルで不要なエフェクトをOFFにする」

という使い方です。

③ ピッキング位置調整


 これはかなり重要です

ギターは、どこで弾くかによって音が大きく変わります。

Ample Guitarでは、ピッキング位置を調整できます。

位置ごとの特徴

・ブリッジ側
→ シャープで硬め

・ネック側
→ 丸く柔らかい

・ネックミドル
→ やや柔らかい

・ミドルブリッジ
→ やや硬め

簡単に言えば、トーン調整に近いイメージです。

打ち込み感を減らしたい場合は、かなり重要な機能になります。

アコギでは演奏スタイルも重要

アコースティックギター系ライブラリでは、

  • 指弾き
  • ピック弾き

など、演奏スタイルも選択できます。

エレキギターと同様に、曲調に合った弾き方を選びましょう。

なお、Ample Metal Eclipse 4やHellrazer系では、位置調整ができない仕様になっています。

④ アンプの設定


アンプ設定では、

  • アンプタイプ
  • 歪み量
  • EQ
  • キャビネット
  • マイク設定

などを調整できます。

同じフレーズでも、アンプ設定だけで別のギターのように音が変わります。

まず覚えたい3種類

 初心者の方は、まず次の違いを覚えるのがおすすめです

・クリーン
→ 透明感のある綺麗な音

・クランチ
→ 少し歪んだロック向けサウンド

・ディストーション
→ 深く歪んだ激しい音

アンプごとの特徴

例えば、

・フェンダー系
→ 温かみのあるクリーン

・ジャズコーラス系
→ 透き通るクリーン

・マーシャル系
→ 抜けの良いロックサウンド

・メサブギー系
→ 重厚なハイゲイン

など、アンプによってかなり方向性が変わります。

特に、クリーン系とハイゲイン系では印象が別物レベルで変わります。

外部アンプシミュを使う場合


 Neural DSPやAmplitubeなど、外部アンプシミュレーターを使う場合は、Ample Guitar側のAMPはOFFにしましょう

アンプを二重にすると、

  • 音がこもる
  • 抜けが悪くなる
  • 歪みすぎる

など、不自然なサウンドになりやすいです。

⑤ エディターの切り替え

 Ample Guitarには、2種類のエディターがあります
  • ピアノロール
  • TAB譜風エディター

DTM経験者ならピアノロール、ギター経験者ならTAB譜風エディターのほうが使いやすいと思います。

▼ピアノロール

▼TAB譜

自分が使いやすいほうを選べばOKです。

▼背景色を白・黒で切り替えることもできます。

チューニング変更も可能


ペグを上下に動かすことで、チューニング変更もできます。

通常のギターなら、1音下げ程度まで変更可能です。

また、Eclipse系は標準で1音下げチューニングになっています。

⑥ Playing Mode


 Ample Guitarには、複数のPlaying Modeがあります

各モードの特徴

・Instrument Mode
→ 実際のギターに近い演奏を再現

・Keyboard Mode
→ ギターでは不可能な和音も入力可能

・Solo Mode
→ 単音専用でギターソロ向け

・Fifth(Power)Mode
→ パワーコード入力向け

・Octave Mode
→ オクターブを同時発音

初心者の方は、まずInstrument Modeだけ覚えれば十分です。

慣れてきたら、用途に応じて他のモードを使い分けていきましょう。

最初から全部覚えようとすると、かなり混乱しやすいので注意です。

⑦ Tab Reader


 これは、Guitar Pro形式のTAB譜を読み込める機能です

TAB譜をそのまま読み込める

 Guitar Proで作成したデータを、そのままAmple Guitarへ読み込めます

そのため、

  • ギター打ち込みが苦手
  • TAB譜のほうが理解しやすい

という人にはかなり便利です。

TAB譜のメリット

TAB譜を使うと、

  • 運指
  • リズム
  • フレーズ構成

などを整理しやすくなります。

DAWへ直接打ち込むよりも、

「先に楽譜を書く → 後から読み込む」

という流れのほうが効率的な場合も多いです。

また、Tab ReaderからAmple Guitarのエディターへ反映することもできます。

「ギターっぽい打ち込みが難しい」

という方ほど活用したい機能です。

まとめ

 Ample Guitarは非常に多機能なギター音源なので最初は難しく感じやすいです

ですが、まずは、

  • プリセット
  • アンプ設定
  • ピッキング位置

この3つを重点的に触るだけでも、かなりギターらしいサウンドになります。

ギターは細かなニュアンスが重要な楽器なので、打ち込み難易度は高めです。

ただ、ポイントを押さえれば、リアルなギターサウンドを作ることは十分可能です。

まずは難しく考えすぎず、いろいろ触りながら音の違いを楽しんでみてください。

SynthesizerV2・重音テト 発売決定!!

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