AIの進歩は本当にすごいですよね。
AIを否定するつもりはありません。
なぜなら、楽曲制作でも私生活でも、AIはすでに欠かせない存在になりつつあるからです。
実際にこの記事を読んでいる方の中にも、
- ChatGPT
- 音楽生成AI
- AIミックスツール
などを利用している方は多いのではないでしょうか。
その一方で、
「どこからがAI生成なのか?」
という疑問を持つ人も増えてきました。
今回は、視聴者の皆さんからいただいたコメントをきっかけに実施したアンケート結果をもとに、AIとの向き合い方について考えてみたいと思います。
アンケート結果
作曲でAIを使うとき、どこからが「AI生成」だと思いますか?
例えば、
- 音源選びやEQの目安をAIに相談する
- 提案された内容を自分で微調整して使用する
このようなケースについて、皆さんの感覚に近いものを選んでいただきました。
結果は以下の通りです。
・AIサポート(あくまで補助):42%
・AI生成(AIの影響が大きい):41%
・ケースによる(内容次第):9%
・気にしない/どちらでもいい:7%
驚いたのは、「AIサポート」と「AI生成」がほぼ同じ割合だったことです。
つまり、同じ行為を見ても、
「補助ツールとして使っているだけ」
と考える人もいれば、
「それはもうAI生成では?」
と考える人もいるということです。
人によって感覚が大きく異なることが分かる結果になりました。
音楽系AIはカテゴリー分けが必要かもしれない

個人的には、AIができることが増えすぎた現在、「AIか人間か」という二択だけでは整理しきれなくなっていると感じています。
例えば、AIにもさまざまな種類があります。
- 1曲まるごと生成する音楽AI
- 編曲やスタイル変換を行うAI
- 部分的なフレーズや素材を生成するAI
- 制作ツールとして使うAI
- 相談相手として使うAI
- 素材提供を行うAI
こうして並べてみると、すべてを一括りにして「AI生成」と呼ぶのは少し無理があるように思います。
一曲生成AIの場合
曲の大部分をAIが作るため、多くの人が「AI生成」と認識するでしょう。
AIを相談相手として使う場合
一方で、
「このコード進行どう思う?」
とChatGPTに相談するケース。
これをAI生成と呼ぶ人は少ないかもしれません。
Synthesizer Vの場合
歌声にはAI技術が使われていますが、作曲や編曲を行っているのは人間です。
これをAI生成と呼ぶのかどうかも、人によって意見が分かれそうです。
ミックスやマスタリングの場合
最近ではAIが自動でEQやコンプレッサーの設定を提案したり、音量を整えたりしてくれます。
非常に便利な機能ですが、最終的な判断を行うのは人間です。
AIの提案をそのまま採用する人もいれば、自分で細かく修正する人もいます。
このあたりの境界線も非常に曖昧です。
重要なのは「誰が判断したか」
AIを使ったかどうかよりも、
「どこまで創作上の判断を人間が行ったのか」
の方が重要なのではないかと考えています。
もちろん、これが正解だとは思っていません。
人によって考え方は違いますし、価値観もさまざまです。
だからこそ、今回のアンケート結果はとても興味深いものでした。
同じ作業を見ても、人によって受け取り方が大きく変わることが改めて分かったからです。
まとめ
おそらく来年には、今では想像もできないようなことが当たり前になっているかもしれません。
だからこそ、定期的にAIとの向き合い方を考える機会は必要だと思います。
AIは便利なツールですが、その使い方や捉え方については、まだ社会全体で模索している段階です。
皆さんは、AIとの向き合い方についてどのように考えていますか?
また、創作活動にAIを活用することについて、どのような意見をお持ちでしょうか。


